見出し画像

【強みを見つける】ガキビズの支援内容

こんにちは、大垣ビジネスサポートセンターの松浦です。前回までの内容に続き、ガキビズの支援内容について紹介していきます。

今回は、「強みを見つける」ということについて。

「強みを見つける」ということについては、相談者から「強みを見つけてもらいたいんです。」という目的で相談予約が入ることはめったにありません。具体的な困りごととしては、お店の経営者だと「チラシをまいたけれども、全然反応がなくて困っています。」や、例えばメーカーだと「取引先から無理を言われて新しい販路を広げたいんです。」といった具体的なことがほとんど。

もう少し抽象的な内容でも、「今後の事業展開を検討する中で、客観的にアドバイスをもらいたい。」と言われることもあります。ただ改めて振り返ってみても、「強みを見つけてもらいたいんです。」と言われることは、5000件以上相談を受けてきても、片手で数えられるぐらいの回数だと思います。

そう考えると、「強みを見つける」支援というのは求められていないようにも思えますが、決してそうではありません。なぜなら、チラシで効果を出すにも、新たな取引先を見つけるにも、何なら今後の事業展開を考えるにも、「強み」が成功のキーポイントになるからです。

強みが必要なことは様々な本でも語られているのでここでは詳細な説明は省きますが、一つだけドラッカーの名言を紹介します。

「何事かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、到底できない。」

「強み」の見つけ方

それではどうやって事業者さんの強みを見つけていくのか。それは、徹底したヒアリングにあります。相談を受ける中で、「こんなこと初めて聞かれました。」「今まで考えたことありませんでした。」等というような声を頂くことがありますが、創業の動機や顧客からの声、関わる人の実績など幅広い角度でおたずねします。

その際に大切にしていることが、

「これまで商売をしてきたからには、必ず選ばれる理由、つまり強みがある。」ということです。

「うちには何もとりえがないんですよ。」など特にうまくいっていないときには相談者が自信をなくされていることもあります。そんな場合でも、こちらが諦めることなく、一緒に振り返って見つけていく、再発見していくようにしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?