人材紹介の営業が未経験で外資ITに入った方法①:Linkedinを使った転職までの流れ
こんにちは。キャリアコーチの田治です。
前回の記事では、新卒で外資人材紹介の営業として入社した際のお話をしましたが、今回はIT未経験の私が外資ITに転職した話をしようと思います。
第一回目では外資IT業界に未経験がどのように転職したかなどを話していきます。
特に下記の悩みがあるような人でも、外資ITは門戸を開いていますので、
是非最後まで読んで頂ければと思います。
①英語が喋れないけど、外資系って入れる?
②そもそもITの経験がないけど、未経験で入れるの?
③営業として大した実績がないけど、いきなり入って大丈夫か?
④そもそも外資系の求人ってどこで探せばいいの?
そもそも外資ITって何?
外資ITって言っても、とても幅広い業界です。幅広いインターネットサービスからソフトウェアといったシステムもITのカテゴリーに含まれます。
以前私が転職したのはアメリカのソフトウェア会社でのインサイドセールスでのポジションになります。
私達が、普段使っているようなサービスであるNetflixやUberなどは、インターネット、Web業界のサービスになります。下の図が大まかなIT業界の図になっております。一方で、SoftwareはB2B向けのサービスになり、代表的なソフトウェア会社は、Salesforceになります。
インサイドセールスとは?
インサイドセールスとは、案件創出のために、電話やメールを用い、見込み顧客とのアポイントメントを取得する内勤型営業です。つまり、将来的にサービスを購入してくれそうな見込み顧客に、商品の説明をし、受注まで持っていく前段階のアポイントメントを担当する業務になります。
なぜインサイドとして入社したのか
まず前提としてインサイドセールスは、日本で最近徐々に広まってきたポジションで比較的新しい業種になります。
これまでは、外勤営業が案件創出業務を担当しており、日本ではインサイドセールスといった分業手法をSalesforceが初めてやり始めました。
いまでは、インサイドセールスが普通になりつつありますが、比較的新しいポジションのため、インサイドセールス経験者はIT業界でもあまりいないのが現状です。
①そのためIT未経験や営業経験があまりない方でも、外資ITに転職出来るポジションになります。
②また数年経験を積んだ後は、社内または社外で営業として幅広いキャリアに挑戦出来ることが分かっていたので、まずインサイドセールスとして転職しました。
③ソフトウェア業界の給与水準はとても高く、大手担当の営業のポジションですと、3000万も稼ぐ事も出来ます。IT未経験が転職するポジションであるインサイドセールスでも600万から1000万まで稼ぐことが出来る事を知っていたので、給与を上げることを第一に考えていた私は、インサイドセールスのポジションに転職しました。
④英語を喋れるとソフトウェアのインサイドセールスとして転職がとてもし易い。会社によっては、インサイドセールスマネージャーが、外国人と言う事もあり、英語でのコミュニケーションを取れる必要があります。英語を喋るのが自分の強みだと思っていたので、外資インサイドセールスのポジションで転職活動をしていました。
実際にどのように転職をしたのか
まず外資系に転職を考えている人は、Linkedinを登録することは必須です。
外資系の求人は、主にLinkedinに掲載されておりますので、Linkedinの利用は不可欠になります。
下記で登録してみてください!
