【ポコチャ】みんなで応援してほしいと言うライバーあるある
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今回は、この辺りが発生する配信枠あるあると、チームで成果を出せる人材を採用すべき話しです。
トップオブトップな層はさておき、月収50万円程を目指しているライバーであれば、チームで成果を出せる人材を採用すべきです。
個性と個性が正面衝突していても、平均より圧倒的にお金を使えるような人たちが集まれば、それはそれで、その共通点をベースに互いや空間の協調性が生まれます。
しかし、過半数の人がそこまでお金を使うような空間ではないのであれば、違う何かが共通点になるか、チームで成果を出せる人材でなければ厳しい状況になります。多くの場合。
よくライバーさんは、リスナーさんをどう人選していいかわからない、と言います。人選という言葉までたどり着く人も少ないです。来たら受け入れなければならないと思っている人が多いです。
来たら受け入れなければいけない相手とは、相手が、そのライバーじゃなきゃ嫌だという場合は、受け入れなければいけないという強いスタンスでいてもありかもしれません。
また、人選というのは、何も来てもらう来てもらわないではなく、関わる関わらないでもありません。そのリスナーさんをどこに配置するかということも大きく含んでいます。
会社でいえば、人事部にさせるのか、営業にさせるのか。営業といっても、ルート営業なのか新規開拓なのか。どこにどの人を当てはめていくのか、これも、ここでいう人選に含んでいます。
ポコチャでいうならば、過半数の人がお金を使う空間や、一人がお金を使ってそれだけで解決する空間であれば、あとは何でもいいやという空間もありますが、多くの配信枠では、そうではなくチームのように団結が必要になりますよね、上を目指したり、上を維持するには。
全員、同じような人材を集めているライバーさんもいます。自身と同世代の人が中心に集まっているから、そこに他の世代が付け入る隙がないような配信枠の場合、みんなが皆、同じような能力をもって参加していたり。
そういった配信枠も、そこまで意図的にチームで成果を出せる人材という観点を気にしなくても自然とまとまるでしょう。
チームで成果を出せる人材という観点を気にしなければいけないのは、ここまで述べたような配信枠以外のライバー達です。
全配信枠の8割ぐらいでしょうか。9割かもしれません。とにかく多くのライバーさんには、その観点が求められていると言えます。
それにもかかわらず、ライバー自らが『みんなで応援してほしい』『みんなで作り上げる枠だよ』『誰か一人に頼るんじゃなくて』という方便を使い、皆が毎月1万円~2万円を使ってほしい、そうじゃないと私は気分が悪いとして、グズりだします。
もちろん、そのセリフ自体にはなんら問題はありませんが、そのセリフを出す多くのライバーさんは、皆が一律に同じぐらいの費用をかけて応援してほしいと言っているのです。さすがに、全員に毎月15万円は求めていませんが、月に1万円2万円は求めているでしょう。
そのときは、違う額であっても、最終的に事が進めばその額を求め出す流れです。
確かに形式上の着地点として、皆がひと月に最低でも万円単位で活躍してほしいという話しはわかります。一方で、それを口にすることは、まるで初心者ライバーの配信枠にお邪魔したオジサンリスナーが『フォローされたいならフォローしてね』とライバーに圧をかけているそれと、まったく同じような、陳腐なやりとりです。(芸になっているなら無問題。)
もちろん、雑なやりとりをしないことを求められているライバーばかりではありません。端から端まで徹底的に雑で稚拙なやりとりをするライバーに対して、その部分だけスマートなやりとりを求めるリスナーさんもいないでしょう。
一方で、割と多くのライバーさんは、それなりにスマートなやりとりを求められている訳です。すべての部分においてではありませんが、特に、どういった応援を求めているかや、応援の要求、ましてアイテム応援の要求に関してはスマートさを求められています。
繰り返しになりますがそんな中で、『みんなで応援してほしい』『みんなで作り上げる枠だよ』『誰か一人に頼るんじゃなくて』という方便を使い、皆が毎月1万円~2万円を使ってほしい、そうじゃないと私は気分が悪いとしてグズりだすことは、チームで成果を出せる人材を真っ向から否定することになる場合が多いです。
最初からそういう人を集めていればよかったのに、関わりの中で途中からそんなことを言いだす、要求をしだすことが、上手く行かない原因です。
目指している状況を現実化させるには、それぞれのリスナーさんに適切なポジションを用意して、そこで活躍してもらうことです。
みんなで応援してほしい、誰か一人に頼るんじゃなくてと騒ぎ出すライバーさんは、ポジションを一つしか用意していないライバーさんです。
