C;ON(シーオン)武道館への道 #11 がきおの「シノゴノ云わずファボります」 23.7.31.
「Now or Never」夏到来! C;ON(シーオン)の現在(いま)について
こんにちは! なんと2か月空いてしまいました。
シーオンの活動が控え目だったこともありますが、最大の要因は自分自身が6月に部署を異動したことです。現状に不満があったわけでもないので、まさに青天の霹靂(へきれき)でした。
環境が変わることへの不安もありましたが、お陰様で新しい仕事にも慣れてきたとともに、シーオンのライブを観る機会も増えてきました。
ということで、配信で観た夏フェスや全国ツアー今後のアナウンスなどを通して自分が感じたことをお伝えしていければと思います。
リニューアルしたSEはシーオンの名刺がわりに
少し前の対バンで「リニューアルする」という告知がありましたが、その時に直感でSEだ!となりました。実際に目にして、さらに配信で観たSEは楽器隊を前面に出したものでとても好印象でした。
やはりシーオンといえば楽器を操ることが売りです。
「緑のあの子」と「サックスのあの子」
初見の人が抱く印象は後者の方が多いはずですよね。
シーオンはこんなグループです、という名刺がわりになっていると思います。
そしてその「緑のサックスのあの子」佳子さんのひと吹き(という表現が適切かはわかりませんが)はライブの開幕を告げる号砲のようでした。
また、このSEは10からカウントダウンしているんですね。
全然聞き取れていなかったのですが、映像で確認していくうちにわかりました。自分たちも「10」「9」とカウントダウンしていけば盛り上がるかと思いましたがいかがでしょうか。バックの映像でベタですが数字が減っていく様子が入っていたらいい感じになりそうです。
リニューアル版のSEの効果ですが、自分としては以前の配信で飛ばしていたものを毎回SEから観るようになりました(失礼)。
だから「テン」「ナイン」を聞き取れたという流れです。
個人的には「Right in the night」や「新世界」のリニューアルも期待したくなります。こちらのSEだけで、シーオンをよく知らずに拍手を入れる方もいますし、インパクトは強いと思います。
気になっていた音圧、それを解消したライブでの迫力
4月30日に披露されて、現在多くのライブで演奏されている“推され曲”「Now or Never」についても思うことがありました。
それは新曲の持つ「圧」の強さです。
ベースラインを打ち込みに任せて、その音色を増やしながら主旋律をそれぞれが弾く。そのベースラインの圧により、厚みを出させることにも成功したのではないでしょうか。
以前からシーオンの音源は音があっさりしている印象を受けていました。
車の中で他のアーティストからシーオンに切り替えたときなどでそれを感じていたのです。
アイドルの楽曲はヴォーカルの圧はイマイチでも音響、特に音圧はギリギリのところまで調整していると思います。音源でも会場でも同様です。
ヘビメタやハードロック好きでもないので、音圧があればいいという考えではないのですが、一方で少々もったいないというのもありました。
ですので先日のツアーで聴いたときは驚きでした。
ベース音(音源)が大きい! だけど生演奏(ピアノ、サックス、ユーフォニアム)との差別化もできている! ヴォーカルも聴こえる。
この辺りの調整が良くて、パワーアップしたものを感じました。
ライブについてはネタバレもあるので詳細には触れませんが、細かいアレンジがありました。
個人的には「Noisy」の煽りタイムに溜めができたのがよかったですね。
新曲「Now or Never」が導く“ネクストステージ”
「Now or Never」ですが、歌詞も今のシーオンにぴったりです。
1月のライブ後の感想でも、「お金をかけるときは来ている」と触れていましたが、自分としては「今しかない!」です。
5月以降、ライブも少なく残念に思うファンの皆様もいるかとは思いますが、「大きな投資」をしようとしているのではないかと希望が膨らむこともありました。まなみのりささんの事務所との提携もそのひとつです。それに伴いスタッフも増えたのもありがたいことです。
では、シーオンにとっての「ネクストステージ」はどこなのでしょうか。
TIFだと「スマイルガーデン」「スカイステージ」、もちろん「ホットステージ」も視野に入れたい。
@JAM EXPOならば、メインステージの「ストロベリー」一択か。
そのようなことを思っていたこともあったのですが、TIFが昨年とほとんど変わらない扱いだったとことで考えを改めました。
TIFのタイテを見ていて分かったのは「上が詰まっている」状態なんです。
「今はそんなに動員ないだろ?」というグループもいて、枠を譲ってほしいところですが、簡単に「格下げ」はできないのでしょう。イベンターとしてもつらいところです。
そんな状況でここから地道に動員を増やすだけでは、イベンターがやる小さなイベント(miniなんとかや、なんとかJAMパーティ)に駆り出されて、いいように使われてるような気がしてなりません。
ならば適度な距離をとりながら(喧嘩別れする必要はない)、音楽イベントに参加するなど新たなフィールドでも勝負するのはどうでしょうか。
それがシーオンの「ネクストステージ」と思えてなりません。
「アイドルの何に重きを置くか」と問われて、自分は「物語」と答えます。
「ではシーオンの物語ってどんなものだろう」と考えると、浮かんでくるのは「みにくいアヒルの子」なんです。
童話とは違って、アヒルの子の中で逞しく育っていきましたが、それでもいつか白鳥として羽ばたく。
Take it to the high ground
Take it to the limit
Take it to the next stage
シーオンが夏を越えて辿り着くネクストステージがどこになるか気にしつつ夏を楽しみたいと思います!