【M5stack】白くまちゃん
暑さと戦うすべての皆様、お疲れ様です。今年は特に新型コロナウィルスへの配慮から、窓を開けた部屋でエアコンが効かず大変でした。そんなアツい夏にあなたの味方になってくれるのがウェアラブル扇風機”白くまちゃん”です。
白くまちゃんのネーミングは某家電メーカーのエアコンから。
1、白くまちゃんの特徴
①ウェアラブルでどこでも涼しい
工事現場などで最近流行のウェアブル空調服。ホームセンターで買うと1万円前後する空調服ですが、自分で作れば格安でできちゃいます。
今回はYシャツに穴を開けて事務作業の方でも使える空調服に加工しましたが、マジックテープで色んな服に取り付け可能です。
②Cuteな白くまちゃんが癒しを演出
今回は3つの白くまちゃんをドット絵を描いています。STOP時、LOW時(微風)HIGH時(強風)で違った白くまちゃんで癒されます。実はこのプロジェクトで1番時間のかかった工程( ´∀` )
③風量を2段階調整
風量をLOW(微風)とHIGH(強風)と2段階に切り替え可能です。暑くてたまらない時はHIGHで、バッテリーを長持ちさせたい時はLOWに切り替えて使えます。PWMの仕組みを使って風量を調整しています。
2、主な材料
①M5stack(Basic)
②モータードライバ TA7291P
③モバイルバッテリー
④Yシャツ
⑤ハンディ扇風機
3、配線
モーターを使ってモーター(扇風機)のスピード制御をしています。GPIO16とGPIO17からモーターのON・OFFの制御信号を出し、GPIO1からPWM信号を出し、モーターのスピードを制御しています。
4、ウェアラブル扇風機の加工
ハンディ扇風機(ダイソー:300円)をウェアラブル扇風機に加工します。バラしてプラバンを挟み込みます。グルーガンでプラバンとマジックテープをくっつけて完成。実はかなり頑丈に作ってます。
5、ドットアニメーション
実はモニターを上下逆さまに使っているので、ドット絵も上下逆さまに描いています。上がLOW時のアニメーション、下がHIGH時のアニメーション。
6、感想
空調服が欲しくて買おうと考えていたところ、思ったより高価だったので自分で作ってみました。ハード面の作りこみが夏休みの工作を思いだしました。
あと、今回制作過程をアップするにあたって、動画編集の環境を整えたり、YUOTUBEへ動画をUPしたり、noteを使って製作の過程をまとめてみたりと、普段使っていないツールを使う場面が出てきたりして、時間はかかったけど、楽しみながらできました。