夢のおもしろイベントに参加してきた
こんにちは。お久しぶりです。
最近は、社会の歯車のひとつとなり、
慌ただしい日常を過ごすなかで、
自分の考えや思いに目を向ける時間を取らず、
気づいたら時間が経ってる、なんてつまらん大人をしています。
そんな中、
2020年からずーーーっと待っていた、
『六本木アートナイト』という、イベントに参加してきました。
めっちゃ待ってた!!!
どんなイベントかというと、
六本木の街に様々なアートが集結して、
オールナイトで楽しもう!という参加型イベントです。
2020年の1月に、
大学の講義に(多分)実行委員長の方がゲストスピーカーとしてきてくれて、話をしてくださいました。
2019年の様子を見ながら、講義をしてくれたのですが、配布されたパンフレットに夢中になり、
お恥ずかしながら講義でどんな話をされていたのかは正直覚えてないくらい、
「おもしろい!!」
を感じていました。
その講義直後は会う友達会う友達に
このイベントの話をしていたと思います。
そのときよく会ってた友達でこの話を熱弁された人は少なくないのではないでしょうか。
絶対参加する!!!と意気込んでいたものの、
某ウイルスの悪さによって、
延期に延期を重ねていました。
実はこのイベントに心を奪われたので、
2021年のオンライン開催も、
2022年のデイ開催も、
両方参加していたのですが、
"オールナイト"にこだわっていたので(私が)
満足度はいまいち。
そして、
2023年。
オールナイト開催。
4時間連続授業、部活を経て
バッチリ仮眠をとって、
終電で六本木へ。
当時の私の話を聞いて、
一緒に参加したいと言ってくれた友達2人と参加しました。
(ちなみにこの2人はほぼほぼ初めまして)
深夜の六本木はちょっぴり治安が悪く、
海外の匂いがしていましたが、
ヒルズや森ビル周辺は落ち着いた様子。
夜中にアートを楽しむという猛者が集まってます。
アートを眺めて一生懸命にメモを取る
アートナイター(勝手に参加者をそう呼んでいた)もいました。
騒音注意の中、
夜中の公園ですごろくをしました。
そのすごろくの終わり側、
急にフワちゃんみたいな派手な格好をした2人のワカモノが乱入してきて、
日本語なんだけど、なに言ってるのかわからない言葉を発し、急に走り去っていきました。
それを追いかける20人くらいの大人。
もう意味わからん、でもおもろい。
ということで、
すごろくが終わったらすぐにその集団を探しにいきました。
地面に寝そべって何かを言っています。
実はこれ、
【のあんじー】という
役者の方でして、
コロナによって学校が休校になったり、
お店が臨時休業になったりで、
居場所が失われていく中、
自分たちの居場所は自分たちで造るんだ、
という意思のもと、
70歳になるまで毎年公演を行う、という2人組でした。
実は、この2人は
六本木アートナイトの企画ではなく、
本当にただ勝手にやってるだけ。
それでも熱意もって実際に行動に起こしてる姿を見て、
感動しました。
2人なりの哲学を持ち、
行動に起こす。
かっこよかった。
そして六本木の街を散策しながら夜明けを待ちます。
朝5:30。
頭もぼーっとしてくる中、
ついにこの瞬間がやってきました。
メインステージのところに
4つの譜面台と椅子。
『クラシックなラジオ体操』
がいよいよ始まります。
これを楽しみに私は3年間待ち続けました。
これは、東京フィルハー交響楽団の皆さんの生演奏に合わせてラジオ体操ができるという企画で、
ワクワクが止まらなかった。
最初は楽団の方の演奏があって、
裏側には、
体操のお姉さんが控えてて、
銀河鉄道999やトトロの曲を披露してくれました。
そして、、、
いざ、体操のお姉さんが登場し、
ラジオ体操スタート。
あの耳馴染みのあるメロディが、
とても美しい音色と共に体に染み込んでいく。
オールナイトを乗り越えた先の
心地よい疲労感と共に体に響きます。
夢のような時間でした。
素敵な音楽と、
楽しい友達と、
夢のようなラジオ体操。
生きてて良かったと
思いました。(冗談抜きで)
楽しすぎて写真がない!!!!!!