Linkedinの転職活動
Step1 転職活動中ということを通知
プロファイル作成後に、プロフィール上で、現在転職活動をしていることを設定し、採用担当者と転職エージェントに知らせる。
ここで会社に転職活動をしている事がバレてしまうことを気にする人がいますが、採用担当者のみと設定すると在籍会社や関連会社には見えないように設定することが出来ます。
この設定をする際に、自分の興味のある業界と職種名を設定することによって、採用担当者に自分の興味のある求人などを知らせる事が出来ます。
Step 2 求人の検索
自分が興味のある会社や職種名を検索バーで入力し、検索
また検索したJOB画面で、お気に入りの求人を保存し、似たような求人のリマインダーを設定する事が出来ます。
※ここで検索する際に、そもそもどの会社やどのポジションが自分の適性があるか分からない。または、自分に合った職種名が分からず、検索出来ないなどの場合は、気軽に連絡ください。
Step 3 求人内容の確認
求人(JD)を確認し、自分が興味を合った場合に応募をする。
ここで注視して頂きたいのが、求人に書いてある条件は、あくまで理想な候補者の条件であるというだけです。
条件を満たさず経験不足で応募した場合に、必ずしも経験不足で落とされるというわけではありません。
なので、積極的に応募していくべきだと思います。
私は、今まで条件を満たしていなくても、これまで複数社からオファーを頂いています。
Step 5 求人内容の理解を深める
求人内容は、三つで構成されています。
採用の背景、仕事内容、求める経験スキル
まず採用の背景を理解することで、どういう人材を求めているか理解する事が出来ます。
背景を理解した上で、面接の際に自分が採用背景を考慮した際に、当てはまる人材のように自分をプレゼンテーション出来るといいでしょう。
必ずしも求人に記載されているわけではないので、記載がない場合には、面接で採用背景を聞いてみてもいいと思います。
仕事内容は、当然入社後に担当する業務になります。
転職において、これまでの経験を活かせるかどうかといった点が、一番重要になりますので、仕事内容とこれまでの経験が関連性あるように、面接の際に説明する必要があります。これまでの経験を棚卸しする事で、関連業務の経験があるか見えてくるでしょう。
求めるスキルは、一つの自分が適性があるかどうかを測る物指になります。
関連スキルがあるか思い返してみてください。
しかしながら、経験年数が少し足りない場合は、あまり気にする必要はありません。
Step 6 想定質問の作成
Step 5まで終えていれば、採用側が求めている人材は大まかに理解出来たでしょう。
私は、更にインサイドセールス業務で求められるスキルなどを洗い出し、想定質問などをまとめていきました。
想定質問を用意する中で、どういった経験が活かせるかなど自分の経験や強みを整理していく事が出来ました。
外資系転職に関してよくある質問
①英語が喋れないけど、外資系って入れる?
→Step 1-6までを実施すれば、英語が喋れなくても、外資系に転職可能です。私の前職では、社内でメールで英語でくることはありましたが、面接から仕事まで使うことはほとんどありませんでした。
現職では、採用から実際の業務まで全てのステージで英語を喋ることを要求されましたので、会社によるかと思います。
しかしながら、ある程度の大きさの外資系は、日本のやり方で経営されており、英語が喋れなくても問題ないです。実は多くの外資系の社員は、英語のスピーキングが苦手で、読み書きが得意な人が多いです。
②そもそもITの経験がないけど、未経験で入れるの?
→未経験で入れるポジションがあります。ITの受けたい業界にもよりますが、ポジションの職務内容と会社の認知度(人気な会社は、求人で候補者が集まるため、要求が高い)によって入りやすいか入りにくいかありますが、思っている以上にハードルは高くないです。
③営業として大した実績がないけど、いきなり入って大丈夫か?
→採用側も求職者の経験とスキルを基に採用しているので、余程のことがない限りクビになりません。日本の法律に準拠して経営をしていますので、突然クビになるようなことはありません。
④そもそも外資系の求人ってどこで探せばいいの?
→Linkedinまたは外資系人材紹介が紹介してくれます。一方で、日系の人材紹介ですと、外資系は紹介できる求人が限りなく少なく、あまり紹介してくれないので、お勧めできません。使う転職サイトとエージェントは、会社によって得意な領域があると思いますので、使い分けてみてください。
他にも外資転職に関しての、質問募集中です!
最後に
大分長々となってしまいましたが、実際にLinkedinで転職活動をしてみると不明な点が出てくるかと思います。
転職活動するだけでも不安の中、未知の世界である外資系に転職するとなるとかなりハードルが高く感じる人もいるでしょう。
しかしながら、一回外資系に入ってしまえば、どなたでも外資系で働くのが普通になると思います。環境を変えるのは、難しいことですが、不可能なことではありません。
そういったきっかけを私が、サポートして作っていければと思っております。
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