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一見して「非効率」だと思われることも、私たちが率先して行っている理由

こんにちは!社内で何をやっているのか分からない人だと思われているランキングTOP5には入る杉山です。

コンテンツ制作、デザイン、システム調整、サービスフローやオペレーションの改善など、事業全体に首を突っ込んでいます。

「外壁塗装コンシェルジュ」の事業を成長させていく際、一見すると「非効率」だと思われることも、率先して行っているお話しを書いてみたいと思います。

もし、少しでもあなたの役に立つ情報になれれば嬉しいです。


非効率とは?

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非効率と聞くと、あまり良い意味ではないかもしれませんが、時にはその非効率さが、事業にとっては良い作用を生む場合もあります。

単純な非効率

単純作業で人をたくさん使ったり同じことの繰り返し
会議のたびに人数分の書類を作成・印刷など。

私たちの非効率

事業全体を通して見ると必要な施策や取り組み
結果的に利益を生み出す要素になっている。

「部分的な最適化」で事業・サービスフローを見てしまうと、どうしても非効率さが目立って、その部分だけを直したくなる場合もあります。

しかし、その非効率だと思ってしまう原因として、

・現場を知らない
・事業の全体の流れを知らない
・その行動が何に作用しているのか理解できていない

非効率だと断定してしまうには情報が足りていない状態。

大きな組織だと、1人で全部見れないため、部署ごとに分かれて管理していると思いますが、

・メディア運営
・サービスフロー
・オペレーション

などなど、私達の場合は幸いにも、1人が全体を見渡すことができる小規模の為、全体が見通せたうえで、意思決定をすることができています。

だからこそ、非効率だと感じても、全体を通して見ると、その非効率さが利益の道筋を作っていることを理解できるので、あえて実行できる。


非効率の良さとは?

単純な非効率はあまりオススメできませんが、利益を増やすための非効率は良い作用を生み出してくれます。

例えば、ビジネスモデル(外見)は同じなのに、なんでか成長率が違う…。

これは、ビジネスの内部に、競合他社は行っていないような、非効率さによって生み出されている道筋が存在しているから。

外見はいくらでも真似できるけど、中身はブラックボックス状態なので、真似ようと思っても真似られません。

ここに競争優位の源泉が存在しています。


どんな非効率なことを行っているの?

ここで全てを出してみたい気持ちもありますが、それだとうちのボスに怒らてしまうので…断片的ですが、私たちがどんな非効率を推奨しているのか、簡単にまとめてみたいと思います。

非効率1:
人力でサービス全体の流れを作り改善していく

これは当たり前かもしれませんが、何が正解か、当たるか分からないため、良さそうなことは、まず人力で組み込んでいきます。それが整ってきたら、作業的な効率化を目指してシステムへ組み込んでいます。これの繰り返し。

非効率2:
手間のかかるものほど行う

お客様が何を求めているのか、求められているのであれば、手間がかかろうと組み込んでみる。この考えが他社との内部的な差別化に繋がってくる。自社のことばかりを考えていると非効率なことはしたくなくなります。いかにリソースを削減するかが求められるので…。

非効率3:
スタッフの協力を得るために自らが行っていく

これは自分的な非効率さですが、何かを相手に求めるには、まず自分で体験してみることから行います。自分がやっている姿を見せて、そこから落とし込んでいく。

そもそも、何かを始める場合は、非効率だと思わず「まず組み込んでみる」な流れをとっているので、他の方からしたら、この部分こそが非効率だと思うかもしれません。

しかし、自分じゃなくても、課題を見つけて改善することは比較的誰にでもできてしまう。それなら、問題そのものを見つけるために、単純な非効率さも、利益に繋がる非効率さも、両方味方にしていきたいと考えています。

事業自体は8~10人前後の小規模なチームとして社内で活動していますが、売上も順調に伸ばし、やっとこれから!という段階です。

今後も、様々なことを学び、事業へ活かして、さらに求められるサービスとして広めていきたいと思います。



ん?この非効率な話、聞いたことがあるぞ?と思った方もいると思います。「ストーリーとしての競争戦略(著:楠木建)」こちらの本で学ばせてもらった内容を、自分たちの事業に置き換えて考えて書かれた内容だからです。

本って素晴らしいですね。知識がたくさん詰まっている。





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外壁塗装コンシェルジュ
外壁塗装コンシェルジュという名で、「建物の安心を届ける」ことを目的に、お客様からのお家のご相談・優良な工事業者のご紹介などを行っているサービスです。運営の中の人として、運営や制作のノウハウなどをご紹介していきます。https://gaiheki-concierge.com/