相場を知るとメンヘラ化しない!
こんにちは、井上です。
教えていると常々思うのですが、語学上達にはやはりメンタル面の安定が欠かせないし、メンヘラ化してなかなか勉強がうまくいかない人は多い。
じゃあ、どうすればメンヘラ化せず、安定して勉強できるかというと、一つの方法としては相場を知ることだと思います。具体的には、何をどれくらい勉強したらどれくらいできるようになるかを理解するということです。
今までの経験から言うと、まわりに語学ができる人がいない人ほど、勉強時間と得られる結果の関係性を正しく理解していません。その結果、「なんでこんな勉強したのにできないんだろう?」と悩む人が多い気がします。実際は、単にやってる時間が少なかったり、やるべきことをやってないだけなのですが。
逆に、この辺りが理解できると、「まあ、このくらい勉強したらこのくらいの結果で当たり前だし、なんなら案外いい結果出てる気もするから、まあいいや」と鷹揚に構えられる気がします。
別の言い方をすると、コントロール感があるかないかで、メンヘラ化するかどうかは決まるということかもしれません。心理学に「学習性無力感」という概念があります、ものの本によれば、上手くいかない原因が「内在的、安定的、一般的」であればあるほど学習性無力感に苛まれやすいようです。
どういうことかと言えば、「自分には能力がないからできないし、これは自分の能力だから安定してて変えられず、そして能力がないのは一般的だからどうせなにをしても何もうまいかない」と思うと、学習性無力感にやられやすいいうことです。
ですが、出る結果が同じでも相場がわかると、「このくらい投入したらこれくらいの結果が出るのが普通だから自分の能力とは関係ないし、むしろ投入した分だけスキルは上がってるから自分は変われるし、それは語学だけじゃなくていろんな分野に当てはめられる」と思って気分がよくなるということです。
いい先生に習い、相場を理解したうえで適切な訓練をすれば、やった分だけは必ず伸びるようになるし、伸びた分だけ自己効力感も上がるので、多少投資をしても最初から習ったほうがいいですね。
僕自身も、フットサル習って相場がわかってから、自己満足度合いはかなり上がって精神衛生上よくなったので。
では!
井上大輔
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