首コリ・肩コリ
頭痛、背中や腕コリを共なう首コリ不調についてご紹介します。
首コリ、肩コリは若い頃では感じにくい場合が多いものですが、最近スマホやパソコンの長時間使用によって、年齢に関係なく不調を訴える人が多くなっています。
さらに、首コリは重症になると自律神経失調症や腰痛まで連動してしまいます。
首コリ、肩コリを感じる人(首コリでも神経伝達の問題で感じない人)の特徴と見分け方
①肩が上がって、顔や頭蓋骨が下がって首が埋もれて短くなっている人
②年齢に関係なく首に深いシワがある人
③二重あごになって顔が大きくなっている人
④前肩(巻き肩)になって背中が猫背になっている人
⑤お腹が出て腰回りが太く、ベルト状になっている人
⑥脚が歪んでいる人
一時的に首コリをスッキリさせる施術は色々ありますが難しくはありません。連動するカラダのしくみの説明をすると難しく感じますが、基本はシンプなものです。
頭の重さは平均5〜6kgもあります。お米の5kgを持ってみて下さい。なんと頭は重いものです。何気なく毎日、頭を前後左右に動かしていますが、特に前のめりの姿勢では頭を支える筋肉(背骨の周りの脊柱起立筋群や首の後ろの肩の僧帽筋、首の後ろの後頸筋、首の前の胸鎖乳突筋など)は、それ以上歪まないようにと硬く固まりやすくなってしまいがちです。背中や肩、首の血液やリンパの流れも当然のように悪くなります。
すると、上半身の重みはウエストより下の下半身の腰回りにも負荷をかけることになっています。
スマホやパソコンを常用する長時間のデスクワークは首コリの一番の原因になっています。
次回は、首コリと連動するカラダのしくみ"重たい頭を支える背骨や筋肉"についてご紹介します。