騙されやすい?「外壁塗装」の見積もりは十分注意しましょう!
外壁塗装は、数十年に1度のペースで、定期的に行う必要のあるお家のメンテナンスです。
外壁塗装の効果については、「見た目を綺麗にするだけではない外壁塗装の効果」を見てほしいコン。
今回、皆様に伝えたいのは、リフォーム系、その中でも外壁塗装など塗装工事の見積もりの注意点です。
あまり知らないかもしれませんが、塗装工事は不正がしやすいと言われています。
・数十年に1度なので事前準備を行う方はほぼいない
・知識量の差が施主様と業者側で天と地ほど離れている
・危機感を煽って契約を迫る
・大幅値引きで気を良くして契約してしまう
・専門知識が多いため見積もりの適正判断ができない
・塗料を水増し、塗り回数や工程の削減をしても分かりずらい
・施工不良があったとしても発覚するのは数年後
他にもありますが、悪いことをしようと思えば、しやすいのが塗装工事。
こんな事を言うと、少し「怖いな…」と思ってしまうかもしれませんが、そのくらいの気持ちを最初は持ってもらった方がいいと思います。
リフォーム関係に関しては、各市区町村からも注意喚起が出ているほどなので、十分気を付けてほしいコン…。
東京都では、悪質業者を通報するサイトなんかもあります。
たとえあなたがリフォーム系、その中でも塗装工事が初めてだったとしても、悪い業者に騙されない為には、以下の知識を持っておくと便利です。
①大幅値引き
→工事金額の1割以上の値引きをする場合は注意!
【理由】
優良業者さんの特徴として、最初からギリギリ自社にも利益が入る内容で見積もりを提出してくれるため、わざわざ金額の値引きでお客様の気を引こうとはしません。金額の値引きは嬉しいとは思いますが、大きな値引きができるのであれば、なぜ最初からその金額で提示してくれなかったのか?あきらかに値引きで気を引こうとしていたり、根拠のない嘘の見積もりを最初から出していたことにもなります。
参考情報:あなたも外壁塗装で悪徳業者にだまされてる?
②見積書の細かさ
→大雑把、理由を説明してくれないのは注意!
【理由】
「外壁塗装一式 100万円」「塗装一式 50万円」など、詳細が書かれていない場合は気を付けましょう。何の作業か?塗料のメーカーは?商品名は?使う塗料の缶数は?など、何も隠す必要はないのであれば、最初から提示してくれるはず。優良業者さんの多くは、かなり細かい見積書となっている事が多いです。見積書とは工事内容そのものなので、もしその部分が曖昧であれば、工事も曖昧となり、不正を見過ごしていることにもなります。
参考情報:外壁塗装はそれなりの見積書になるのが当たり前。
その他にも知っておきたい情報
参考情報:外壁塗装を訪問販売で選んでいけない6つの危険信号
参考情報:外壁塗装の業者の選び方
外壁塗装の見積もりは、お家ごと状況が異なるため、完全なオーダーメイドで見積書や提案書を作る必要があります。
そのため、見積もりをするためには、1~2週間かかることも。また、優良業者さんは毎日忙しくしているため、見積書を作るのにも時間がかかったり、職人畑の人はパソコンが苦手なこともあるので、遅くなってしまうこともあります。
そういった状況も予め理解しておくことで、業者さんとは円滑なコミュニケーションがとれていくので、外壁塗装をする前には、見積もりに関して色々な知識を身に付けておくのがお薦めコン!