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【人生の選択は運・タイミング・環境】大学4年1月~修士2年7月の期間携わったインターンシップを卒業しました。
ご覧いただきありがとうございます。
25卒として就活しており、大手製薬会社のMRとして内々定を頂き、2025年3月からMRで勤務予定のガイマと申します。
私のnoteでは、製薬会社MRの新卒採用に関する情報や、企業分析のためになるような情報を発信しようと思っております。
Xでも情報発信してます!
https://twitter.com/gaima_seiyaku
今回の記事は、番外編のような内容となっています。
タイトルにもある通り、大学4年1月~修士2年7月の1年半の期間携わった長期のインターンシップ(IT業界ベンチャー、マーケティング)を卒業しました。
そこで、長期インターンシップで学んだことや感じたことを、記憶が鮮明のうちにまとめ、何年か後に振り返る用として残しておこうと思います。
興味がある方はこのまま読み進めてください。
【】内にもある通り、このインターンシップにジョインすることができたのも、私がいた環境、運、タイミングが重なってこそだったなぁと思います。しかし、この3つが重なるには行動力、金銭的費用、体力が結構重要なのではないかと思います。
私みたいな地方出身地方大学の凡人が、高校生の頃から憧れていた製薬会社(大手)に入社できた、今の職種(MR)を選択することができた要因でもあるかなと思います。
目標を達成したい!色んな経験をしたい!と思っている方には参考になるかもしれません。
では本題に入ります
インターンシップに参加した経緯
研究室での先輩との出会い
私は大学4年の4月~研究室に配属され、とある生物系の研究室を選択しました。理由は単純。研究費で海外に行けそうな研究室だったから(しかし、もう行けなそう)。
私に与えられたテーマと似たような研究をしているのは2個上の先輩。この人がとんでもなく優秀でした。
高身長、イケメン、高年収(外資系コンサル)、地頭、ガクチカどれを取っても明らかに突出していました。この人との出会いによって、最初は劣等感を感じていました。
論文もたくさん読む、ウェットな実験もしなければいけない、簡単に研究成果が出ない。実験系の研究では当たり前ですが、先輩は成果が出ているにも関わらず自分はやっても成果に繋がらない状況に対して、「研究者は向いてないかもな」と感じ始めました。
就職についてちゃんと考え始めた
大学4年のお盆休みが終わり、研究活動も再開しました(コアタイム9:00~18:00)。あまり厳格なコアタイムではないですが、先述の先輩はほぼ休むことなく必ずいました。
研究者は違うなと感じ始めたタイミングでもあり、「ゼミも一時休止中のこの期間に何か新しいことをしないと就職できそうにないな」と感じ、インターンシップ先の事業である、IT系のサービスを受けました。そこでは、研究室では学ぶことができないことを学び、業界選択の幅が広がった感じがしました。
たまたま募集中のインターンシップだった
サービスは一定期間で終了のため、私は当初申し込んでいた大学4年の2月で終了のプランで申し込んでいたのでそこで終了の予定でした。
期間中のやり取りは基本的にSlackで行っていたのですが、そこでたまたま募集がかかっていたのが、結果的に私が参加することになった「マーケティングインターン生」です。
「研究室ではできない経験をしたい」という思いでサービスを受けたことや、学生にとってはいい値段を自腹で払っていたこともあり「なんとか取り返したい」という思いもありました。
そのインターンシップが有給でもあったため、すぐさま応募しました。
面接を重ね、サービス受講期間中の1月中旬にジョインすることが決まりました。
インターンシップで何をしていたか
