見出し画像

【志望する領域は決めていますか?】製薬MRとして働く際の領域についてのお話

ご覧いただきありがとうございます。

25卒として就活しており、大手製薬会社のMRとして内々定を頂き、2025年3月からMRで勤務予定のガイマと申します。

私のnoteでは、製薬会社MRの新卒採用に関する情報や、企業分析のためになるような情報を発信しようと思っております。
Xでも情報発信してます!
https://twitter.com/gaima_seiyaku

今回の内容は、製薬会社の製品(薬剤)の領域についてです。

あまり製薬業界に詳しくない方向けの記事になっているので、詳しい方は読んでもあまり有益な情報は得られないと思います笑

領域とは?

薬剤と一括りに言っても、様々な薬剤があります。循環器、呼吸器、皮膚、精神神経、がん等、様々あります。そのような種類がある中で、一般的に大きく分けて2種類に分けられます。
プライマリー領域スペシャリティー領域です。

プライマリー領域とは風邪や生活習慣病の薬のことを言います。このプライマリー領域はMRの数が多く、競争が激しいと言われています。
分かりやすい記事はこちらです。

スペシャリティー領域とは、がん、希少疾患等の、比較的専門性が高い薬剤のことを言います。
分かりやすい記事はこちらです。

ただ、会社のホームページで製品、パイプライン情報等をみると、プライマリー領域、スペシャリティー領域という書き方はしていません。
例えば、代表的な企業、武田薬品工業のHPをみると、

このように、疾患種別で書かれています。

どの領域が近年のトレンドなのか

近年のトレンドとしては、オンコロジー領域希少疾患領域の二つがトレンドのような印象です。

オンコロジー領域については、近年、がんに関する研究で、癌化する原因の特定が進み、薬剤の開発が活発になったという背景があります。
また、がんはプライマリー領域に比べ、命に関わる疾患のため、かなりの専門性や薬剤知識が必要になってきます。
分かりやすい記事を載せておきます。
トレンドの理由となっているのは
・薬剤開発が活発で、MRの仕事も多い
・利益率が高く、年収の高い
・アンメットニーズが高い領域である
ざっくりこんな感じかなと思います。

希少疾患領域については、近年国の方針によって希少疾患領域の薬剤の開発を促進するような体制が構築され、開発が活発になっています。
また、希少疾患はそもそも患者数が少ないため、MRの活動が必ず必要でもあり、売る薬剤がないMRとは大きな違いなのではないでしょうか。
分かりやすい記事はこちらです。

どの領域を扱っている会社に行くべきか

まず前提として、製薬会社全ての選考を受けた方がいいということをお伝えします。
新卒MRの採用人数は少ないですからね。
こちらの記事を参考に

その上で、どの薬剤を扱っている、開発している会社にいくべきかというところでは、アンメットニーズが高い薬剤を開発している会社がいいかと思います。
すいません、非常に広い範囲ですよね笑

例えば、オンコロジー領域と一口に言っても現在では薬剤が多く上市され、その専門性もこれまでに比べて高くなく、プライマリー領域と似たような形になってくると思われます。
この記事を拝見し、私も同意しました。

つまり、領域という括りで志望する会社を決めるのではなく、いかにアンメットニーズが高い薬剤を開発しているかというところで決めた方がいいのではないかと思います。

その基準はがんでも希少疾患でもいいですし、ブレイクスルーセラピー指定を受けている薬剤を開発している、ファーストイン、ベストインクラスの薬剤を開発しているという点で見てもいいと思います。

その会社がそれらの薬剤を開発しているかどうかは、企業のHPのIR情報を見たり、googleで検索(○○製薬 ブレイクスルーセラピー指定等)したら出てくると思うのでそのように検索したらいいと思います。

それでも迷いは出てくると思うので、志望動機を考える際や面接の際はこちらを参考にすることをおすすめします!
その会社で働く際の解像度や、志望動機がはっきりするかと思います!


今回の記事はたくさんの他記事を参照させていただきました。有識者の方の意見の方が信ぴょう性が高いので笑
就活や企業研究が少しでも楽しくなる助けになっていれば幸いです!
無事納得内定を獲得できることを応援しています!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?