子育てにおける父親の役割とは

かつての日本では、子育ては母親がやるもので、父親は仕事みたいな家庭が多かったようですが、夫婦共働きが一般的な今はそんな時代でもない

我が家も共働きだし、仕事で忙しいのはお互い様

もちろん、子供は母親から生まれてくるわけなので、子育ては母親がベースになることは間違いないけど(妻には感謝)、子育てにどれだけ父親がプラスアルファで関与するかで、子供の成長が左右されると思う

子育てにおいて、父親の関与の度合いで子供の性格やポテンシャルは大きく変わるのでは？

本記事では、子育てにおける父親の役割と重要性について、研究からわかっていることも踏まえて、考えていきたい

プロフィール

年齢: 30代
家族構成: 子あり夫婦（未就学児）
本業: 夫婦共に外資系企業勤務
キャリア: 夫婦ともに海外留学、転職経験あり
学歴:
筆者: 国公立大大学院修了
妻: 国公立大卒

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ここからは、5つの観点から、父親の子供への愛情表現や子育ての積極的な関与によって、どんな影響があるのかを考察していきたい

1. 子どもの情緒的発達への影響

父親が温かく、応答的な育児を行うことで、子どもの自己肯定感や情緒的なレジリエンスが向上することが報告されている（Lamb, 2010）

父親の愛情や積極的な関わりは子どもの自尊心や情緒の安定に寄与する。「あたたかく肯定的に接する」ということは、子供に対してだけでなく、大人社会でも同じだ。

2. 認知的発達の促進

乳幼児期に父親が遊びや教育的活動に積極的に関与することで、子どもの言語能力や問題解決能力が向上することが研究で確認されている（Cabrera et al., 2014）

確かに、父親は母親と異なる遊び方（体を使った遊びなど）をすることが多い。それに、妻と僕とでは話し方や使っている言葉は違うから、子供にとってはいろんな刺激があった方が学ぶことも多いんだろう。仕事でも、一人だけより多くの人とコミュニケーションする方が視野が広がるし、勉強になることも多い。

3. 社会的スキルの発達

父親が積極的に育児に参加する子どもは、他者と協力し、感情を調整する能力が高いとされている（Grossmann et al., 2002）。

父親も一緒にイベントに参加する家族は、人的ネットワークの広がり大きいし、子どもに良い影響を与えるってことか。父親通しの繋がりもあったりするし、子供はそういうのってよく見てるしね。それに、他の家庭で父母の両方が来てるのに、自分の家は母親だけだと単純に悲しいから、メンタル的にも影響が出そうだ。

4. 行動問題の予防

父親が積極的に関与し、子どもと良好な関係を築くと、攻撃的行動や反社会的行動の発生率が低下することが分かっている（Flouri & Buchanan, 2003）。

子供は親の背中を見て育つっていうし、父親は特に男の子のロールモデル的な役割になるもんな〜。お手本になる人が身近にいると、行動指針になると言うのは、これまた仕事でも同じだ。

5. 母親や家庭全体へのサポート

父親が育児に積極的に関与すると、母親の育児ストレスや産後うつのリスクが低下することが報告されている（Towe-Goodman et al., 2014）。

我が家では、家事や育児を分担してるけど、そのおかげで家庭全体の幸福度が高いかも？父親が家事や育児を手伝うと、母親の負担は間違いなく減るしね〜

まとめ

父親の育児参加は、子どもの情緒的安定、認知的発達、社会性の向上だけでなく、家庭全体の幸福にも直結することが、研究でも裏付けられている！
個人的には考察してみて、思った以上に仕事でのコミュニケーションで大事なことが子育てでも当てはまるということがわかった
子供に対しても対等な立場として、リスペクトを持って大人と同様に接すると言うことがカギなんだろう

最後に

• 子供の接する時間のほどんどは9歳までというし、子育てにおける父親の役割は大きい

• 今後、より一層家事・育児に積極的に関与していきたい

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