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チャンプルーな1日〜屋部の子どもたち〜

『いつでも・どこでも・いつからでも』保育を楽しみたい人たちが集う、がじゅまる学習塾から。
2月13日(火)の記録です。

今回も、写真とともにご報告します。

光差し込む、午前中の保育園。
4月から、同じ小学校に通う予定のお友達が
近くの幼稚園から遊びに来ました。
2階の窓。
2歳児の子どもたちが、見つめています。
見守っているようにも見えます。
出会いの時間。
朗らかな、担当の先生(やまびこ保育園)のお話。
今日を楽しみにしていたこと。
「遊び」は子どもたちが選んでくれたこと。
そして「おもてなし」しようと
みんなで準備してきたことが伝えられました。

嬉しさが全身から溢れ出て、ソワソワする子どもたち。
それでも、なんとかお話に集中しようとする姿に
ついつい顔が緩んでしまいます。
やまびこ保育園の園長先生のお話。
「みなさん、屋部寺は知っているかな?
保育園は昔、屋部寺にあったんだよ!」というお話に…
驚きと、新しいことを知った喜びの混ざった声が、響きました。
じゃんけん列車、スタート!
楽しく、チャンプルーが始まります。
じゃんけんまでの時間が、長い(笑)
それぞれの園の帽子が、列に混ざっていくたびに
恥ずかしさと嬉しさが混ざったような表情が見えました。
今日のチャンピオンさん。
おめでとう!
にぃにぃ、ねぇねぇ、何だかワクワクしているね〜。
続いては〜ボール渡し!
きゃっきゃとした声の中に混ざって「協力しないとできないね〜」

この後、それぞれ好きな場所で遊ぶことに。

私はと言いますと。
サッカーを眺めながら…
視察に来られていた名護市の先生と、話に花が咲きました。

それぞれの遊びを終えて、帰りのお集まり。
今日の感想、たくさんの「話したい」を聴きます。
伝えたいことがあるって、幸せだなぁ。
聴いている子どもも大人も、終始笑っていました。
「次はさ〜」と、提案と約束。
また会おうね〜!

来た時よりも、足取りはゆったりと。
名残惜しいとは、このことか。

空腹感のおかげで、なんとかお別れできたのかもしれません(笑)
さらに。
園舎の隙間から、お見送り。
「おもてなし」の、お片付け。
それぞれに「あったこと」や「楽しかったこと」を
伝え合っているようでした。
午後からは、保育士国家試験対策塾。
明日は主任部会での講演。
優しい時間に、枝や葉っぱが育ち、根っこが伸びていきます。

この取り組みは「幼保連携」や「就学前交流」などと言うのでしょうか。
教育的意図や、架け橋プログラムなどの単語もありますが…


私がこの日に名前をつけるとしたら
「春が待ち遠しくなった、チャンプルーな1日」です。

幼稚園からきた子どもたちの中には、やまびこ保育園で育った子もいて、懐かしさと成長を喜ぶ様子もありました。
また、サッカーがとても上手な学童の先生も混じって、4月からの楽しみが膨らんでもいました。
子どもたちの「楽しい」に委ねてみると、その場が豊かになっていくことを実感します。

やまびこ保育園の真智子園長先生は、いつでも「地域の子ども」という眼差しです。
通っている場所に関係なく、みんな一緒に育っている。
それは、子どもに対してだけではなく、出会う大人たちに対しても、同じように感じます。
そして私も、心もほぐされていくことを、身を持って体験している最中です。

広く心を持って、まぜこぜを楽しみながら(安全面はきっちりと)、春を迎えたいと思う1日でした。

2023.03.04 がじゅまる学習塾

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