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拝啓、外実へ
こんにちは。第102回外語祭実行委員会 委員長のはせこうです🦁
自分が入会届を提出してから、はや2年半の月日が経つなんて。
スタブロ執筆が最後ということで、率直に思うことを、パソコンが壊れない程度に思うがままに書きたいなと。屋装局長から「俺以上書かないとありえない」と圧をかけられているので、今回はせっかくの機会だし、字数気にせず書こうかなと。
遡ること2年半前、私は入学したてほやほやのわんぱく小僧で、大学という新しい環境で経験したことのない部活・サークルに入ろうと決めていました。そこで彼は、外語祭という学園祭があるらしいぞっという噂を聞きつけ、外語祭で何か企画を出したいと思い、外実の先輩に問い合わせたところが実は、私と外実の馴れ初めなんです。三役になって、頻繁に対応してる問い合わせを、当時は自分がしていたなんて、信じられないものです。そして先輩からは、春学期の時点でその年の本部企画は決まっており、新たに増やすことは厳しいとの連絡がきて絶望したのを覚えてます。(そもそも本部企画は外実運営だから、外実に入らないと話が始まらないんだけどね、🤫)その後、外実に入れば企画の運営ができるよと声をかけていただき、はせこう少年は外実に入ったのです。そこからの記憶はほんとに薄くて、これは充実しすぎていたとかではなく、毎日稼働してるSluck, Line, Zulipそして毎週やってくる全体委員会、局会議での情報量が多すぎて僕の脳じゃ記憶に刻めなかったという表現の方が正しいでしょう。なので、今の1年生で春学期の全体委員会で何言ってるかわからなかった方、安心してください。逆に何言ってるか分かった方、2年後期待しています。
それから記憶を戻し始めた秋学期は一瞬ですぎ、私は人生初の外語祭を迎えました。
心の底から楽しい。そして学生皆で一つの外語祭を創ってる一体感ハンパねぇ。というのが外語祭中に感じたこと。けど、外語祭後は、なんで皆こんなに外語祭のために頑張る、頑張れるのだろうか、と率直に思ってました。これは決して、ネガティブな意味ではなく、むしろ凄い、リスペクトが勝ります。当時は100人、いまや200人の組織を動かす何かが、外語際にはあるのかもしれない。その「何か」を、見つけ出す冒険の旅に出るかのように、はせこう少年は外実、外語祭にのめり込んでいったのです。冒険には出たは良いものの、答えは既に見つかってました。そう外語祭愛です。
人それぞれなのは百も承知ですが、答えは何にせよ、これほどの組織を動かせる何かが、外語祭、外実にあるって普通に凄くないですか?
それからフィナーレでの司会や世界ことば博に加え、2年時には念願の新企画Audio Tourにも携わることができて、外実に入った目的を達成できたのです。けど、胸中で何かむずむずしていたのです。外語祭にもっと関わりたいんだ、と。そして3年になり、いよいよ外実を引っ張る代になりました。インフル後でぶっ倒れそうになりながら話した、三役演説。いよいよ三役に自分はなるのか、という、責任感と免疫が戦っていたのを鮮明に覚えています。
そして、三役、委員長になった今、実は温かく楽しい委員会作りを目指してきました。それは普段から、大量の仕事をこなす本部員に少しでも温かさと楽しさで還元したかったという想いからです。そのために、春学期はみんなでBBQを、合宿でも自分自身が弾き語りを、実はあれ、私にとってもかなりの挑戦だったのですw。それでもって、春学期のアンケートで多くの方から楽しいです!温かい委員会です!と回答してくれた時にはくるものがありましたね。さらにハロウィンでは思い出したくもない白塗りチャイナドレスを、、誰よりも仮装を楽しんで?、総じて、温かく楽しい雰囲気作りは、自分が身をもって体現しないといけない。先頭に立って委員会をまとめるってこういうことなのかもしれないのだと。みんなのおかげで少しずつ気づいていきました。本当にありがとう。
幸いに業務効率化の面でもGOSを開発できたり(かぴしゅんとしずまには大感謝)、我ながら本当に色々な事にチャンレンジしたんだなと、思い返しながら文章を綴っています。
ただ1つだけ言えるのは、これらは全て、「本部員のため」なんです。三役、特に委員長は、外実を代表して外部での挨拶など対外向けの仕事も多いですが、それ以上に常日頃、本部員みんなのために何ができるかを考えて行動することが委員長の要だと私は思っています。それがみなさんに少しでも伝わったら、委員長としての役目を少しでも全うできたのかなと。まだ本祭はこれからなので!困った時はすぐかけつけるので呼んでね!
