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台湾、精神科のすゝめ
やっほ、みんな元気?息してる?
これは敬愛するYouTuber「こんびにこ」さんの決り文句なんですが、そんなこんびにこさんのYouTube見てて、思ったことがあったから書こうかなって。
こう見えて、台湾の精神科にかかって2年の大ベテランなんですが、何がいいってやっぱり医療費の安さ。
もうびっくりするぐらい安い。
診察費は健保(国民健康保険)使って驚異の100元、お薬代も60元左右というね。いやほんと、外国人なのに保険料を納めてるとはいえこんなに恩恵を受けているのが申し訳ないくらい。
台湾の少子高齢化は先進国に負けず劣らず進んでるんだけど、それでこの医療費の安さは大丈夫なんかなと心配になるよね。
そんなことはおいて、さて本題。
まあなんで精神科に行くことにしたかっていうそこなんだけど、結論から言えばもうバチボコに病んだ。
いつだったか、去年くらいに台湾の某大学で日本人正規留学生が在学中に自死を選んでしまうという悲しい話があったよね。
あれは悲しい話かと言われるとそうなんだけど、でも実は普通に誰にでもあり得る事態なんだよなぁって、私は思います。
台湾って日本人にとってはとてもいい国だと思うんです。
台湾人は少なくとも日本人には優しいし、巷では「親日国」っていうぐらいだからね。ご飯も美味しいし、何でもあるし、人も優しいし。
でも、ここは外国なんだよね。
あまりにも居心地がいいから忘れそうになるんだけど、海外に来てのこのこ大学なんか通っちゃって勉強してるんだわ。
もうそりゃ、生きてるだけで丸儲け、生きてるだけでストレスと言っても過言ではない時期になることも当然ある。
だからそういう時、誰かに話せるといいよね。話せなくても、SOSが出せるといいよね。死は救済かもしれないけど、それで解決するかもしれないけど、後片付けとか遺品整理を家族に押し付けるって考えたらきついよね。
まあそんなときに、ちょっとハードル高いかもしれないけど台湾でお医者さんに行ってお薬もらうのもいいかもね。
自分でどうにもならないとき、お薬でコントロールするのってとっても大事。依存性とかそういうの怖いっていう人もいるけど、大丈夫、死ぬよりは全然怖くないから。
そもそも、お薬ってお医者さんの指示の下、適切な量を適切なタイミングで飲んで、適切に減らせば副作用は最小化されるようになってるから。
そのために死ぬほど勉強したお医者さんがいるわけだし、少なくとも台湾のお医者さんたちはとても優秀。
まあ、とーってもしんどいときはそんなことも考えられないし、薬を適切に飲める判断力もないかもしれないね。
そしたらもう日本に帰ろう。別に帰っていいんだよね、だって帰るところがあるんだし。それくらいの気持ちで今日も生きてこう。