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【ポコチャ】リスナー間の報酬で沈没
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リスナーがリスナーに報酬を勝手に与えるとまずい問題。
ポコチャといえば、治安の良い配信枠では、リスナー間の関係は極めて良好ですよね。毎日何時間も同じようなメンバーで過ごすので、適度な距離感をもっています。職場で無理に友達を作ろうとせず、仕事が回しやすいような関係を築く。これができている人しかいないです。
しかし、治安が悪い、あるいは、悪いとまでは言えないが、良いとは言えないような配信枠ではどうなるか。リスナーがリスナーと友達になろうとしたり、リスナーがリスナーの上に立とうとしたりします。毎日何時間も一緒に過ごすことになるポコチャでは、そのような状態では、上手く行かなくなることが多いです。もちろん、配信枠の与党の皆がコミュニケーション能力が高ければ、治安が悪くなることもないですが、そういったケースは稀です。
ライバーさんを差し置いて、友達づくりの為に配信枠のリスナー間でコミュニティを形成し、ポコチャ外での接触をする。そのうえで、配信枠に不必要な迄のベタベタした関係を構築する。その結果、リスナー間で人間関係のトラブル、もしくは、好き嫌いが表立つようになっていきます。
そのリスナーコミュニティに、配信枠の雰囲気が引っ張られて、ライバーさんが思うように配信枠をコントロールできなくなる。あるあるです。
簡単に言ってしまえば、人付き合いが苦手でリアルで友達がいないような人たちが、配信枠を利用して遊んでいるだけという構図です。
大きな仕事をする必要がない配信枠であれば、そういった状況でも仕事を達成していけるでしょう。しかし、ライバーさんが一定以上のランク帯を目指しているのであれば、達成は難しくなります。
毎日沢山過ごす結果としてポコチャ仲間になるということは素晴らしい事です。しかし、友達づくりありき、喋り相手が欲しいありき、遊ぶ相手が欲しいありきで配信枠に通っているリスナーさんが一人、いや、二人以上いると、おかしなことなりやすい。
もちろん、高次元で両立させることは可能です。配信枠で仲良くなったリスナー同士が、勝手に仲良くしている分には何も問題ないでしょう。しかし、それを配信枠に持ち込んで、自分達と友達ではない人を差し置いて、自分たちが主役になる配信枠だという勘違いが始まってしまうと、ライバーさんのコントロールは効かなくなります。
トップギフターが、「自分より投げる人」が定着しにくくなるように、1K止まりのリスナーさんを囲って配信枠に定着させるという手法もあります。つまり、アイテムを沢山使うような人が居心地悪くなるようにすることでライバルの出現を減らすために、低コアのリスナーさんをヨイショして、ライバーさんを自身と低コアリスナーで囲ってしまおうとする作戦です。
他には、女性ライバーの配信枠に、男性リスナーが多い状況のとき、女性リスナーが配信枠にやってくる。そんなときに、男性リスナー達が必要以上に女性リスナーをチヤホヤしてしまったり、逆も然り。
得に、一番ひどくなるパターンがあります。男性ライバーの配信枠に女性リスナーが多いとき、男性リスナーが、そこの女性リスナーに構ってもらいに来ている場合、その先のあるあるがあります。
このパターンの男性リスナー(Aさんとします。)は同性にモテないタイプの男性であることが多いです。ゆえに、その配信枠の近隣の配信枠の男性リスナーとトラブルを起こします。もちろん、Aさんは被害にあったと騒ぎ立てて、女性リスナーさんを味方につけようとしたり、とにかくかき回します。そんな調子だから、普通にやってきてくれるような男性リスナーが、まず来なくなります。
そうなると、治安がますます悪くなるあるあるで、風通しが悪くなります。もう、Aさんをチヤホヤする女性リスナーとライバー自身、そしてAさんだけという世界になります。もうAさんの好き勝手できる空間になります。リスナー側が、ライバーさんの記念日などに秘密のプレゼントを用意するときの何か手作りの作品なども全部Aさんの趣味で決められてしまいます。
Aさんはライバーさんのことには全く興味ありません。むしろ邪魔くさいとさえ思っています。それでも配信枠に女性リスナー目当てでやってくることになっています。その異様さに気付いて良識ある人は配信枠からいなくなります。残るのは、”ライバー追っかけ隊(Aさんに憑りつかれている人々)”という配信枠になり、エキセントリック号と化します。
