【ポコチャ】治安の悪い枠と報酬の話し
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一方、普通に配信をしていれば、そんなことはまず起きません。
不適切な行動に報酬を与えるライバーから脱することで、治安の悪い配信枠から脱出しやすくなります。
治安の悪い配信枠のライバーさんは、不適切な行動をするリスナーに対して及び不適切な行動自体に対しても報酬を与えてしまいます。
自分の配信枠に通ってくれている以上、そのリスナーさんの目的は自分への応援であるはずです。(というかそれ前提の付き合いをしないと微妙なので、その前提で話しを進めます。)それであれば、やってほしいことをやってくれたら報酬を与える。やってほしくないことをやっていたら報酬を与えない。そうしてあげないと、そのリスナーさんも自分自身で行動を制御しにくいです。
大人であれば、そんなものは自分で制御してなんぼです。しかし、何を正しいとするかは、人それぞれの部分もあります。そこで、自分がやってほしいこととやってほしくないことを相手に伝えるために、報酬の有無で対応するのです。
人は、離散的な計算ができる生き物です。しかし、離散的な計算のみで行動をする生き物ではありません。ここでは、離散的=理屈です。理屈がわかっているからといって、行動がその理屈の通りに出来るかと言えば、まったくそんなことは無いわけです。
その意味では、人間は動物です。だから、言葉で伝えるだけではなく、報酬の有無で伝えることが効果が高い訳です。
ダイエットをしなければと理屈ではわかっていても、報酬が無ければ達成しにくいことと同じです。目標体重が50kgのとき、現在は53kgだとします。あと3キロ痩せたいが、何年もそんなことを思っていても、52kg~56kgをさ迷っている。そんなとき、体重50kgになれば、ユニクロのモデルになれるとしたら?あるいは体重50kgになれば、何か健康上の不都合が解消されるとしたら?もう、すぐに50kgに減らすダイエットは成功するでしょう。(一定の健康を保持している人物であれば。)
ダイエットの例えを通してわかることは、自分自身で定めた目標ですら実行できない訳だから、人から言われたことなんてできる訳がありません。だから、ライバーからリスナーに言葉を発しただけだと、伝わらないし実行できない件が多いのは当然です。
治安の悪い配信枠を二種類に分けるとしたら、言葉として直接伝えていても伝わらずに治安が悪くなる配信枠と、言葉ですらも伝えていないから治安が悪くなる配信枠とがあります。
いずれにしても、報酬を利用して伝えていません。
報酬とは次のような基本的なことです。
一番の基本は
・アイテム反応
・コメント読み
・名前を呼んでくれる
・声を掛けてくれる
さらには
・ファミリーに入れてくれる
・ファミリーに入ってくれる
・フォローしてくれる
・プロフィールに名前書いてくれる
などなど。
これらの事柄に、強度や深度を合わせて、報酬の有無や強弱をつけます。
治安の悪い配信枠では、ライバーさんが片っ端から、来たリスナーさんをフォローしたりします。または、フォロー要求をしてきたリスナーさんのみをフォローしたりしています。
これでは、治安が良くなる訳がありません。コミュニケーション能力が高ければ、屁でもないですが、コミュニケーション能力が高い人は極一部なので、「そんなことをやってしまう=治安が悪い」となってしまいます。
言う事をきく筋合いが無いのに言う事を聞いてしまいます。言われた通り報酬を渡す。これだと、まったく先が思いやられます。もれなく、どのような配信をしているかが、フォロー欄を見ればわかる所以です。
さらに、ライバーさんの加入ファミリーを見ても同じことが言えます。右も左もわからない初心者ライバーに、我先にとファミリー勧誘をして加入させる。つまり、ライバーからすれば、ファミリーに入ってあげるという報酬を、何も貢献していない相手に与えてしまう。このことも、コミュニケーション能力が高ければ屁でもありませんが、そういった人は極一部なので、「そんなことをやってしまう=治安が悪い」となってしまいます。
フォローや、ファミリー加入は、わかりやすいから話題に取り上げています。自発的にやっていることなら、問題ないです。しかし、受け身だったり、言われたから、要求されたからやる、これがまずいという話しです。
さて、不適切・不健全な言動をしてくるリスナーさんに、いつまでも媚びへつらうライバーさんも同じです。そのようなリスナーさんに対して、いつまでも他の人と同じように対応していたら、報酬を与えてしまっていることになります。
それだと、普通に過ごしてくれている他の人は、『やばいやつと同じ扱いされるのか』と、本来、報酬になるようなものが報酬になっていないことになり、そのライバーからの報酬が報酬ではなくなります。そもそも、そんな不健全な行動に対して応援という賛同をすることは出来ないので、去るしかなくなります。
「自分より多くアイテムを使うと怒るリスナー」が、他のリスナーに対して悪態をついていても『あなたは古参だからね、ずっと一緒にいようね』というスタンスでいるライバーさんがいるとしたら、『他のリスナーに対して理不尽に悪態つくリスナーに報酬を与え続ける』という不健全な行為をしている訳です。そんな不健全な配信枠に賛同できるリスナーは限られている訳で、伸び悩む、あるいは治安が改善しないのは当然です。
ライバーは自身による報酬を使ってリスナーをひとまとめにしなければ、毎日集合して長時間過ごすアプリであるポコチャでは治安を維持することは難しいです。先に述べたような配信枠では、ランク帯的には納得がいっても、イツメンのリスナー達はものすごく我慢していることが多いです。ライバーさんのことが好きだから全力で応援しているけど、誰それがいるせいで、いや、正確には、不健全な報酬の与え方をするせいで、メンタル的にはマイナスになっているという配信枠です。
