打たれない球、打たれる球
こんにちまいまい🫶
まいまいはいつ見てもかわいいですね💕︎
さて本題に移りましょう
先日Twitter(X)でこんなTweetを見かけました
今日はこれについて少しお話をしていけたらいいなと思います。
ボールを見なくても打てるの?
私の考えとしては「打てる」と考えています。
むしろほとんどのバッターはそこまでボールを見ていないor見れないんじゃないかな?と思っています。そしてこれは競技レベルが上がれば上がるほどこの傾向が強くなるのではないかと思っています。
どういうこと?
ボールはピッチャーから投げられてキャッチャーに向かって進みます。その軌道上にバットがあればボールはバットに当たるのです。
つまりボールの軌道と速度が分かり、そこの時間帯と軌道上に正確なスイングをすることでボールは打てるわけです。
実際このツイートに付いているmizuさんのリプでリリースしか見ていないというのは「投げた瞬間来るボールの軌道、速度を予測して打っている」ということに他なりません。
投手のレベルが高くなると当然のように球速が上がってきます。そうなると「球をよく見て打つ」といった行為が困難になってきます。速い球相手だとまず確実に振り遅れます。
そのため、リリースでボールを判断して、軌道と速度を予測し正確にスイングするといった能力が、速いピッチャーと対戦する上では不可欠になってきます。もちろん球は見ますがほとんど補助くらいだと思います。
普段mizuさんが「速いピッチャーの方が打ちやすい」と言っているのも、そういった経験から速い球に対する速度と軌道の予測能力が高いためであると筆者は考えております。
以上の考えから、ンゴロさんのツイートでの推測は、正解なのではないかと思っております。
で、タイトルの打たれる球、打たれない球って何?
このアカウントは基本的に、私の経験に基づくピッチャーの考え方を発信するアカウントなので上記の「バッターは投手の球をある程度予測して打っている」という考え方に基づいたピッチャー側の理論を書いて行きたいと思います。
打たれない球とは「バッターの予測を超える球」である
例えば、魔球のようなエグい変化球、吹き上がるような豪速球、これ、打たれませんよね?
なんでこれらが打たれないかというと、これらはバッターの予測を超えた球であるからです。
よく分かっていても打てない球と言う人がいますがそれは私の考えとして「すごいのはわかっていても理解の追いついていない」球なのです。
どういう軌道をしているのか、どんな速度で来るのか、どのタイミングでどこを振ればいいのか、分からないのなら打てるはずもありません。
逆に、打たれる球って何?
わかりますね、
それは「予測通りの球」です
バッセンの140キロ、意外と打てますよね
それは、大体毎回同じスピードの球が同じところに来るからです。
それは「予測通りの球」ということにほかならないからですよね。
わかってたらそれなりに打てるのです。
よく1巡目は抑えられていても2巡目以降で捕まるピッチャーがいます、初回は抑えられても次の回で捕まるパターンもあります。
これは「データの蓄積でバッターの予測の正確性が上がっているから」または「投球の質が下がり相手の予測に近付いてしまっている」と考えられます
わかっていたら打てるのです。
予測を超える
バッターの予測を上回る球を投げることは打たれない球を投げることとほぼイコールです
しかし、よっぽどレベル差がない限り、同じ球をずっと投げていれば予測の正確性は上がり打たれる確率は上がります。
なので投手は変化や緩急を使い予測外の球を投げようとするのです。
想定外の球を考える会
パワー系
・速過ぎストレート
・曲がりすぎ変化球
ピッチトンネル系
・小さいカットシュートを使ったフロントドア、バックドア
・ストレートに張っててストレートが打たれそうな相手に打たせるカットツーシーム系
・ストレートの軌道から落とすスプリット
・ストレートの軌道から失速するチェンジアップ
目線外し系
・緩いカーブ
その他
・プレートの幅を使った投球角度
・間の使い方
・思ったより球の来るフォーム
まあまあ色々ありますね
他にもあると思うので、キャッチャーとかと一緒にどうすれば相手の想像を超えるピッチングが出来るか考えてみましょう。
結論
菅野真衣さんはいつも想像を超えた面白さ、可愛らしさ、様々な魅力を見せてくれるから好きです👏👏👏👏👏
おしまいまい。