熱帯夜の寝苦しい夜をガイナで快適に。
家の中でも熱中症で亡くなる人は沢山いらっしゃいます。
亡くなる時間は夕方から翌朝が多いんだそうです。
真夏のコンクリートの家の屋上の表面温度は60℃から70℃になります。
カラーベストや鉄板屋根の場合は、
色によっては70℃を超える時間帯もあります。
空気の60℃ならドライヤーの温風よりまだ低温です。
しかし60℃の屋根材なんて素手で触ると火傷しそうに熱く感じます。
これは空気に比べて比熱、熱容量が圧倒的に大きいからです。
太陽光線の影響で屋根材は日中ずっと高温になります。屋根で発生した熱は、
一部は大気に放熱され、大多数は室内へ貫流します。
その結果、建物の構造部分で蓄熱します。
断熱材がある場合、断熱材と構造材の接点は高温になります。
断熱材により室内へ貫流するスピードを遅らせても、建物内部で蓄熱されています。
蓄熱された熱エネルギーはより低温に流れ続けます。
屋外が室内より低温であれば屋外に放熱され、蓄熱量は減ります。
しかし室内で空調すると室内の方が低温ですから、室内側に多くの熱エネルギーは貫流します。
人の体感温度は、内壁の温度に影響されますから、エアコンで空気の温度だけ低下させても、内壁の温度が低下しないと快適にはなりません。
内壁の温度を下げるためには建物の蓄熱量を減少させるしかありません。
比熱の小さな空気を冷やしても、熱容量の大きな内壁の温度はなかなか下がりません。
だから、蓄熱された建物では、その蓄熱を空調で処理するしかなく、空調エネルギーは大きく、そのコストも大きくなります。
空調が苦手な人も沢山いらっしゃいます。
リュウマチを患ってる人などは、患部は冷やしたくないために、空調を制限して就寝することもあります。そのような場合、熱エネルギーを溜め込んだ内壁からの輻射を受けて熱中症になってしまうのです。
夏の寝苦しさの原因もここにあります。
空気を冷やしても、内壁の温度が下がるまで、天井から輻射を浴び続けるから、また、体温より高温の天井には、身体からの輻射による放熱先が限定されるので、放熱できず、寝苦しいのです。
人体の放熱のうち輻射による放熱は40〜60パーセントであり、輻射できない環境では、効率的に体温を低下させられません。
人は代謝により体内で産熱しており、もし放熱しなければ1日で体温は80℃程度になってしまいます。
人が快適だと感じるのは、人体からの放熱と、熱の吸収が平衡している状態だといわれています。
人が効率的似合う放熱でき、輻射を過度に受けないためには、建物に蓄熱させないことが肝要です。
ガイナを建物外郭に塗装すると建物は蓄熱しません。だから内壁の温度コントロールが安価で、容易になります。
室内に塗装した時には、蓄熱を無視して内壁の温度だけ簡単にコントロールできます。
ガイナを用いることは、
人が過ごしやすい室内環境を、安価で、容易に作れるということです。
そのような空間では、夜の寝苦しさは無縁になります。
熱中症の注意:家の中でも熱中症に注意が必要
建物の蓄熱問題:屋根材や断熱材による蓄熱現象の説明
内壁温度の重要性:内壁温度の影響と空調の制約
ガイナの利点:ガイナを使用した内壁温度コントロールの効果