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その感情は本当に「嫌い」と表現してよいものですか?

嫌い、という感情にも色んな種類がある。気に入らない、気に食わない、不快、むかつく、言葉に出来ないほどの激しい感情から、なんとなく嫌だなという感じまで。ピーマンが嫌い、あの歌が嫌い、あの国が嫌い、あの人が嫌い、あの思い出が嫌い。

これは勿論嫌い、というネガティブな感情だけではなく、好きにも色々ある。分かりやすいラブやライクだけではないように

今回はちょっと攻撃的だからこそ自分の耳にも届きやすく、そして形作りやすい、そう実体化しやすい「嫌い」という言葉について話したい。

嫌いという感情は形を持っていない

人の感情は実は自分にもわかりづらいもので、はいここからは嫌いゾーンになりますよ!みたいに分かれていない。
嫌いレバーなんてあれば分かりやすいのにね。自分の事をわかりやすいと思っている人もいるだろうが、人の感情程移ろいやすいモノはない。
「風も吹きあへずうつろふ、人の心の花に」なんて徒然草でも言ってる

こんなんあったらわかりやすくて良いよね、大変そうでもある。○は伏字です

そう、感情とはひどく曖昧なものなのです。確かにあるのに、ひどく曖昧。

嫌いという感情ってどんなの?考えたことある?苦手なの?怒り?拒否反応?邪魔?煩わしい?正しくない?色んな理由もあるし、色んな表現もある。そしてまたどのくらい?10点満点でどれくらい?表現できる?

そしてまたその10点が人によって総量が違ったりする。

アナタにとっての2点は私の8点ですねえ。心狭いんですよー。あはははー。なんて話せたらめっちゃ良いんだけどね。

まあ、とにかく本来だったら姿形のない「ネガティブな感情」これを「嫌い」と口にした瞬間、それで実体化しちゃう。何かを「嫌い」と決めつけると、その感情は自分の中で確定し、気づけば嫌い度がどんどん加速してく。「あー、やっぱりこの○○嫌いなんだな!」と自分で自分に念押ししてるようなもの。人間の脳って、意外と暗示に弱い。

無理に自分の感情を抑え込む必要はないんだけど、さっきの数字でいう本来は3点くらいの実際は「ちょっと嫌」くらいの感情を「嫌い」というで表現しちゃうと実際8点くらい嫌いになる事がある。

緑が実際の感情。紫が言葉で実体化した感情の表現

そうすると世の中で嫌いなものが増える。それは損だ。ネガティブな感情が増えるってことだから。実際よりも、だよ。世界が狭まることになるから。無理にごまかさなくていいが、マインドはオープンに。綺麗ごとというより自分にとって得なんだよね。ソースは俺。

音楽始めたばっかりの勘違いboyだったときは、ジャンルが違うだけで相手の音楽を聴きもせず「わかってない」「曲がよくない」「演奏がどうのこうの」すぐ否定していて、彼ら彼女らがどんな音楽をやってるのか踏み込みもしなかった。表面で否定してた。嫌いだと意思表示することで自分が優れている、自分の感性を守りたかったのかな。理由はわからないけどまあいきってた。

100mダッシュしてパンチしたいです

走って
こう

嘘つきました。boyじゃなくて結構大人なってもそうでした。今は大好きな音楽が増えて、さらに増え続けていていつも楽しい。出会いが沢山ある。他の事も全部そう。

食べ物だって好きなものが多い方が幸せは多いし、好きなものは多い方が良い。

とはいえ、嫌いなもんはしょうがない。じゃあ次はそれをどうアウトプットしていくか、それは近日公開していこうと思います。それにはまずその嫌いは、何だ。ってところから始めようぜ。

嫌いな事より楽しい事だよね!

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あれ?これってプロデューサーも仮装ってするべきなの?


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