音楽に救われるという事
どうもガキです!
ここ数日、
理由はわからないんですが
不安を抱えていました
なんとなく胸のあたりがザワつくというか
あまり経験したことのない感覚でした
いくつか原因を探っていたんですが
結果はわからなかったんですよね
恐らくまとまった空き時間ができたので
何かもっとやらなきゃと焦っていたのかなと
いずれにせよこれは本題ではありません
話したかったのはこの次の展開なんです
先程何気なくネットを見ていたら不意に
すごい誹謗中傷記事にぶち当たっちゃったんです
そんな記事読んでも1ミリもプラスにならないので
普段は読まない様にしています
ですがたまたま知っている人の記事でしたので
ちょっと目を通してしまったんですね
内容はほとんど批判的な意見で埋まっていました
一体どういう事なんだろう?
そこで僕は考え始めてしまいました
批判する側と批判される側
中立の人と傍観する人
面白がってる人も中にはいます
どの意見が的を得ているんだろう?
考えてもわかりませんでした
当事者ではないという事もあり
自分が持つ情報が少なすぎる
だからいずれの立場にも寄れず
答えも導き出す事はできませんでした
良くなかったのはこの後です
批判的な意見のパワーが強すぎて
僕自身がダメージを受けてしまったんです
まず思った事が
「ネットって怖い」
って事
もちろんネットじゃなくても同じですが
人は様々な考え方や生き方があります
正しいと思って起こす行動がそのまま
全ての人に当てはまるとは限りません
だから何かを発信したり行動したりすれば
予想外の反発を受けるリスクが当然ある
知ってたつもりではいましたが怖くなりました
自分だったら耐える事ができるだろうか?
そう、考えた時点でハッと我に返り、
急いで別の画面に切り替えました
精神状態がセンシティブだった事もあり
向こうの世界に持っていかれそうだったからです
この問いにはいずれ自分で答えを出さなければ
そう思いましたがその時は無理でした
まともに向き合ったら全てを投げ出してしまう
それほど強く気持ちが引っ張られていたんですね
そして僕は気分を変えようと
スマホの画面を開きました
そこにたまたま映し出されたのは
「Tiny Desk(Home)Concerts」
ミュージシャンが通常演奏する様な会場でなく
部屋の中から音楽を届けるというコンセプトで
いつもと違ってリラックスした雰囲気が良くて
コロナ以前から大人気のアメリカの番組です
何気なくクリックしたのは
「Lianne La Havas」
というイギリス出身のシンガーです
プリンスと共演した事でも知られています
コロナの時期に収録した映像らしく
部屋の中を映し出した画面の向こうに
彼女がギターを持って座っています
そして言葉少なく彼女が歌い始めました
動かした指がギターに擦れる音、ありますよね
フィンガーノイズがとても大きく聞こえるくらい
カメラとの位置がとても近い状態です
ゆったりとした曲調が多く、
英語でしたが何を歌っているのか
ちゃんと聞き取れるくらい
しっかりと言葉が入ってきました
目を閉じて歌っているのに
ギターの上をしっかりと指が移動しています
彼女に取って楽器は体の一部なんだな、とか
どのくらい練習と向き合ったのかな、とか
この際どうでもいい事が頭をよぎりましたが
そこも含めて素晴らしいなと感じました
そして車の中で演奏を全て聴き終えてから
この文章を書き始める事ができました
気持ちはとてもクリアになっています
音楽に救われるとは思わなかったな
僕は今まで気分が良くない時、
音楽を聴く事ができなかったのです
もちろん音楽以外の事も全部できないんですが
気分が悪い時はその事で頭が一杯になる
そしてそれがしばらくの間、続くのです
だから今回の経験は初めての事でした
「音楽に救われた」とよく聞く事はあっても
その意味を深くは理解していませんでした
僕はようやくその意味を少しだけ理解しました
正確に言うと、
「音楽を聴く事で気持ちの整理がついた」
こんな感じでしょうか
先程のネット誹謗の話についても
自分の考えはまとまってきました
今の自分が出来る事、思っている事を
正直に真っ直ぐ伝えていくだけ
もちろん軽率な発言は控えて
慎重に言葉を選ぶ必要はあります
そこはしっかり踏まえた上で
真っ直ぐ進んでいくしかない
途中つまづいたり間違ったりしたら
その時も真っ直ぐ向き合うだけ
非常に抽象的ですがそんな感じです
少なくともここで前進を止める必要はない
自分の場所でコツコツやっていくしかない
そう前向きに考える事ができました
そして、
改めて自分の弱さを自覚できた事、
そんな自分を見つめ直す時間の大事さも知った
付け加えて
音楽が寄り添ってくれて人は救われる事がある
今更ながらそれを知れた事がとても嬉しかった
そんな朝でした
皆さんはどうお考えでしょうか?
いつか、
彼女の様にギターを弾きながら
歌えたらいいなと思いつつ
100%練習しないだろうなとも
確信してしまっている「ガキ」でした
じゃあね
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