見出し画像

ずっとその場に居たくなった建築

2つ前の投稿「いちばん好きな建築はなんですか?」の続きです。

サンパウロにあるリナ・ボ・バルディ設計の彼女の自邸「ガラスの家」が、わたしの「ずっとその場に居たくなった建築」つまり「いちばん好きな建築」かもしれないと思い至り、紹介をしています。
写真を撮った時刻を見ると、私は2時間以上この住宅にいたようです

さてまだ外部空間しか写真を載せていなかったので、徐々に中に入ります。このページのトップに載せた写真の階段が玄関にあがる階段です。

玄関ホールにあたるエリア。右側の奥で開いている横桟のドアが玄関ドアです。左下に緑色に光る部分は、美術の展示をやっていて光っていたようです。(Photo by Sayaka Kono)
玄関を入ってみえる景色。この位置から左側をとおってガラスの向こうの奥の空間まで「コ」の字のようにつながったワンルームになっている(Photo by Sayaka Kono)

外から建物に入ってすぐに外部空間が見えることで、とても開放的な印象になっています。大きなガラスがあって外が見え、その向こうに人の気配が見え、さらにその奥に樹々がみえるという複層的な見え方。とても広がりを感じ、自然の中にいるように感じられました。本当に心地がよかったです。
(つづきます)


いいなと思ったら応援しよう!

空間たのしみラボ
記事がお役にたつと嬉しいです!