『アイテムを大して使えない人も、まあ可愛い人はいるけれど、アイテムを使える人がライバー生活の全てだよね』そう考えています。
その考えは、一言で表すならば、『結果であって、過程ではない』ということです。
一側面として形式的にはまぎれもなく正しいです。しかし、自らが配信枠に存在していて、しかもライバーであるならば、その考え方をしていたら、『みんなで応援してほしい』とか言ってしまう状況が作り上げられてしまいます。ライバー自らの手で、その状況にさせているということです。
リスナーさんが来やすい方便を用意してあげなければなりません。それもせずにいたら、『大してアイテムを使えないし行けないや』とか『月初にコアだけ取得して終わりにしとこ』となってしまいます。回りを見れるような、チームで成果を出せる人材は、そういう判断に至ります。
しかし、ライバーさんがそれぞれのリスナーさんにポジションを用意していたらどうでしょう。
『あなたは月初に一発コアを取得した良いリスナーさんですね、アイテムはそれ以上は使えないということで、月初しか来ないようですが、できれば中旬と下旬に、ボックス還元だけでもしに来てください。そうすることが、私にとって気分があがり、メーターには直接にはそこまで影響はなくても、ライバー生活の応援になります』
このようにメッセージを放てば、ファミリーに加入してもらえる可能性も出てきます。(そのまま言葉にして伝えるのではなく、非言語的なやりとりでメッセージを放つということです。)そうなれば、結局のところ、月初以外の二回の来訪時に、ボックス還元だけではなく多少の応援をしてくれるかもしれません。
そうなれば、月初の一発コアで時間稼ぎが足りなくてエールが上がりきっていなかった場合も、エールは上がるし、追加でアイテムはくれるしで、しかもファミリーに加入してもらえるという状況にまで成長してくれる訳です。
そこまで接触回数や時間が増えれば、さらに深い関係を築くことすらもできるかもしれません。状況を探りつつ、臨時アシマなんかを無言でつけておくなど何らかのアピールをして、ライバーからリスナーへ信頼を伝えることを続けていれば、さらなる関係を築けるはずです。
このように、そのリスナーさんの役割というのかポジションというのか仕事を作ってあげることができました。
ライバーがリスナーのポジションを用意するとか、配置を決めるといっても、何も強引にライバーが勝手に決めるような話しではありません。
一人一人のリスナーさんが、どういうことまでなら気持ちよくできて、どういうことだと負担に感じるのか、そこを見極めながら、上手い事、自身に対する応援をエスコートしてあげれば良い訳です。
(テクニックとしてハードな誘い方もアリです。ソフトな誘いをするべきだと言っている訳ではありません。)
勝手にぐいぐい来るリスナーさんばかりが集まって、まったく収拾がつかなくなる配信枠になったり、ランク帯としては満足だけども、配信生活が辛すぎる、特にアイテムを沢山使うリスナーさん達の、自身に対するコミュニケーションがダルすぎてしんどい、など思っているライバーさんは、上述したような、リスナーさんに対する丁寧なエスコートをしてこなかった顛末と言えます。
こういったやり方は無難なやり方です。しかし、このやり方を無意識ではなく戦略的に力を入れ、かつ上手にやれている人は、かなり少ないです。
リスナー本人がやりたい方法、やりたい量でやらせてあげて、そこから次の部分を用意してあげる。たったこれだけです。
それだけなのに、『誰か一人に頼るのではなく、みんなで応援してほしい』と言ってしまうライバーさんの多くは、そんなことすらしていません。誰か一人に頼っているのはリスナーさんではなく、ライバーさん本人です。
チームで成果を出せる人材を探すには、まずはライバーさん本人が、そうでなければなりません。演出や芸でもなく『誰か一人に頼るのではなく、みんなで応援してほしい』と言ってしまうライバーは、本人がチームで成果を出せる人間ではないということです。そこに気付ければ話しは早いです。
まとめ
大抵のリスナーさんは自主的にやれることをやっているから、その延長線上をライバー側で用意することを疎かにしてはならない。それなのに、自主的にやっている応援を否定して、一律に『毎日来て毎月2万円払ってくれればそれでいいんだよ』と言ってしまったら、終わりですwwww
トップギフターさんに言えって言われている人もチラホラいますね。
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※当該記事は私が2023年6月9日に発表したものを、note用に一部加筆修正したものです。
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