スリ未遂

みなさんこんにちは。企画局1年のSです。現在、私はイギリスのロンドンにショートビジットで滞在しているのですが、このスタブロでは先週私が遭った「スリ未遂」について書きたいと思います。
　私が「スリ未遂」にあったのは、日曜日の昼頃にバッキンガム宮殿近くのセントジェームズパークを1人で歩いていた時でした。立ち止まって地図を見ていたら、男性に声をかけられ、「写真を撮ってほしい」と言われました。スマホを渡されて写真を撮ると、”Thank you !”といって手を握られました。そして、”I’m from Australia !”と言って、財布の中からオーストラリアのお札を取り出し、「触ってみて」と手渡されました。私が日本から来たことを知ると、自分は心臓外科医で、来年名古屋と福島に行く予定だと言い出しました。そして、「日本のお金が見たい」と言ってきたのです。私は既にやけにフレンドリーだとは感じでいましたが、この時点で完全に怪しいと気づき、お金は持っていないと言いました。すると、「じゃあイギリスのポンドが見たい。ユーロでもいい」と訳の分からないことを言ってきました。結局、何も持っていないと言い張って別れることができました。
　後日、インターネットで調べたところ、これは典型的なスリの手口で、現金を見せてもらっている間に財布からお札を抜き取るそうです。また、医者であると言ったり、自分のスマホやお札を相手に持たせるのは信頼を高めるため、名古屋や福島に行くと言うのは好感度を高めるためのテクニックだそうです。
　今回、私は被害を免れましたが、皆さんもヨーロッパに行く際には、このようなスリの手口にお気をつけください！

S（企画1年）