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2021年7月。私はアイドリッシュセブンと再会した。

2021年。個人的に色々な事があった。
別にストレスを抱え込む性格ではなかったのだが、
精神的疲労というものは徐々に蓄積されていったのだろう。

そんな時、私は彼らと再び出会った。

はじめに

これは、アイドリッシュセブンというコンテンツに出会ってまじよかった!アイナナありがとう!そして出戻りさせてくれてありがとう某氏!
という内容をメモがてらゆるーく書き綴っているだけです。
最初だけ少し重めですが、暇潰しに読んでやってもいいぜ、という方だけどうぞ。

父の他界

7年前、父親が病気になりました。
病名は避けますが、手術以来ずっと治療を続けて、毎年父親の誕生日が来る度に「あ、今年も無事に迎えられた」なんて思ったものです。

そして2021年6月の終わり。
色んな媒体で耳にする医師からの「覚悟しておいてください」。
体力もなくなり、行える治療もなくなっていたので、この言葉が口に出されるのも必然といえば必然。
想像はしていたものの、いざこの身に降りかかってくると、衝撃なんて言葉が生ぬるく感じるくらい、頭は真っ白になりました。

それから暫く、本人も精一杯頑張ってくれましたが、
2021年9月、天国へと旅立ちました。

手術後、医師から言われた「5年は保証します」宣言から7年目のことでした。


はじめまして

ソーシャルゲーム「アイドリッシュセブン」
2022年の今年、リリースから7周年を迎えるリズムゲームアプリ。

医師の宣言からまもなく、私は再びこの作品に触れることになりました。

アイドリッシュセブンと私の最初の出会いは2016年。
まもなくメインストーリー第6部が公開されますが、この頃は第2部が公開されて数か月…あたり。確か。
2021年の再会時、公式ページのキャラクター紹介のところ、Re:vale先輩を見て「誰」ってなったのも記憶に新しい。
ŹOOĻも当然知る由もないわけです。

世の中に存在する多くの乙女ゲームをそこそこプレイしてきた私。
根っからのネオロマンサーなのでルビーパーティー作品は勿論、オトメイト作品やその他多くのイケメンたちと出会ってきました。
ゲーム的な評価がどうであれ、気になったものは「ここからここまで全部ください」状態。
リズムゲームでいえば、某プリンスさまっ♪も、我がおたく人生の道筋にはしっかりと存在しておりました。(推しは黄色い人ですがここでは割愛)

主人公ラブにおなか一杯

ただし、この頃から、
中身薄めの声優さんホイホイ なゲームが目立ち始めた気がして、
(わかってて買うしプレイするので文句はない)
(※個人の意見です)
最初から主人公ラブだったり、前触れもなしに主人公ラブに変貌したりと、
イケメンたちの主人公へのラブ矢印がすぎると、おなか一杯になり始めたわけです。
プレイするにあたり、主人公=自分、ではないのですが、
あまりにも、うーーーーん、という感じ。

何気なしに始めた「アイドリッシュセブン」も、
最初からルート選択のごとく、「誰を応援しますか」と選ばされ、
プレーヤーであるマネージャーを連呼することから、「ああこのゲームもか」と思い、プレイするのをやめたわけです。
結局、選んだところで全く関係なかったわけですが。
(あれは…何ダッタンデスカ?)

最初のプレイデータ、リンゴ社だったので(?)今だ健在なのですが、
分かる方には分かるでしょう。
……なぜ、ここでやめた私。馬鹿じゃないの?!
と今ならハリセンもって突っ込みに行きます。


リプトンとM氏

アイドリッシュセブンというコンテンツが存命していることも知らず、訪れた運命の2021年。

リモート同棲中(と言ってもいいでしょう)だった友人M氏が、アイドリッシュセブンにハマっていることが発覚。
TRIGGERの初単独ライブ『TRIGGER LIVE CROSS "VALIANT"』の配信が終わる~と嘆いていたり、双子ガチャでしっかり二人分の課金をしていたり。
おたくの悲鳴は身体にいいわ~なんて呑気に思っていたこの頃。
(のちに双子推しとなり、誕生日が終わってハマったことを嘆くのであった)

それ以外にも、リプトンでIDOLiSH7がコラボするということで、田舎住みの良さ(?)を使ってレシート集めに協力してみたり、画像も見せて貰ったりして、意図せずIDOLiSH7に触れることが多かった7月だった気がします。

M氏宅にお嫁に行ったリプトンりっくん。
陸くん、と呼んでいるあたり、初々しさを感じますね(?)
りっくんのアホ毛には泣かされましたが、今思えば、この作業が一番気持ちを和らげてくれてたのかもしれません。
作成中、リモートで会話していたこともあり、何も考えずに楽しめた作業でした。

そして、シャドーボックス作成の間、M氏から話を聞いているうちに、アニメあるなら見てみるか、と見始めたのです。
恋愛要素がないことと、M氏がハマってるならと、軽い気持ちで。

再会。そしてアニナナと期間限定YouTube公開

結果。
アニメ二期まで見終わり、アニメ三期第一クール(この時点で1~2話)まで追いつき、「え、続き…つ、づ…き…」となり、アプリを再ダウンロードすることに。

作中で、天にぃがIDOLiSH7に対して「失敗や挫折、波乱を繰り返している」と口にするほどに、表面では見えない部分をメインに繰り広げられるメインストーリー。進めていくことに、それぞれのグループで次から次へと色々なことがまあ起こる起こる。人の心がない…と、負けるな、と思いながら読み進めていきました。
キャラ絵がありなっちだったこともあり、キラキラしている、よくあるアイドルもののゲームだと思ったあの日の自分に教えて差し上げたい。

