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夏の美術館めぐり

皆様こんにちは!渉外局1年のりんです。
突然ですがみなさんは、博物館や美術館は好きですか?
私は博物館や美術館の雰囲気が好きで、ミュージアムショップを見るのも好きなのですが、ここ数年は高校の部活、受験、初めての寮生活、レポートをこなす…と忙しい日々を送っていてなかなかゆっくりする時間が取れませんでした…🥲
しかしここで朗報です。夏休みが来ました〜!外大の夏休みは2ヶ月以上あり、私は課題もなかったので愛知に帰省して、1日をかけたお出かけが何回もできました。そこで今回は、私が訪れた美術館の特別展を少しご紹介したいと思います!(もちろん常設展もオススメですよ😊)

①名古屋市美術館
実はここには何か目的があって行ったわけではないんです。隣の名古屋市科学館に行こうとしたら何故か休館していたので、せっかくなら美術館に行こう!と思って行きました〜😊私が行った時は北川民次の特別展が開催中でした。北川民次は1894年静岡県に生まれ、アメリカやメキシコでも精力的に絵を描いていた画家です。風景画、人物画など幅広く描いていて、彼の作品の中でも私が惹かれたのは「メキシコ・イスタシワトル」です。これはメキシコにある山の絵なのですが、北川民次は山頂付近の雪をあおむけの女性に見立てて描いているのです!何も意識しないとただの山の絵なのに、そう言われるとそうとしか見えなくなるのって、面白いと思いませんか?

②豊田市美術館
ここには特別展「エッシャー 不思議のヒミツ」を見に行きました。エッシャーについてはご存知の方も多いかもしれませんが、彼はオランダの画家・版画家で、錯視を利用した作品や幾何学模様の作品が有名です。初期の頃の作品から順に展示してあったのですが、初期の版画の、陰影の表現が本当に素晴らしいんです!中でも「夜のローマ:サン・ピエトロ大聖堂の柱列」は全く同じ間隔の線が引かれているだけなのに、その密度によって柱やその影が見えるのは本当に不思議です。そしてもちろん、かの有名な「版画の画廊」や「滝」、「相対性」なども実際に見ることができました!AIで絵画の中の人物を動かした展示を見ていると、どこが上なのか手前なのか、だんだん分からなくなっていきます…。まさに脳がバグる、という体験でした😵‍💫余談ですが、エッシャーのサインはカクカクしていてかわいいので、もしご興味があれば調べてみてくださいね😊

長くなってしまいましたが、オススメポイントをお読みいただきありがとうございました!芸術は難しい、というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。私も完全に理解できているとは到底思いませんが、ある教授の「分からなくてもいいから、本物に触れるとよい」という言葉に背中を押され、現在に至ります。難しいことは分からなくても、雰囲気が好き、ちょっと面白そうなど、些細なきっかけで芸術に触れてみるのもいいかもしれません。

りん(渉外局1年)

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