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20周年を終えた時、何を思う?
2024年
SUPER EIGHTはデビュー20周年を迎えた。
いつか、SUPER EIGHTと過ごした20周年を思い返せるように記録しておこうと思
……………ったのだが、
感情がバカデカ過ぎてどう頑張っても4000字を超えてしまいそうなので、ここでは超アリーナツアーまでの日々を記そうと思う。
※以下は、私個人の事も書いているので
「オタクのバカデカ感情に興味ございませんわ」
という方は、エイトTVのバイ~ンバイ~ン動画でも見ることをおススメしよう。
なんなら1/17でその動画が見れなくなるから、
一旦全員で動画を見てきて欲しい。
2024年1月1日
サブスクやTHE FIRST TAKEの情報解禁とともに
新屋号の決定・発表日が5人から告知された。
その報告を受けた時は正直
彼らの決断を尊重したいと思いつつも、
まだ事実を受け止めることは出来ず
複雑な気持ちになった事を覚えている。
2月4日立春。
前日から、旧屋号にお別れを告げるeighterたちの呟きでTLはお通夜状態の中、
FC限定配信で新しい屋号が発表された。
「SUPER EIGHT」
発表動画で砕け散る旧屋号の文字
まさかの「SUPER」
若干照れ笑いしながら「SUPER EIGHTで~す」
という5人の姿に、TLはあっという間に涙交じりの大爆笑で大喜利まで始まる始末。
「なんて5人らしい幕開けなんだ」
と私も泣きながら大爆笑した。
こんな不本意で理不尽な逆境ですら
笑いに変えてしまう5人の強さと、
5人が笑いに変えるならとことん一緒にふざけるeighterの姿を見て
私も大切な屋号は宝箱にしまって「SUPER EIGHT」をめいっぱい愛そうという気持ちになれた。
改名から数日後
らふらふが発表されたりハザカイキ期間に入り、
相変わらずばたばたしていた2月半ば
私に東京へ転勤の話が出た。
私は、生まれも育ちも東北で、東北が大好きだ。
死ぬまで東北で生きていたかった。
でも、東京に行けばもっとやりたい仕事が出来る。
どっちを天秤にかけても、私には重くて
簡単には決められなかった。
だから凄く悩んだ。
4月までの日々は思い出したく無い位、苦しかった。
「辛いときには僕らを呼んでよ」
そんな日々の中で、この歌詞を何度聴いただろうか
この曲が無かったら私はちゃんと決断出来ただろうか
あの日々を
底に沈まないように逃げないように
縋らせてくれて救いあげてくれたのは
紛れもなくSUPER EIGHTの音楽だった。
そうして、決断と引っ越しと新生活と
EIGHT JAM FESとらふらふと
大倉君の39飲み会とアルバム発売と
その他なんやかんやを平行しながら
季節はあっという間に…なんてことはなく
すごい濃さと忙しさの中1日1日を過ごし夏を迎えた。
8月から始まった超アリーナツアー
私は新潟2日間、横アリ2日間に参加した。
新潟は、安田君の手がまだ自然薯だった為、
バンドブロックはギター無しで歌っていたが
安田君は背中に羽が生えてるんじゃないか
ってくらいに体が軽そうで、
歌に魂が籠っていてこの5人で音楽を奏でることが
本当に楽しくてたまらないんだな
というのが手に取るのように分かった。
Eighdaysの時
村上さんは、子供みたいにわんわん泣いていた。
新潟2日目も、横アリ初日も村上さんは泣いていた。
ようやっとここまで来たような道も未知も何合目だ
「痛くない」と嘯いて「勲章」だと強がって
初めてEighdaysを聴いた時、
村上さんはこの歌詞をなんてことないと
笑いながら歌うんだろうなと思っていた。
だから嬉しかった。
きっと我々の見えない所で
沢山辛い思いをしてきた村上さんが
もう気張らずに、平気なふりなんかせずに
人前で涙を流せることも
その涙の理由が悲しさや苦しさや辛さじゃないことも
私はすごく嬉しかった
灼熱の新潟、いきなり寒くなった横アリを経て
突然のらふらふやスカパラコラボ等々、
供給の激流に飲み込まれながら、
季節は冬へと移り変わっていった。
20周年の1年間
生活のどこをとっても頭のどこかには
必ずSUPER EIGHTが居た。
子供みたいにわくわくして
怖気づいてしまう時には背中を押してもらって
SUPER EIGHTとeighterと一緒に
悲しい事も嬉しい事も経験して
沢山泣いて、それ以上に腹が捩れるほど沢山笑った。
このnoteをあげる頃
もうすぐ二十祭は終わってしまう。
終わらないで欲しいなぁ
二十祭を終えた時
私は何を思うんだろうか
その先には何が見えるんだろうか
どうか5人が
eighterが
二十祭のオーラスまで
笑顔で無事に駆け抜けて
21年目、最高の一歩を踏み出せていますように。