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7年間拒まれ続けた私が、夫に不倫を公認されるまでの話②(同棲編)

先日、私は夫から不倫を公認された。
実の夫から、夫以外との性行為を認められたことによって、悲しいわけでも、嬉しいわけでもない、なんとも言えない感情になっている。

そんな今の感情を整理するためにも、これまでのことを振り返りながらまとめてみようと思う。

セックスレスカップルの同棲生活

私たちがお付き合いを始めて1年が経った頃。(2015年)
少しずつセックスレスの傾向が深まっていたものの、お互いに好意があること、楽しさや安心感があることもあって、迷わず同棲をスタートした。

元々、互いに一人暮らしをしている家に行き来していたこともあって、そういった手間がなくなったことや、長く一緒にいられることが純粋に嬉しくて幸せでいっぱいだった。

転職。そして病み期へ

同棲生活が始まって4ヶ月が経った頃。
私は念願だった転職をした。
自分の実力を試したい!と意気込んでの転職だった。

しかし、程なくして仕事の忙しさが増していき
早朝出勤、毎日終電近くまで残業(残業代なし)、昼休憩もなし…と
元々あまり体力がなかった私は十分に休息や食事が取れない状況にどんどん疲弊していってしまった。

「あんなに意気込んで転職したのにここで辞めたら情けない」
「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ…」 ←ん?
と、どんどん自分を追い込んでしまった。

精神的に不安定な状態が続いて彼氏(いまの夫)に当たってしまう日々が続き、ますますセックスレスは悪化していった。

誘惑と気の迷い

そんなある日のこと。
私は学生時代の先輩に誘われて休日に飲みに行くことになった。
息抜きにもなるし、嬉しい誘いだった。

先輩は爽やかな見た目でモテている印象の男性だった。
とはいえ、遊んでいる印象もなく真面目な人だと思っていたので私は安心しきってのこのこと食事の場に向かった。

その後、まさかあんなことになるとは…当時の私は全く思いもしていなかった。


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