そして最後に忘れてはいけないのが同期への感謝。3年会議後のあの自由時間が僕は大好きでした。局を超えて、仕事の話、趣味の話、就活の話、くだらない話。あのひとときの、みんなが嬉しそうに、たまには深刻な表情で話してる姿が今でも心に残ってます。同時に、副委員長、会計含め同期の存在の大きさを思い知らされる時間でもありました。
当たり前だけど、自分は一人じゃないってことを、最近なぜか強く感じるのです。
正直自分は、立場上、自己消化したり、一人で抱えこむ、こまなければならない(と思ってた)ことが多かった。けど、自分にない魅力を持ちあふれ、仕事出来ばかりの同期を横に、一人で抱え込むのがバカバカしくなってきた。同期がスタブロでも頼ってね書いてくれたけど、実は私にとって人を頼ることはすごく難しいことなんです。これは決して同期を信頼してないとかじゃなくて、ただ自分がやらないといけない、頼ったら恥ずかしい、という変なプライドからです。どこまで自分が担うべきなのか。どこまで周りの人、特に3年に頼ればいいのだろうか。迷惑かけないだろうか、、、頼るって本当に難しい。
色んな感情が湧き出るんだけど、それ以上のものが同期にはある。外実にはある。横を見れば誰かが助けてくれる。早く気づけばよかった。それを長々と深刻に考えてた自分がバカバカしくなって。なんでこんな頼りになる人ばかりなのに。もっと頼ればよかった。ちょっとした悩みも打ち明ければよかった。それを最近気づいた私を許してください。
でも時計の針は戻ってはくれない。
あと少ししかないけど、今まで以上にもっと頼る。心の底から信頼しています。頼りにしています。こんな俺についてきてありがとう。あーパソコンが危ない。
そして後輩へ。本部で1、2年生が楽しそうに話してるのを見るのが大好きでした。毎回エネルギッシュな後輩を前にしたら、ちょっとした悩み、疲れがほんとうに吹っ飛んでいくし、今日もがんばろ、という気持ちにさせてくれます。ここ最近は、後輩同士のトークで笑いすぎて顎が痛いし、自分のジョークにツッコんでくれる後輩も増えて本当に嬉しい。仕事も自分からやります!とか、もっとください!とか。もう頼りになるよ。最後まで一緒に駆け抜けようね。本当にありがとう。
1年生の秋、金髪でいかつめだけど、話したら優しい委員長に憧れを抱き始め、
「やりたい。これはやるしかない。」と決意し、少年の心に小さな灯火がつき始めてから2年半が経過。そして今、委員長をやらせていただいている。
Where there is a will, there is a way 意志あるところに道は開ける
外実、外大生活を通して、私が身をもって実感している言葉です。
みんなからはどう見られてるかわかんないけど、こんな私を見て、憧れを持ってくれる後輩が一人でもいれば、この先の外実のためにちょこっと足跡を残せたのかなと。もうこれ以上書くとアップルケアに入ってないもんで、パソコン水没すると終わるのでこれくらいにしときますね。もうこれが気持ちの全てだ!書ききった!さあ、いよいよ外語祭始まるね。
長々と外実について語ってきましたが、いよいよ第102回外語祭、開幕いたします。
次の100回に向けて、第2歩目を踏み出した外語祭。
今年は外語祭の新たな一面を楽しめ、みなさんの新たな旅路の出発点になるかと思います。本部員一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
本部員、そして外大生のみんな、俺についてこい。
最っ高の外語祭を創ろうぜ。
思い入れのあるフィナーレの舞台から、愛と感謝を叫ばせてくれ。
長谷川 皇一
はせこう(委員長 3年)
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