これは特定の配信枠の話しではありません。全く同じような構図があちこちで存在しています。
他のパターンとしては、ライバーさんに対してリスナーさんが指図しなくても、リスナーさんが好き勝手に他のリスナーさんの行為を褒めたり、良い評価や悪いという評価を積極的に表明してしまうと、それもまた報酬の有無になってしまいます。
例えば配信枠の構成員がSNSをやっていて、そこで自身が主に滞在している配信枠のことを、今日はここがダメだったとか、あそこがダメだった、誰がどういう動きをしてしまったから良くなかっただとか、ここが良かっただとか、ペラペラペラペラしゃべっていることがあります。もちろん、配信枠の人に絶対にバレないようにやっているならまだしも、わざわざポコチャのプロフィールから飛べるリンクを貼っていたりしたら、まずいことになりますよね。リスナーがリスナーに報酬の有無うんぬんの状態になってしまいます。
もちろん、そういったことは程度問題だとは思います。単純に楽しんでいる範囲での率直な感想やなんやらなら、何も問題ないとは思います。しかし、配信枠へ影響を与えたいとか、配信枠内への参加者に対して自分の思った通りの動きをしてほしいとか考えているうえで、評価のような形で述べているのであれば、報酬うんぬんの話しになっています。
蛇足ですが、そのようなことをやっているリスナーさんがいる配信枠にお邪魔したいと思う人、どれぐらいいるかの問題もあります。初めて配信枠にお邪魔して、ライバーさんのことを気に入ったとして、しばらく通ってはみるものの、配信枠のメンバーが、そんなことをしていたら『うわ、なんじゃこれ』と思って行かなくなるという話しは良く聞きます。『そんなので来なくなるリスナーは、それまでの存在』と思うかどうかは、貴方次第。
ポコチャユーザーなら皆さまがご存じ、『レべおめ』『コアおめ』『エルおめ』『ナイスナイト』これらの掛け声は、99,99%、無問題の、リスナーからリスナーへの報酬ですよね。この話しであれば誰も躓かないレベルの事だと思います。
では、リスナーさんが、何か面白いコメントをしたときは?リスナーの立場で自分が面白いと思っても、ライバーさんが面白くないとか、報酬を与えたくないと思っている、又は思いそうだというときは、反応を避けるのが、上手いリスナーですよね。そして、ライバーさんが、そのコメントにどう反応したかで、それに合わせて動くのが上手いリスナーですよね。
(もちろん、場を調整する為にあえて違う動きをする等は無問題です。そういった動きが全くなかったら、独裁国家みたいでただの怖い枠ですしw)
ライバーさんがそのコメントをプラスに受け取っているならば、笑っているコメントを入れればいいですし、ライバーさんがそのコメントをマイナスに受け取っているならば、無反応か、場合によってはかき消す言動をすれば良いわけです。かき消す言動とは、話題を変えるとか、話しを重ねるとか、アイテムを使うとか、そういった類のことです。
このように、ライバーさんによるリスナーへの報酬の有無に合わせて動いてくれるリスナーさんを揃えないと、話にならないです。もちろん、リスナーさんも、仕事でやっている訳ではないから、時には、楽しくて好き勝手に動いてしまうこともあるかもしれません。
そこでライバーさんの登場です。ライバーさんが、配信枠のタガが外れないように、気配りしていなければ、誰がやるのでしょう。リスナーさんがやりだしたら、もうそれはリスナーさんが報酬の有無を決める役割になってしまいかねません。
まとめ
今回述べたことは、リスナーがリスナーに報酬を与えると配信枠のまとまりが悪くなるという観点によるものです。黒以外のケースが見当たらないような事例から、単にコミュニケーション能力次第だよねといった話しまで、いくつかのケースを述べました。
実力があるライバーさんであれば、好き勝手やっても何ら問題ありません。しかし、状況が身の丈に合わない複雑さをもってしまって配信枠が回らなくなるライバーさんが多い訳です。そんなときは、一回、シンプルな構造にすることで道が切り開かれるということを、今回の話しでも述べた次第です。
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※当該記事は私が2023年5月15日に発表したものを、note用に一部加筆修正したものです。
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