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ダメ人間の外語祭
こんにちは。広報局2年のあろんです。
待望の外語際!を終えた感想を少しだけ語らせていただきたいと思います。
5日間の外語祭がついに幕を閉じましたね。
片付け日も終わって、授業を受けに学校に行ったら、正門で私を出迎えてくれたたふくじら、各種の看板、そしてガレリア内の地球儀や万国旗などが、まるで最初から存在しなかったかのように痕跡もなく姿を消してて、「ああ、今年の外語祭もこれで終わりだなぁ」と、スッキリしながらもどこか切ない気分に包まれました。
みなさんにとって、102回目の外語祭はどんなものでしたか?
どうやら上手くまとまらないようですね。じゃあ私から行きます。
文章力が皆無な人間なので、味気も感動も面白みも何一つない、つまらな三連コンボの文章になりますが、どうかご勘弁を。
正直言って、私は本祭を怖れていました。
本祭自体が怖かった、というのは噓です。正確に言うと、本祭中に後輩の前でミスをしたり、仕事をこなせないところを見せるのが、私の中では一番怖かったです。去年の私は1年生で、仕事の内容を理解できていなかったのもある意味では当たり前のことだったし、もし何かあったら先輩に聞いてみれば全部解決!というところだったので、本祭に対するプレッシャーはゼロに近いものでした。
しかし2年生になって、かわいい後輩ちゃんたちができた今はもう、責任感なしで楽しむだけじゃならなくなってしまいました。後輩からどんな質問を受けようと、ちゃんと答えを返してあげられる完璧な先輩でなきゃならなくなったし、もしものことがあった場合、責任の所在は全て私にあるので、そんな「もしものこと」が起きないよう、準備万端整える必要がありました。そのため、本祭前からシフトマニュアルを少なくても5回ずつ読み、万一に備えて本祭手帳の重要なところを母語に翻訳しておきました。そして本祭が始まる日の夜中に、どうかミスをしないように、と祈りながら眠りにつきました。
結論から言うと、滅茶苦茶でした。完璧な先輩どころか、普通の先輩にも達してませんでした。料理店や企画の場所を訊かれる度にキャンパスマップをいちいち探らなければならなかったし、知らないことはすぐ他の本部員に回して迷惑をかけまくったし、さらにはどうしても来場者さんの言葉が聞き取れず、まともな対応すらできなかったときもありました。
本祭中の私の姿は、私が描いてた理想像とはあまりにもかけ離れていました。少なくとも一人前にはなりたかったのですが、その一人前にもなれていない感じがして、ミスを重ねるたび、自分の無能さに嫌気が差してきました。
しかし、そんなダメ先輩だったにもかかわらず、広報局の先輩方と後輩ちゃんたちは、私を温かく迎えてくれました。私がどんなミスをしようと、どれだけ舌を噛もうと、どれほど間違った日本語を使おうと、別れるときは「お疲れ様です」と送ってくれたし、翌朝は「おはようございます」と迎え入れてくれました。ミスの有無にかかわらず、私はいつまでたっても、広報局のあろんだったのです。
おかげさまで、3日目になってやっと外語祭を気楽に楽しむことができました。ミスをしなくなったわけじゃないですよ。むしろ緊張が解けたせいか、1,2日目にはしなかったヘマをしたりしました。ダメ先輩にもう一歩近づけたのかもしれませんね。でも、いつの間にか、ミスによる恥ずかしさが、先輩方や後輩ちゃんたちとより親しくなったという嬉しさに上書きされていきました。後輩の前でミスをするのはもちろん怖くて恥ずかしいことではありましたが、それよりも、本祭を通して先輩方や後輩ちゃんたちと深めた絆の存在感の方が、比べ物にならないほど大きかったのです。そんな絆を築けるのであれば、ミスなんかいくらでもやってやろうじゃねえか!と思うことができました。
まとめると、私にとっての外語祭は、申し訳なさとありがたさの連続でした(先輩方へ、信じて任せてくださったのに、ミスだらけになっちゃってごめんなさい。後輩ちゃんたちへ、2回目の外語祭なのに頼れないダメ先輩でごめんなさい。あと口汚くてごめんね)。でも、ごめんなさいは愛じゃないと思うので、ありがとうの方が大きいことにします。こんなダメ人間を受け入れてくれてありがとう。居場所を作ってくれてありがとう。
外実、そして広報局に入ってよかったと思わせてくれて、ありがとう。
つまらな三連コンボの文章なのですが、
「ありがとう」という気持ちさえ伝わったのであれば、私はそれでいいです。
お寒い中、102nd外語祭にお越しくださった来場者さん、
外語祭を絶対に成功させようと必死に頑張った本部員のみなさん、
そして、愛しい広報局のみなさんへ、
心より感謝申し上げます。
来年も何卒、よろしくお願いします。
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あろん(広報局2年)