そういった配信枠のライバーさんに限って、笑顔、平和、弱者救済を唱えています。
『みんなが楽しめる温かい枠です』と称して。これは、あるあるです。
見境なしに、不健全な言動に対しても普通に報酬を与え続けるからこうなります。だから言葉で必死に『楽しい枠にしたい』『みんなで仲良くしてほしい』とリスナー達に強く訴えかけます。言葉のみで。だからそこから抜け出せず負のループが起きています。
しかし、口だけだから一切伝わりません。口で言う前に、やることをやっていません。みんなが仲良くできる空間ではなくさせているのは紛れもなく本人だからです。報酬を渡しているのはライバーさん本人です。不健全な言動や、やってほしくないことにまで、報酬を与え続けます。
さらには、不健全な言動をするリスナーさんに自分で報酬を与え続けていることで生まれるストレスを、まったく健全に過ごしているリスナーさんに八つ当たりまでします。ここまでがセットで、あるあるです。
まったく健全に過ごしているリスナーさんは、ライバーさんから愚痴や、永遠に解決することのない相談を聞かされる、何かあればはけ口にされるということを配信枠に参加している以上は、やられ続けます。しかし、そのリスナーさんには解決することはできません。なぜなら、その状況を意図的に作り出しているのは、ライバーさん自身だからで、報酬をいつまでも不健全な言動をするリスナーさんに渡していることを辞められるのはライバーさん自身しかいないからです。
(今回の話しでは、です。例えば、リスナーさんがリスナーさんに報酬を渡してしまっているケースもありますが、今回はその話しは含みません。)
せいぜい、リスナーさんが、それを辞めさせられる状況があるとしたら、そのライバーさんを応援しないようにして、配信生活を終了させることぐらいです。しかし、これも本末転倒です。結局は、ライバーさん自身でしか解決させる方法はありません。
このようなマッチポンプ状態は、ライバーさん自らに報酬回路として刻み込まれています。自分で被害を生み出し、それを第三者に見てもらって、構ってもらう。
無論!ここでは、あまりにも恐怖で支配されたケースの話しをしている訳ではありません。恐怖により、適切に対処ができなかったり、報酬を与え続けなければ身の危険を感じるという状況において報酬を渡し続けるというケースについては、今回の話しの外のことです。
報酬の与え方の具体的な話しです。
よくないコメントをしたリスナーさんに対しては、そのコメントに対して良くないと思ったと伝わるように、いつもと違うトーンでコメントに反応する等の方法があります。
いつも普通のコメントには、微笑みながら読んでいる場合であれば、真顔で『〇〇さん、え!どゆこと?』で終わりです。言葉で伝える必要はありません。怒る必要もありません。トーンを変える、短く切り上げる、それだけです。
最初から、わざわざ言葉で伝えても、なかなか伝わりません。もちろん、言葉で伝えつつ、それと同時に報酬でコントロールする方法はあります。その場合は、言葉"でも"伝えつつで大丈夫です。
別に、『〇〇さん、え!どゆこと?』が全てではありません。あくまでも一例です。例えば、他枠のライバーさんを応援してきたよという報告がしつこくて、冗談にしてもつまらないし配信枠の士気が下がるという困ったものになってきたならば、『焼きもち焼かせようとしているのかな、悲しくなるよ』と、気持ちを伝えればOKです。
もっと言えば、セリフは何でもいいです。何なら怒っても良いです。それはライバーさんのキャラ次第ですよね。しかし、肝心なのは、やってほしい言動と、やってほしくない言動が、明確に違う対応であることが重要です。
良い言動をしたときに得られる報酬と、よくない言動をしたときに得られてしまう何か、この違いがリスナーに伝わるように、ということです。
違いがわかるように伝われば、それは報酬の有無になります。
(無論、悲しいと言われることが、そのリスナーにとっての報酬になるという不健全なリスナーに対しては、違うやり方、報酬にならないやり方で対応すれば済む話しです。)
報酬の有無をお知らせするぐらいのコミュニケーションは最低でも取りましょうということが基本です。
多くの、治安の悪い配信枠のライバーさんは、『嫌な言動をしてくる人とか面倒だから、適当にへこへこしておこう』で済まします。
ポコチャはライブリンクライフですwwww
せめて、嫌だということで報酬を渡さないというコミュニケーションぐらいはとってあげたらどうですかという話しです。
『面倒だから、適当にへこへこしておこう、良い顔しておこう』と『嫌な言動に対しては報酬を渡さない』は、どちらが相手に対して真摯なコミュニケーションだと思いますか?という話しです。後者の方が真摯なコミュニケーションです。これは間違いないことです。もう、この時点で、話しが躓くようなことになるのが、治安の悪い配信枠のライバーさんなのです。
フィードバックです。
本人が意図して悪い言動をしていたとしても、そうではなかったとしても、フィードバッグで修正が効きます。
リスナーさんにしてほしい言動には報酬を与えて伸ばし、してほしくない言動には報酬を与えずにすることで、やらせないようにできます。
命令して相手を変えることは難しいです。自分で自分に命令しても、ダイエットの件でわかるように、変えることは難しいです。
だからこそ、ライバーさんが富を采配して、自分が快適に過ごせるようにコミュニケーションをすれば済む話しです。
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※当該記事は私が2023年5月12日に発表したものを、note用に一部加筆修正したものです。
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