見出し画像

C;ON(シーオン)武道館への道 #17 がきおの「シノゴノ云わずファボります」 24.05.25.

「LIVE EMPOWER CHILDREN2024」以降のシーオンを振り返る

こんばんは。5月6日に開催された「C;ON MAJOR DEBUT ANNIVERSARY ONEMAN LIVE」のアーカイブが期間限定で公開されていました。
自分の視点ではない会場の様子をみれてとてもよかったのですが、それにしても太っ腹すぎませんか?

「シーオンを多く人に知ってもらいたい」
という考えに基づいているとはいえ驚きました。
この考えがブレてない限り、シーオンはもっと大きくなっていくと思います!

製品化する前のものなので、音の細かい調整などはこれからだったと思うのですが、その状態でもとんでもないクオリティでした。

今回は駆け足で2月以降で印象的だったシーオンのトピックを記していこうと思います。

24.02.15.「LIVE EMPOWER CHILDREN2024」(後半)〜03.02. 「GIG TAKAHASHI」

シーオンのステージに関しては#15で書いていますが、シーオンの出番が終わってからのステージについて。

改めて振り返っても錚々(そうそう)たる面々が集まったんだなと思うのですが、オッサンの自分からはファン層が遠く離れているであろうDa-iCEやFANTASTICS、BUDDiiSのトークが軽妙で新鮮でした。

女性アイドルにありがちな、立っているだけの「お人形枠」がいなくて、イケメンでもボケたり突っ込んだりして、みんながトークの輪に入っていてエンターテイメントしていたのが素晴らしかったです。

歌唱とダンスは言わずもがなで、男性ならではの力強さを感じました。

そして、「シーオンはヤバいステージに立ってたんだな」と思い返すこととなったのは、すべての出演者の持ち時間が10分だったこと。
ゴスペラーズも、きゃりーぱみゅぱみゅも、倖田來未も、スカパラも、石井竜也も10分。

その9日後のアットジャムでは、シーオンが20分で最後のグループが25分!
ツッコミを入れたのは私だけではなかったはずです。
「アイドルのイベンター、シーオン様を舐めすぎてません?」
トリを任された「THE ORCHESTRA TOKYO」も大好きなグループなので大役を果たせたとは思っています。

その2月24日に開催された「@JAM the Field」ですが、一部のグループと対バンをする意味を自分は見出せませんでした。

自分たち(オタク)が動いて汗をかいて、お目当て以外は外で休憩するような人たちにはシーオンのよさを届けようがない。
嫌いなグループではないのですが、質が違いすぎました。


それと対照的だったのが、3月2日のギグタカ。ギグタカはシーオン以外のグッズを着た人たちもたくさん集まるのですが、2月の対バンと違って、ちゃんと主現場以外のグループを観てくれる。
それはオタクの民度というのではなくて、シーオンがギグタカファミリーとして良質なパフォーマンスを積み重ねてきたからかなと思います。


24.03.23.「絹井愛佳18歳!高校卒業記念ライブ」〜04.01. 「24.04.01. JAZZ SESC;ON」

生誕ライブはドレスのときがほとんどだけど、今回はこれから貴重となる制服姿でのステージでした。

3月23日に開催された「絹井愛佳18歳!高校卒業記念ライブ」は3月20日に18歳となった愛佳さんの「生誕祭」。

16歳、17歳の時は、それぞれお姉さん、お母さんが登場するという、文字通りの「家族感」のあふれる感動的なライブでした。

今回は「卒業発表会」といった装いがありました。
絹井愛佳の3年間での歌唱は「進化というよりも深化」と書いたことがありますが、3年間でのギターは「進化」していました!

