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Webライターのリアルがここに!『ライターとして生きていく』書評

Webライターを目指す人にとって、新たな道を開く一冊が登場しました!

『ライターとして生きていく』
著者:中村昌弘
出版:KADOKAWA

本書『ライターとして生きていく』は、13人の現役Webライターたちの実体験をまとめた、まさに"一次情報の塊"のような本です。

「ライターとして本当に稼げるのか?」
「どんな苦労があるのか?」
「どうやって乗り越えてきたのか?」

こうした疑問を持つ人にとって、ネットではなかなか得られないリアルな情報が詰まっています。これからWebライターとして稼ぎたい人はもちろん、「なんとなく興味がある」レベルの人でも、参考になる体験談が盛りだくさんです。

加えて、Webライターとしてのノウハウやポイントも解説されているので、すでに活動している人にとっても学びの多い一冊です。



▶こんな人にオススメ

  • Webライターに興味があるけど、何から始めればいいかわからない人

  • ライターとして活動しているが、なかなか成果が出ず悩んでいる人

  • SNSやネット上の情報に振り回されず、リアルな体験談を知りたい人

  • 在宅ワークを探している人や、副業を始めたい人


▶「やってみたいけど、不安…」そんな人に

私自身、2021年のコロナ禍で「少しでも稼ぎになれば」とブログを開設しました。

いわゆる"ブロガー"になったわけですが、収益化の難しさに直面し、「これ、時給換算したらいくらだよ…」と絶望する日々でした。

そんな中、クラウドソーシングサイトでWebライターの仕事を見つけ、「ブログと似てるし、できるかも?」と思ったものの、結局踏み出せず。理由は以下のようなものです。

  • そもそもやり方がよくわからない

  • どの案件を選べばいいのかわからない

  • 初心者を狙った悪質な案件があるらしい

  • Webライターとしてどう活動すべきかわからない

リアルな情報が圧倒的に少なく、SNSを見ても「どれが本当の情報なのかわからない…」という状態でした。

正直、当時この本があったら、もっと早く行動できていたかもしれません。


▶多様なバックグラウンドを持つライターたちのストーリー

本書の魅力は、13人のWebライターそれぞれのストーリーが詰まっていることです。

たとえば…

  • 元・現場監督からライターへ転身

  • 出産を機にライターをスタート

  • ブラック企業を抜け出しライターとして独立

  • 東京での生活に疲れ、地方移住してライターに

など、さまざまな背景を持つ人たちが、Webライターとして生きていく道をどのように切り拓いてきたのかがリアルに描かれています。

Webライターを目指す人だけでなく、「今、ライターとして伸び悩んでいる…」という人にも刺さる内容です。


▶「在宅でできる仕事」としてのWebライター

本書を読んでいて印象的だったのは、コロナ禍をきっかけにWebライターを始めた人が多いということでした。

その理由はやはり「在宅でできる仕事だから」。

  • 場所や時間を選べる

  • 仕事量を調整すればプライベートの時間もしっかり確保できる

  • パソコン1台あればすぐに始められる

共働きの家庭にとっても、どちらかが家にいるというのは大きなメリットですよね。

「文章を書く仕事」と聞くとハードルが高く感じる人もいるかもしれませんが、本書を読めばWebライターの世界を追体験でき、そのハードルがグッと下がるはずです。


▶まとめ

『ライターとして生きていく』は、単なるハウツー本ではなく、Webライターという仕事のリアルを知ることができる一冊です。

13人の体験談を通して、ライターになるまでの苦労や成功の秘訣を追体験でき、「自分にもできるかも」と思わせてくれる内容になっています。

これからWebライターを目指す人も、すでに活動しているけど伸び悩んでいる人も、きっと新しい発見があるはず。

この本を読んで、一歩踏み出してみてください!


謝辞

本書は『ツナグ図書館』の活動を通じて、出版社のKADOKAWA御中よりご恵贈いただきました。

この場を借りて感謝いたします。
誠にありがとうございました。


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