クリエイティブ(WEB広告のLP等)作成の管理
この業務は私がジョインしたときに一番最初に関わったPTJです。最初は右も左もわからず、とりあえずWEBマーケに近い業務、まとめ役的な役割ができそうと思ってこれを選択しました。他には各種イベントの管理、代理店周り等が選択肢にあった気がします。
管理がメインの業務であったため直接的なインパクトが分かりにくいことや、その当時、タイミング的にそこまでクリエイティブ作成の依頼が多くなかったこともあり、このPJTは3カ月ほどして終了した記憶です。
メルマガの作成
次に関わったのがこのPJTです。ここでは表題の通り、メルマガを作成し、配信するという業務でした。インターンシップ生活の中で一番長い間、深く関わったのがこのPJTです。
一つ先輩(学年は後輩)が前任者として担当していたのですが、就活が忙しいことや体調が優れないという理由で業務に滞りができていたため、クリエイティブから異動してきたという経緯もあります。
このPJTは発足してまもないこともあり、体制が整っていない、成果の出し方が分からない、データ分析も出来ていないという、最低ですが最高のタイミングで引き継ぎました。
ここでは文章作成の勉強をしたり、配信する内容(イベントの種類、訴求軸等)を考えたり、データ分析したり、PDCAが回しやすいPJTでもあり、楽しく業務できていました。
結果的に一定の成果も出すことができ、配信体制も確立することができたので非常に満足しています。
営業(代理店との交渉、新規契約)
インターンシップ先では、集客のために代理店と契約をしていました。集客のための最適な契約内容の見直しやMTGの設定、実施等多岐に渡って経験させてもらいました。先方とのコミュニケーションは先方の都合等もあり難しいことも多々ありましたが、MGRのサポートもあり、円滑に進められたのではないかと思います。
新規契約については、集客のためのチャネルを開拓するという目的で関わりました。結果的に一件も契約を得られないという悔しい結果に終わってしまいましたが、「営業の難しさ」「先方のニーズを満たす提案をする難しさ」を実感しました。
インターンシップ生採用
インターンシップの特性上、学生が多いため卒業していく人も多く、入れ替わりが激しいです。一時期採用にも携わりました。インターンシップ生の募集、書類選考、面接を数回担当しました。今となってはこのような機会はなかなか経験できないと思うので、貴重な経験だと感じましたが、その人の将来を左右する業務でもあり、色々思うところがありました。
私が面接を担当した子が一人最終的にジョインすることが決まり、その子がいきいきと活躍してくれている姿をみると、「やってよかったな!」と思いました。
イベントの司会
こちらは数回携わりました。人が少ない時期に急造で行いました。イベントの司会業務は、イベント内容の把握、受講者からの質疑応答、イベントの反省まとめ等、比較的労力のかかる業務でしたが、「イベントを通して受講者の未来を変えられるかもしれない」という思いで携わり、初めて接点を持つ方に「魅力的な会社だな」と思ってもらえるように伝え方を工夫することで成果が変わるんだなと実感した業務でした。
学生生活との両立について
研究室との両立
これは教授の機嫌をうかがいながらなんとか耐えていましたw
隔週で研究進捗をパワーポイント資料を作成して報告する機会があるのですが、それをなんとか乗り切るために結果を作り出していました。
教授からは「もっとできるだろ」と言いたげな反応を示され続けていましたが、研究者の道には現段階では進まないと決めた私にとって、卒業できればいいと思ってしまっている状態で最低限以上のことをすることは酷でした。
就活が終わってからは、研究室、長期インターンシップ、就活の三刀流していたころよりは頑張ってます。
長期インターンシップも引退した8月~は研究頑張ります!
