元リクルーターがオススメするLinkedInの使い方
こんにちは。キャリアコーチの田治です。
前回のNoteを書いてから大分経ちましたが、今回はLinkedInの使い方に関して説明していきます。
今年こそは外資系に転職と考えている方は、特にLinkedInの使い方を学ぶ事が外資転職への第一歩だと思うので、是非読んでみてください。
まずLinkedInの説明を簡単にしていきます。
LinkedInとは
LinkedInは、アメリカ発のビジネス用SNSです。主にネットワーキングと転職活動をメインで利用される方が多いです。
日本ではまだそこまで浸透されていませんが、グローバルで日常的に利用されているSNSプラットフォームになります。
LinkedInの特徴
1. 外資系の求人が多い
日本では求人サイトといえば、ビスリーチやリクルートエージェントをご利用される方が多いと思います。
しかしながら、外資系の求人は上記で探してもあまり出てきません。
特にみなさんが興味を持っている外資ITの求人は、皆無に等しいです。
下記が実際にリクルートエージェントで探した検索画面になりますが、
医療器メーカーなどの求人が多く、外資ITで検索しても124件の求人しか出てきませんでした。
また9割以上の求人が、外資ITとは関連性のない求人でした。
一方ビスリーチでは、外資コンサルの求人が多く、ここでも外資ITの求人はあまり見当たりませんでした。
では、「なぜLinkedInでは外資系の求人が多いのか」「特に外資ITの求人が多いのか」
理由は、3つあります。
①LinkedInの利用ユーザー特性
LinkedInでは、外資転職に本気で考えている求職者が圧倒的に多いです。また現在外資系で働いている人も多い為、外資求人に対して相性がいいので、LinkedIn上で求人を掲載する外資系の会社が多いです。
更に求人を掲載した際に、求めている候補者像に近い経歴を持ったユーザーが多い為、効率よく採用活動を進める事ができます。
LinkedInを通して、ただ求人を上げるのではなく、他社との差別化を測るために、ブランディングの一環として利用される外資系の企業も多く、今後も外資転職では欠かせないツールになると思います。
②人事・採用担当者の経歴
利用ユーザーの特性も影響がありますが、実は外資採用担当者の経歴も関係してます。
採用担当者の多くが、外資人材紹介で働いていた経験を持っています。
外資人材紹介が候補者をスカウトするのに使っているのが、LinkedInになります。ですので、自然と事業会社の採用担当者ポジションに転職をしてからも、LinkedInで引き続き採用活動をされる傾向にあります。
なので外資系からスカウトを貰いたいのであれば、他の求人媒体を使うのではなく、LinkedInを使うのが一番手っ取り早いです。
③グローバルでの採用活動
冒頭の記事でLinkedInがグローバルで利用されていると言いましたが、アジア諸国(特にシンガポール&オーストラリア)でもLinkedInでの採用が進んでおります。
多くの外資系がアジアのHQをオーストラリアまたはシンガポールに置いています。
なので日本支社がまだ小さい場合、アジアのHQ勤務のシンガポール人もしくはオーストラリア人が、日本の採用を担当する事があります。
その場合日本の求人サイトや転職市場の知識もないため、
LinkedInのみで採用活動を行うことがほとんどです。
新しい技術が生まれる事が多いIT領域ですと、日本に進出してくる会社がとても多く採用はHQ担当者が行う事が多いので、外資ITに興味のある方は是非LinkedIn登録してみてください。
その為、外資系スタートアップ(特に外資IT)に転職を検討されている方は、LinkedInを利用しないとかなりの機会損失につながってしまいます。
また私の名前も検索すれば出てくるので、是非友達申請してください!
2.日本でのユーザー数が少ない
LinkedInを使っているユーザーが少ない理由として、英語が読めないと使えないんじゃないかと思っている人が多いと思います。
そんな理由もあり、LinkedInを使っているユーザーは現在日本でとても少ないです。
日本のLinkedInのユーザー数は、300万人といわれています。
この数字は、人口比で考えると、かなり低いです。
人口が日本の半分であるイギリスのLinkedInユーザーですら、2800万人もいます。
なので、世界的にみても、まだLinkedInの利用者はとても少ないといえます。
3.求人競争率が低い
そんなユーザーが少ないこともあり、求人に対しての競争率は低いです。
他の求人媒体で応募が殺到するような求人でも、ユーザー数が少ないため、応募者数は少ない傾向にあります。
下記は、世界的な企業のSalesforceの求人になりますが、
2週間前に投稿されてから、まだ応募者数は2件です。
求人自体少しシニア向けの求人になりますが、ここまで応募者数が低いのは意外じゃないですか。
Linkedinを使った転職活動
ここまで読んで頂いた方は、LinkedInの利用価値を理解出来たかと思います。
ですので、ここからは実際にLinkedInを使った転職活動のやり方について書いていきます。
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