
グリップの極論……
こんにちは。
今日もダーツのお話です。
グリップに関してのお話をしたいと思います。
自分も含めてグリップに悩んでいる方は参考までに最後までお読みいただけると幸いです。
早速ですが、グリップは大きく分けて三種類存在すると言われています。
2フィンガー
3フィンガー
4フィンガー
の合計で三種類ですね。
グリップってもちろん人それぞれなのはよく聞く話だと思います。
大半の方がプロも含めて3フィンガーか4フィンガーですよね。
そして、深さはもちろんのこと、指の長さ、太さ、親指の剃り具合、手首の背屈度合いなどなど、様々な要素が加算されるので、人それぞれになるのわけなのですが、実際にはグリップは一種類しかないと考えています。
もう答えを先に出してしまいましょう。
そのグリップとは……
2フィンガーしかない。
という結論です。
一番マイナーなグリップが極論とはどういうことか?というお話なのですが、ここで私のように毎回同じようにグリップできない方について少し触れていきましょう。
指先というのは神経が多く通い、非常に繊細な部分になっています。
更に、ダーツにおいては唯一の接着面となります。
なので、ただでさえ繊細な要素に加えて、その日のコンディションに左右されやすいというのはよくある話です。
グリップに悩んで、今日は調子が悪いだとか、永遠に自分に合ったグリップが見つからないという方に朗報です。
グリップを変える必要がなく理想のグリップを見つける方法があります。
それは、まず最初にいつも通りにグリップしてみてください。
3でも4でも何でも構いません。
自分が握りやすい、握りなれたグリップを作ってください。
グリップをするにあたり、必ずダーツと指が接着しているはずです。
さて、そこで余計な指の力を排除してみましょう。
例えば3フィンガーだったら中指。
4フィンガーだったら中指と薬指。
つまり何が言いたいのかというと、擬似的に2フィンガーを作っていただきたいのです。
人差し指と親指だけで握るようにしてみてください。
その指以外は本当に僅かにバレルに触れる程度。
それだけでいいのです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、その二本の指で握ると、半自動的に手首が背屈する、または背屈させやすくなると思います。
なぜかというと、今までは中指や薬指も使っていたので、バレルが全体的に手前に来てしまっていたのです。
それを排除することにより、しっかりと手首を背屈させることができるはずです。
そして、投げる時、最初は違和感を感じるかもしれません。
更に、綺麗に飛ばすには少し練習が必要になるでしょう。
しかし、例えば4フィンガーだったとしたら、指を四本使うのと、二本使うのとでは再現性に大きく差が生じます。
単純に半分になるので、再現性が高くなるのです。
これで、一ヶ月も練習していれば、2フィンガーでも投げられるようになるはずです。
思った以上に親指と人差し指以外の指に頼っていた方は多いのではないでしょうか?
あくまでも、それ以外の指はバレルを支えるサポート程度だと考えていただき、実際に投げる時に使用するのは親指と人差し指だけなのです。
意図的に回転をかけるだとかその場合にも他の指が邪魔をしないので有効的な手段になります。
という感じで、ダーツとは……
二本の指で飛ばすスポーツなのです。
たかだか18グラム前後、指二本で十分だと言えるでしょう。
人によっては、それにより手離れの改善にも繫がり、リリースも安定する可能性もございます。
参考までに、今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。