数年後。情緒狂わされるぞと。

ここからこの時点で配信されている第4部のラストまで、怒涛に駆け抜けたのは言うまでもありませんね。

ダウンロードした記憶のない2018年。
これで2度目の出戻りだと発覚(笑)
このデータをリセットして1からRESTARTしたのです。


こうして、マネージャー業に真面目に取り組むこととなりました。
時折内容的にしんどい…となりつつも、心穏やかに見える話と、心穏やかに見ることが出来るナナライ、RabbiTube、Vibratoの期間限定無料公開には本当にお世話になりました。

この頃すでに8月。
正直、余計なことを考える日が多くなってきました。
考えたところで仕方がないことだとは分かっていても、なかなか人間そううまくいかないものです。

仕事が終わって、YouTube開いて、ナナライもしくはVibrato(特に5話~8話)を繰り返し見るようになりました。隙あらば、見てました。見ていなくても液晶からアイドルたちの日常、そしてライブを流すだけで癒されました。
基本、リズムゲームが得意ではないのですが、無心にノーツを叩けるというのも、この時期の自分には合っていたのかもしれません。
(そんな気分の時に叩くと楽曲に申し訳ない気もしないでもない…ごめんね桜さん)

何気ないIDOLiSH7のオフの日のわちゃわちゃ。
素の部分ではなくお仕事モード(?)のRabbiTube。
色々なことを乗り越えてステージに立っているであろう、アイドルとしてキラキラしているナナライ(ライブそのものは中の人ですが)。
本当に最高です。


月初に「Road To Infinity」、月末に「REUNION」のBOXをゲット。
8月6日に開催した、13時間に及ぶM氏との「Road To Infinity」リモート同時上映会&ウエハース開封の儀式は楽しい思い出となりました。

初めてのウエハース開封
【SSR秘密のVネック】出てますね。いろっぺぇなぁ



これがあったから、乗り越えられた夏だったように思います。


浸かる沼と塞ぐ沼

雑多のおたくなので、色々な沼があります。
アイドリッシュセブンにハマる前に、しっかり浸かっていた沼がありました。
その一つが「蒼穹のファフナー」という作品。
ちょうどシリーズ最新である「THE BEYOND」の劇場先行上映があったこともあり、上映開始する度に情緒を狂わされたものです。

2021年11月に公開される十~十二話を1年前(七~九話公開が2020年11月)から待ち望んでいたわけですが、この夏、ファフナーの沼を一度封印することになりました。

2021年9月。
この月は作中の推しの誕生日がある月。
アイナナもあるし、ファフナーもあるし、キャラクターの誕生日を祝うおたくの属性に肖って、心の拠り所はたくさんある。と思っていました。

まさか推しの誕生日に父との別れが来るとは思いもせず。

内容については割愛しますが、作中に出てくるキャラクターのとあるセリフが脳裏に思い起こされ、自分に突き刺さり、痛感する出来事が起こったのです。
そして、推しの誕生日を境に、私はファフナーを見ることが出来なくなりました。

11月公開はなんとか見に行けましたが、これまでの話を見直したり、公開前のwebラジオを聴くことは出来ませんでした。

ファフナーの舞台の1つである尾道

これを書いてる今はもう大丈夫でして。
最新作である「BEHIND THE LINE」(スピンオフ作品)の公開が楽しみで仕方ないのです。
聖地巡礼尾道も通わねばなりませんね。



そんなファフナー沼から一時離脱して、気を紛らわせてくれたのが、アイドリッシュセブン。
前述のYouTube公開分には本当に感謝しかありません。
Vibrato5話のしくしくしてるナギ、ナギには申し訳ないですけど一番好きです。

そして、Twitterに住んでる(多分住んでる)M氏によってDMに送られてくるアイドリッシュセブン関係のツイートの共有。
関係者様のものだったり、二次創作だったり。
この時点では、父のことは伝えていませんでしたが、次から次へと送られてくる共有に本当に癒されました。本当に本当にありがとう。


永遠ではない君たちを心から思う

早いものであれから一年。
父の一周忌を無事に終えたので書いてみました。
途中、封印してしまった沼もありつつ、推し活の有難さを実感しました。
推しがいるって本当に素晴らしいことです。
冗談ぽく「推しは身体に良い」「推しは処方薬」なんて言いますが、あれ、嘘じゃないんですよね。本当の話です。
好きなものを共有出来る友人というのも、いいですね。本当に。

メインで綴っているアイドリッシュセブンに関しては、
第5部配信の度、双子に対して心配と不安と安堵と、色々と感情が忙しかったり、
IDOLiSH7 LIVE BEYOND “Op.7”に両日当選したけど、苦渋の決断で配信に切り替えたり(円盤はよ)。
グッズで〇万円使ってみたり。
アプリのガチャで〇万円課金…もとい投資してみたり。
7周年イベントでは冒頭で「IDOLiSH7…生きてる…本物…動いてる…うわあん」と、泣いてみたり(配信組)。
まあー--ー---色々と話は尽きませんね。

この時期になると、色んなことを思い出します。
良いことも悪いことも沢山ありました。
最初は現実逃避の1つだったかもしれません。
ですが、今の自分にはなくてはならないコンテンツの1つとなりました。
第6部もまもなく始まりますしね。気になります。怖いですが。楽しみです。

IDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻ。
彼らがこれからどのような道に進んでいくのか。
マネージャーの一人として、これからも見届けたいと心から思います。



アイドリッシュセブンをこの世に生み出してくれた運営様、出戻りさせてくれたM氏には感謝の言葉しか出て来ません。

ゆるゆる長々と綴ってきましたが、
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
そして、先輩&後輩のマネージャーの方々、これからもよろしくお願い致しますね!




追記。
未だコレクション方法が見出せない今年のリプトン。どうしましょうね?

この下にもいっぱいあるのです



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