【ポコチャ】BOX枠が強い理由
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さて、
BOX枠が強い本当の理由を知ることで、BOX枠ではないライバーさんに、ヒントになることがあるはずです。
BOX枠がズルいと言われていますよね。理由は『コインを配っている』からズルいと。しかし、その点にフォーカスしても、議論も思考も深まりません。
BOX枠に関する議論は、いたるところで行われていますが、大抵は、その点で止まってしまっています。
BOX枠には何が揃っているか。
その一部を並べてみます。
・ポコチャに関する事以外に干渉されない
・ポコチャの雰囲気で充満している
・オーディエンスが揃っている
・役割分担が明確で労働生産性が"考えられている"
ポコチャユーザーには様々な人が参加しています。
そのうえで、ポコチャ外での趣味や主張の違いが起きにくくなる一つの方法がBOX枠です。
歌を頑張っている歌枠に通う場合は、その歌を好きである方が、心地いいです。歌はそこまで興味なくても、ライバーさんの容姿が好きだからとか、人柄が好きだからとか、その理由で通って応援してくれる人も中にはいるでしょう。しかし、歌の趣味という点で、間口を狭めていることは否めないです。だからこそ、ファンがつくわけでもありますが。
雑談枠であれば、ライバーさんのコミュニケーション方法に癖があれば、それまた人を選ぶことになるし、癖が無さ過ぎたらそれはそれで、アナウンサーなの?ということになり、味が無いので、長い期間毎日何時間も一緒にいるようなポコチャでは、それまた人を選ぶことになります。
企画モノや目標系のライバーさんの配信枠であれば、頑張っているというライバーさんの姿勢に目を向ければ、どんな企画か、どんな目標かは、そこまで人を選ぶことにはならないかもしれません。しかし、どうしても、『その企画で頑張るつもりなのか』とか『その目標の為にその頑張りをするのか』と、企画や目標と、頑張りの間の繋ぎ方には人を選ぶ要素が出てきてしまうのです。
しかし、ポコチャでポコチャのことを中心にやっているとしたら、その脇で何かをやる程度であれば、趣味や主張の違いがあったところで、大して気にはならないのです。
その人が一番大切にしていることと、その人が二の次にしていることとでは、まったく違いますよね。
例えば、ロレックスに興味があまり無い人が、『オレの趣味はロレックスをコレクションすることだ』という人とロレックスの会話をする場合と、『オレさ、先輩の勧めで、何となくロレックス買っちゃったんだよね、結構いいかもって最近思ってきたわ』という人とロレックスの会話をする場合。どちらが負担に感じないか。
前者であっても、コミュニケーションが上手ければ、何とかなるどころか、ロレックスファンに変化させてしまうこともあるかもしれません。しかし、大抵の人にはその能力は無いので、無難に行くならば後者の方が良い訳です。
『来て余計な事さえしなければ、あなたに感謝します。ついでに私がライブしているのをわき目においてくれたら幸いです』がBOX枠です。
『来て私の歌や雑談に共感してください。まずはそこからです。』が、BOX枠以外です。(ざっくり。)
私KANAMEの考えるポコチャというのは、「自発性と感謝の往来」です。
・まず来てくれたことに感謝
・滞在してくれていることに感謝
・余計なことをしなければ、それだけで感謝
これが出来るかどうかがスタートラインと言える場合が多い訳です。
このスタートラインを、簡単に心がけ出来てしまう方法がBOX枠なのです。
(無論、BOX枠とうたいつつもBOX枠になっていない配信枠は、それすら出来ていませんが。)
そして、BOX枠とうたうことで、ポコチャでポコチャをやっていることになります。ポコチャをやっていることが中心だ!と配信枠に充満させることが出来ます。
これが出来ていれば、特別に、雰囲気作りに能力が必要でもないです。だから簡単に雰囲気が作れてしまうのです。
雰囲気が作れない歌枠は、ただライバーさんが歌っていて、それを聞かせています。もちろん、友達枠であれば、楽しく素敵な配信枠になります。しかし、ランク帯を意識しているのであれば、ただライバーさんが歌っている。ということになってしまい、ポコチャでやっている意味があるのか?という状況になってしまう場合があるのです。
雑談ならもっとわかりやすいです。雑談で、ただリスナーさんがしゃべりたいことに、ひたすら付き合っているライバーさんが、D帯から抜け出せないことを思い出してください。その理由は、皆さん明確にわかるでしょう。そういうことです。雰囲気がつくれていないです。ポコチャでポコチャをやっていないのです。ただリスナーさんが自家発電をしているだけになっているのです。
しかし!BOXを中心にしてしまえば、あとは余程でない限り、大丈夫になるのです。
一番大切にしていることが、BOX。それ以外は二の次。だから、雰囲気が作りやすいし、壊れにくい。
そんなこんなしていると、毎日通ってくれるBOX目的の”オーディエンス”が存在済に。
『あとはオレがアイテムを使うだけだ』と思ったリスナーさんが、ギフターになる。
これで、立派な配信枠の完成です。
人数要員に徹するBOX目的のリスナーさん。
そしてギフターさん。
それぞれの役割が存在している。労働生産性が"考えられた"配信枠です。
実際に労働生産性が高いかどうかはさておき、それぞれの役割分担が存在する配信枠に出来ることが、ギフターさんから見ると、明確且つ頼もしいのです。
ここからは、細かい話しです。
配信枠によっては、主要リスナーさんが、低コアの人を毛嫌いするようになったりします。
無論、コアに見合ったお喋りやコミュニケーション、滞在時間ではない場合、嫌われても当然とも言える状況はあります。
しかし、お行儀が良くても、低コアというだけで目の敵にする主要リスナーさんが多数派になってしまう配信枠も、よくあります。
その結果、低コアが減り、人数が少なくなり、ランク帯の維持が困難になるという、しょーもない流れになる配信枠もあります。
無論、ライバーさんも人数が多いと負担だと感じる場合は、それでも無問題とは思います。
しかし、ライバーさんとしては低コアも入れてランクが上の方が良いというのであれば、なんだかすっきりしない状況ですよね。
でも、BOX枠であれば、そんなことも起きにくい訳です。
配信枠を形にするまでも形にした後でも、このような理由からBOX枠"でも"強いのです。
BOX枠だから強いのではなく、BOX枠"でも"です。
BOXを配るから強いという訳ではないから、"でも"です。
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#BOX枠
※当該記事は私が2023年5月2日に発表したものを、note用に一部加筆修正したものです。
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