業界未経験者が転職で苦戦する理由
こんにちは。
キャリアコーチの田治です。
今回は、業界未経験者が転職活動で苦戦する理由について、解説していきます。
この記事を読むと、
苦戦する理由①職務内容を十分に理解できていない
そもそも業界未経験であった場合には、かなりのリサーチをしない限り、
職務内容をきちんと理解出来ていないと思います。
例えば、インサイドセールスであれば、マーケティング部が獲得したリードにアプローチをし、
アポイントメントを取得し、営業にパスする業務ですよね?くらいが未経験者の理解度だと思います。
ただそれだけの情報しか得られていないと、現場面接で本当に必要なスキルが分からないです。
その為、面接で聞かれるであろうインサイドセールス関連の質問に再現性があるように回答することは難しいです。
そこで、下記のような負の連鎖が起きてしまいます。
その為、未経験でキャリアチェンジをするような転職をしたいのであれば、
入社してから仕事について学ぼうといった考えでは転職出来ないです。
入社する前から、職務内容を理解し、入社後の研修が終わった後には、
それなりの数字が上げられそうなイメージを持ってもらわないとダメです。
苦戦する理由②アピールする経験に再現性がない
業務内容を深く理解していないことにより、面接でのアピール方法が分からないと書きましたが。
再現性のアピールができない理由は、主に3つ
ただキャリア相談をする中で、①と②ができない人が多く、面接でのアピール方法が分からないという相談を多く受けます。
まず大前提として、キャリアの棚卸しをやっていないと、アピールがうまく出来ないです。
自分の武器を理解しないで、面接でアピールすることは出来ないです。
また自分の経験や実績を整理しないと、面接でこれまでの経験を深堀された時に、
具体的にどのような工夫をして、実績を出せたか説明できないと思います。
例えば、営業成績で年間100%達成し、会社で社長賞を受賞しました。
確かにすごいが、実績だけ聞いてもその経験がどう活かせるか分かりません。
面接官が聞きたい話はこれ↓
社長賞をもらう為にやったことの説明
↓
その中で、困難に直面した話
↓
その困難をどう乗り越えたか説明
↓
これまでの経験がどう活かせるか説明
またよくあるのが、「私は協調性があります」みたいな自己PR。
よく考えなきゃいけないのが、自己PRは相手が求めている部分と当てはまらないと全く意味がないということ。
協調性を採用側が求めていなければ、そんな話をしても意味がないです。
ただ求められるスキルや経験の部分は、求人によって異なります。
苦戦する理由③志望理由が薄い
採用側は、業界未経験者には熱意がある志望理由を話して欲しいという思いがあります。
考えてみれば分かるが、直接的に活かせる経験がないのに、
志望理由に熱意が感じられない人と面接した場合、あなたならどう感じますか?
この人じゃなくてもいいと思ってしまいますよね。
他にも求職者はいっぱいいるので。
業界未経験者の場合、あまり経験がないけど、この人なら問題ない。
きっと将来的にすごい人材になってくれる。
この人を応援したいと思ってもらう必要があります。
要するに、あなたを好きになってもらい、応援してもらう必要があります。
こう思ってもらえないと、他に有能なスキルの人はいっぱいいるので、お見送りになってしまうでしょう。
志望理由については、下記の記事でも別の視点から説明してます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
業界未経験者が、苦戦する理由はこの他にも色々ありますが、
多くの方がつまづく3点について説明していきました。
まとめると、業界未経験者は、下記の理由で転職活動に苦戦してしまいます。
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