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【強みを伝わる形に変える】ガキビズの支援内容

こんにちは、大垣ビジネスサポートセンターの松浦です。前回のブログでは、ガキビズの支援内容として、強みを見つけるお手伝いをしますと書きました。今回はその続きで、強みを伝わる形に変える支援について紹介します。

強みは伝わらなければ意味がない

相談者に色々お聞きする中で、その事業者の強みや特徴がつかめてきて次に考えることは、その強みがどうすれば伝わるようにできるかということです。その時にどうすれば初めて聞いた人でも理解してもらえるか、ということを大切にしています。「業界の人は分かる」、「専門知識がある人だけがわかる」ではなかなか広がりません。それを強く実感した、金属加工会社の支援事例があります。

「展示会で見せられるものがない」と悩む会社

金属加工会社が相談に来られておっしゃったのは、「技術力には自信があるが、加工している製品は相手先のものなので、ホームページや展示会で見せることができない」ということでした。お話しを聞いていると、海外でも高く評価されている自転車部品の加工を任されているとのこと。そのことについて掘り下げて聞くと、そもそも加工が難しいマグネシウムやチタン等の金属を扱っていて、同業他社で断られる案件が寄せられるといいます。

その話を聞いていて感じたのは、「金属加工におけるSWATみたいな存在だな」ということ。そしてそこから金属の種類やより一般的に伝わる表現を考え、「難加工金属の特殊部隊」というコピーを提案しました。そしてホームページ等でこのコピーを使って、自社の技術力をアピールするようになりました。

そのことによって変わったのは、金融機関です。金融機関もこの会社が技術力が高いことは分かっていたけれども、何と紹介していいかわからなかったようです。ところがこのコピーによって、金融機関が積極的に技術をもとめている会社を紹介してくれるようになったといいます。

伝わる表現をつくるには

強みや特徴を伝える表現を考えるとき、自分がその会社を知らない第三者に、どのように紹介すれば魅力を感じてもらえるか、という視点で考えるようにしています。そのためにもじっくり話を伺い、その会社のことをちゃんと理解できることが最初のステップです。お話しを聞きながら、一緒に考え、相談者が納得することも大切にしています。

自社の紹介やお店の説明にお困りの際、お気軽に相談を寄せていただければと思います。


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