就活との両立
これもかなり大変ではありましたが、最終的に納得内定を獲得でき、かなりメリットが大きかったと思います。
メリット①ガクチカ
大学院生のガクチカの一つとして研究活動があると思います。それだけでは、もっと研究を頑張っている学生と比較したときにインパクトが少ないと思っていました。長期インターンシップのガクチカによって他の就活生と差別化できていたんじゃないかと思います。
メリット②就活仲間
インターンシップ生に先輩、同学年が多く在籍しており、その内定実績もすごいです。私は地方に住んでいるのですが、東京の大学の方も多く、本当にたくさんの刺激をもらうと同時に「もっとやらないといけないな」と感じることができました。ここで、やはり地方格差ってあるんだなぁって実感するきっかけにもなりました。
デメリット①時間
お金をもらっている以上、業務をしなければいけません。就活中ももちろん業務は行っていました。業務のせいで時間が取られるという言い方はよくないと思いますが(他の表現が思いつかなかった)、ESの精度ももっと早い段階から上げる、WEBテストの点数を上げる、面接対策をする等、時間があればもっと早い段階からできたことはあったと思います。
しかし、総じてデメリットよりもメリットのほうが格段に大きかったと思います。
就活は1社に決めなければいけませんが、学生のうちにしかできないことはやるべきだと思います。
就活のためにES、WEBテスト、面接等を100%にするためにはかなりの時間を要すると思います。そんなしょうもないことに時間を使うよりも多くの経験を積む、多様な人と交流することができた長期インターンシップを就活真っ只中でも行っていたことは良かったと思います。
インターンシップでの業務を通して感じたこと
仕事ができる人は返信が早い
これは至る所で言われているかもしれませんが、長期インターンシップの業務を通じて感じました。
MGRでもそうですし、インターンシップ生の中でもかなり差があるなと感じました。
一回のやり取りで伝わる文章
自分の業務は完全オンラインで完結していましたので、Slackのチャットもしくは必要に応じてzoomやgoogle meetで話していました。
基本的にはチャットが多かったため、いつどのタイミングで相手がチャットを確認するかもわかりません。このような業務の特性上、できるだけ一回のやりとりで内容を伝えるということを意識していました。
複数回重ねるとその分業務に滞りができてしまうため、このことを意識することでスムーズに効率よく業務できていたのではなかと思います。
報連相は大事
業務をしていることで感じたことは、積極的に発信することは大事だなと感じます。これは部下から上司への報連相もそうですし、上司から部下への報連相もそうだと感じます。
ただ、やみくもに発信していると逆に業務が止まってしまったり、めんどくさいやつと思われたりする場合もあるかと思います。その節々に応じて適切な情報発信をすることが、働きやすい組織を作るうえで大事な要素なのかなと思います。
誰かがやるではなく自分からやる
ベンチャー組織であり、MGRの人数も多くない組織でもあり、学生が多く離脱者も少なからずいる組織であったため、組織拡大に伴う人員配置や、欠員による人材募集が度々行われていました。
そのたびに私は、比較的積極的に参加していました。
クリエイティブ管理から始まりメルマガ作成(ほぼ欠員)、営業(組織拡大)、採用(組織拡大)、イベント司会(組織拡大、欠員)と様々関わらせていただきました。
これには一長一短あり、専門性が身につかないという意見もあると思いますが、私がこのインターンシップに携わった理由として様々な経験をしたいというモチベーションがあったため、専門性というよりもどちらかというと多くの経験をできる環境でよかったと思います。
社会人として活かせること、活かすべきこと
言い訳しない
少し体育会気質なところになってしまいますが、やると決めたことはやるという気持ちでいきたいと思います。
インターンシップを通して、まだ学生というところもあるかと思いますが、何かにつけて言い訳していた部分も多少あったと思います。それだと成長できないですし、周りの評価もその程度で終わってしまいます。
全体像を把握する
どういう意図で広告を作成するのか、メルマガを配信するのか等、目先の利益だけではなく全体像を把握することは大事だと感じます。
一時の成果も大事かもしれませんが、それは後世には繋がらないかもしれないこともあるかと思います。全体像を把握することは意識しておきたいです。
自分の考えを積極的に発散する
報連相は大事だと書きましたが、自分の考えを発散(メモに書いておく等)することは、考えをまとめる上で大事だと思います。
そのうえで適切な報連相をしたいと思います。
優先順位をつける
何でもかんでもとっかかることはやりたくないですしやりません。自分の目標に対して近道を探る。
もちろん社会人はお金をもらって業務をするのでやりたくないけどやらなければいけないことも多いと思います。
しっかりと優先順位を立てたいと思います。
最後に
タイトルにある通り、人生の選択は運・タイミング・環境だと感じます。
高校、大学、大学院、就職先で選択した、選択されたのもこの3つが大きいと思います。
冒頭でも述べましたがこの3つを掴み取るには行動力、金銭的費用、体力が必要だと私は思います。
社会人になってもこのことを忘れず、その都度感じたことを振り返っていきたいと思います。
この3つの大事な要素が変わるかもしれませんので。