いい意味でドキドキ感がなかった。

前後しますが、Billboardのライブではみんなで、つまり愛佳さんも栞音さんも演奏する曲がありました。

杏実さんをショルキーに押しやった(?)栞音さんがピアノ担当に。
「がんばれー」と応援していましたが、愛佳さんは普通にアコギを弾いていました。

(このあと「難なくギターを弾く姿はアーティスト・絹井愛佳として貫禄を感じました」と続けようとしたのですが、思い返すとあんまり観てなくて嘘はよくないなと思い削除)

生誕ライブに戻しますと、アコースティックパートでは、愛佳ファンではお馴染みとなった、みゆなさんの「生きなきゃ」を弾き語りで披露。

そして、ギターの武先生(肥沼武さん)とともに、元メンバーでヴァイオリン担当のLISAさんがさらっときてくれるのがシーオンらしい。

23年はLISAさんとシーオンメンバーによるアコースティックの「打上花火」を観れなかったので、ストリングスの音を聴けた(まさに琴線に触れた)のも趣深かったです。

さらに杏実さんを加えて4人で披露されたのは手嶌葵さんの「明日への手紙」でした。



Billboardで化粧直しをした名曲たち

実は初めてのBillboard、雰囲気も接客も素晴らしかった。さらにスペシャルカクテルの「YABAI果実酒」が予想以上に美味でした!

4月1日は待望のBillboard Live Yokohamaでのジャズセッション。

自分は1部しか観れなかったのですが、自分がシーオンに通い出した頃の曲、振り返ると5月のワンマンでやらなかった、「Masqurlady」「nonfiction」「Re:take」が装いをジャズテイストにして披露されたのがめちゃくちゃよかった。

作曲、編曲陣が、シーオンの5人の「音」にどういう音を加えていくかというのが、クリエイターとしての腕の見せ所でもあるけど、それは同時に悩みどころではないかと想像することがあります。

流行りの打ち込みを入れすぎると、作曲家自身の色は出せても生楽器が薄まってしまう。じゃあ、ロックに寄せるのか、ジャズに寄せるのか。寄せすぎてもそれはそれで難しい。

今回はもちろん「ジャズに振ってみよう」ということで、「Masqurlady」「Re:take」「nonfiction」が演奏の生の重なり合いが、まさにセッションでよかったし、今後、さらにこういう場を重ねていけば、過去の曲が渋みを増して新たな曲のように蘇っていくのではないかと思いました。

そして、この「アンパンマン」のやり取りも最高でした。2部のものですが、1部は真面目な語りからの展開も愉快でした。演奏かわ真面目だからエンタメとして素晴らしいいんです。


最後に。「歌が上手い」と思うとき

今回も締めは推しについて。
アイドル界隈では歌を「上手い」「下手」で語られがちです。
でも自分が好きな歌手、たとえば小田和正さんをライブで聴いて「上手い」ってあんまり思ったことがないんです。
上手いと理屈で感じる前に、気がついたら感動してたり、時には泣いてたりします。

それとは別に「小田さん上手いなあ」と思うときがあって、それは「カヴァーをするとき」です。
クリスマスの特番を観て思うことはあります。

「この曲、小田和正が歌ったらこうなるんだ!」という驚き。

ここまで、推しが小田和正みたいになっていますが、愛佳さんに戻します。

生誕の時の「生きなきゃ」「明日への手紙」もBillboardの「LA・LA・LA LOVE SONG」は「あいかマン歌上手いな」と素直に思いました。

しかも「生きなきゃ」や「明日への手紙」はどこか歌の主人公を演じてるようでしたし、「LA・LA・LA LOVE SONG」はノリノリでそれが伝わってきて単純に楽しかった! 

上手いなあと思わせつつ、楽曲の良さを表現できている。

JKブランドは無くなっても大丈夫。上手い人しかいないスタートラインからでもいいレースができると信じています。


ですが、早生まれなので18歳の期間もたくさん残ってます。せっかくだから自己紹介で18歳ブランドは使って欲しい。

シーオンを知らない人が「えっ18!?」とザワザワするのが自分は好きなので。


とにもかくにも、もう6月も近いけど、高校卒業おめでとう!

いいなと思ったら応援しよう!