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股関節とムクミ・冷えの関係

前回はガイアメソッドの考え方や特徴をご紹介しながらムクミや冷えについてお伝えしましたが今回は"何故?カラダの中でも足(脚)が一番むくんだり冷えやすいのか?"についてです。

進化によって四足歩行から二足歩行になった人間は、重力によって筋肉の位置や骨も変化してきました。
また、脳も男性と女性では生きていく生活の中で働きや役目によって変化しています。
男性同様の能力が求められる現代女性は重い書類やパソコン機器を持ち歩き、カラダを酷使することが多くなりました。
本来、男性は重いものを運んだり外敵と戦うための筋肉が発達していましたが、女性は出産をする為骨盤の形が男性とは違ってできています。
本来の脳の働きは男性と女性では違うことが分かっていましたが更に近年、脳科学でも詳しく紹介されるようになりました。
ムクミや冷えは筋肉や骨盤の違いで比較的女性に多い不調ですが、更に女性は脂肪を蓄えやすい特徴を持ち筋肉が弱いため関節に負荷がかかり、上からの重力で歪みやすいという特徴があげられます。
特に股関節周りの筋肉は進化して人間が立ったことで筋肉が一番ねじれやすく歪んでいる部分です。
そのため、心臓からの血液は通りにくくなり血流が滞りやすく足先から冷える不調になりやすくなっています。
心臓から下に流れる動脈は重力によって流れやすく、逆に上の心臓へ戻る静脈は重力に逆らっているためムクミやすくなっています。
静脈瘤が脚に多いのも理解できると思います。

動物や植物、人間も重力とバランスをとって進化を続けていますが、足のトラブルや骨盤の歪みは上半身の重みと重力との関係で切り離すことができません。
股関節の歪みはシンプルに浸透圧現象でも理解することができます。
洗面器に水を入れ、そのままのタオルとねじったタオルを水に浸して水の上がり方のスピードで比較してみましょう。

一目瞭然ですね。整体で関節をほぐし、脚の歪み(O脚)を改善することが、ムクミや冷え症を防ぐ方法だと理解できると思います。




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