ダーツってどんなスポーツ?其の二
さて、今回は前回の記事に引き続き、01(ゼロワン)についてご説明をさせていただきます。
01の種類は合計で五つあります。
301(サンマル)
501(ゴーマル)
701(ナナマル)
1101(センヒャクイチ)
1501(センゴヒャクイチ)
という感じです。
01というのは、上記の定められた数字を減らしていき、最終的にぴったり0にするというゲームです。
そう考えると、結構難しいんじゃないかとご心配になる方もいらっしゃると思いますが、301や501でもキャッチ(ミスして意図しない点数に入ること)が良ければ、上がり目(残り三本以内で上がれる数字)まで到達することができます。
最初はシングル上がりと言って、前回ご説明したトリプルやダブルで上がる必要はありません。
シングルから狙えるように練習してみましょう。
慣れてきたら、マスターアウトと言って、シングルやトリプルで上れるようになるはずです。
基本的にプロの試合は全てマスターアウトになっています。
ですが、最初から狙うのはなかなか難しいので、行けるな!と思った時などにトライしてみるのもいいかもしれません。
このゲームですが、単に数字を0にしていくだけと思いきや、前途した上がり目というものがかなり重要になってきます。
例えば、大袈裟に言うと150という数字が残ったとします。
これはブルに三本入れれば上がりという形で、一応上がり目となります。
逆算して、どの数字を狙えば0になれるのかという計算が必要となるのです。
なので、慣れてくるともう200台から上がり目を意識して投げたりする必要があったりするのですが、最初は180以下から上がり目を意識するといいかもしれません。
それでも難しければ、100辺りから意識してみてください。
基本的に一番多いのは、32残し、ブル残しをする人がプロでも結構多いと思います。
例えば、自分の万が来た時に、35という数字が残っていたとします。
その場合、まだ上がり目は出ていません。
どの数字を狙ったらいいのかわからない場合は、32を残すことを意識してみましょう。
つまり、3を狙って32を残すわけです。
これが結構魔法な数字となっているので、ちょっと盤面を見てみてください。
32なんて数字はどこにもないじゃないか!
という話になりますが、一番外の細いラインがダブルになるので、32は16のダブルになります。
この数字は、もちろん16ダブルに入れば上がりになり勝ちとなるのですが、万が一、16シングルに入っても、次は8のダブルか、16のシングルを狙えばいいのです。
なので、外した場合でも狙う箇所が大幅に移動することがないという点がメリットになっています。
まあこれはマスターアウト前提の話になるのですが、覚えておいて損はないと思います。
プロも全然32を残しています。
ちなみに、32残しのことを(ザンニー)とかって呼んでたりします。
それと、20のトリプルを残したりする方もいますが、20トリプルは(トップ)と呼ばれたりしています。
ブルだったり、トップは計算がしやすいのもメリットの一つですよね。
でも他の数字は訳がわからないという方、ちょっとしたポイントを抑えるだけで、18トリプルや16トリプルの数字を覚えられます。
これは最早算数のお話になるのですが、マイナス3というのが大事な要素になってきます。(私個人はそうやって覚えたので参考までに……)
まず、トップである20のトリプルは60になりますよね。
で、19のトリプルっていくつだ?という話になった時に、咄嗟にかけ算できるかと言われたら、すぐには難しいと思います。
その場合は、その一つ上の数字のトリプルから3を引いてみてください。
19トリプルの一つ上は20のトリプルなので、60になりますよね。
その60から3を引けば、19トリプルの数字でらう、57が導き出せます。
同じ理論で、18のトリプルは、20トリプルの二つ下の数字なので、60から6を引けば18トリプルの54が導き出せます。
主に使うのは、次回ご説明するクリケットナンバーと言われる、20、19、18、17、16、15になるので、これを覚えておくと、01でもクリケットでも有効的に使えると思います。
もちろん、シングル上がりでも楽しめるゲームではありますが、例えば初心者の女の子と遊ぶ機会などがあれば、男性側はシングル上がり禁止というルールで遊んでみるのもいいかもしれません。
そして最終的には目指せ1501を上がるというところでしょうか?
これ、上がれるようになると、かなり上達したという証になったりします
カウントアップで1000点を目指すよりかは簡単なので、行けそうであればどんどん挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
と、今日はこんな感じで終わります。
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