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7年間拒まれ続けた私が、夫に不倫を公認されるまでの話①(出会い編)
先日、私は夫から不倫を公認された。
実の夫から、夫以外との性行為を認められたことによって、悲しいわけでも、嬉しいわけでもない、なんとも言えない感情になっている。
そんな今の感情を整理するためにも、これまでのことを振り返りながらまとめてみようと思う。
「不倫公認」ときくと、仮面夫婦なの?と思う方もいるかもしれない。
でも、私たちは毎日の食事も一緒、寝るのも一緒。
結婚して4年以上が経つけれど、毎日会話もはずんで笑い合う仲。
夫は私にとって、友達のような、兄弟のような、時に親のような…色々な要素を兼ね備えた頼りになる存在。
そんな夫との関係を振り返る。
7年にわたるセックスレス
今から9年前。(2013年)
会社の同僚だった私たちは、他の同僚も交えて複数人で飲みに行ったり、家に集まったり、とよく交流していた。
当時の夫には同棲している彼女がいた。
そして私自身にも彼氏がいたこともあって、まったく恋愛感情が芽生える予兆を感じていなかった。
仕事の悩みや恋愛の悩みに対して容赦なく意見を言ってくれる人だったから、なんでも言える存在になっていた。
1年後。(2014年)
偶然にも私たち二人はほぼ同じタイミングで当時お付き合いしていた人とお別れをした。
別れて傷心中の男女が、励まし合う仲で関係を深めるという…今思えばよくある展開。そんな典型的な恋のスタート。
はじめこそ、友達から恋人として相手をみる難しさを感じたけど、楽しい時も辛い時も真正面から向き合ってくれる彼の存在は日に日に大きくなっていった。
互いの家を行き来する日々。
会える日は嬉しくて毎回求めてしまっていた私は、ある日彼から「会った時にいつもエッチが始まってしまうことが辛い」と言われてしまった。
男の人から性交渉を断られるのは人生で初めての経験だった。
それから頻度を減らしてお誘いするようにしたが、受け入れてもらえる頻度は2回に1回、3回に1回…とどんどん減っていってしまった。
それでも、それ以外の二人の時間は本当に楽しかったから、私がもう少し我慢すればいい。求め過ぎはよくないと反省する日々だった。
次回はそんな私たちが同棲生活をスタートしてからの波乱の日々をお届けします。