複雑なものを複雑なまま受け取る

今回は人物や出来事を俯瞰して見るときのポイントを書きます。

まず人間も事件等もステレオタイプに一面的なものではないということを念頭に置くべきでしょう。

例えば有名人が不祥事としてワイドショーやネットニュース等で叩かれてる場合を想定します。ざっと入ってくる情報としてはこの人物は絶対的な悪だと思い込ませようとしたものがほとんどです。

絶対的な悪なんてこの世では、すごく珍しいものだと疑うべきでしょう。

人間も事件も複雑なものです。ある部分は筋が通って正しかったり、ある部分は全く一貫性がなく間違っている。

その部分同士の比率をよく見て判断した方がいいでしょう。

例えばかの有名なヒトラーも最後には恋人と心中するわけですが、その恋人に対してはもしかしたら人間的に接していたかもしれないのです。

そもそも産まれた時の赤ちゃんに悪人はいないわけです。そのあとの人生で考え方が変質していくのです。

ちょっとしたミスや不祥事で、その人を悪人と断罪する前にちょっと冷静になるべきでしょう。

そもそも人間はわがままで往々にしてクズなわけで、ある程度は寛容になり、「それちょっと違うぞ!」という部分はお互い指摘しあえる関係が良い関係なんじゃないでしょうか。

純文学とか読むと参考になると思います。ありがとうがざいました。

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