東京オートリクシャーツアー!
インドを旅行しているとき、ほとんどの旅行者がお世話になるのがオートリクシャー。
南アジアや東南アジア、中国、中東諸国やアフリカ、果ては中南米まで世界中を走っている三輪タクシーの中でも特に知名度の高い、インドbajaj社の三輪タクシー。それがオートリクシャー(オートリキシャー)です。
現地では「オート」と呼ばれることが多いです。
もともと日本から世界中に輸出されていた「人力車」から、自転車付きの「サイクルリクシャー」、そしてエンジン付きの「オートリクシャー」になったからです。
ちょっとわかりづらいけど、後ろの方に人力車(リキシャー)があります。
今はインドでもコルカタでしか走ってません。
サイクルリクシャー。オートより運賃も安いしかなりハードなお仕事です。
坂道だとついつい降りてあげてしまう。
そしてこちらがオートリクシャー!これはタミルナードゥのものですが、地域によってカラーリングが違っていたり、装飾の傾向があったりします。
外国人はオートリクシャーのことを「リクシャー!」と呼ぶことが多いけど、現地の人はリクシャーを省略して「オート」と呼んでいるんですね〜。
よく「トゥクトゥク」と混同されることが多いけど、トゥクトゥクはタイの三輪タクシーでオートリクシャーより大型で排気量も二倍以上あります。
旅行者の影響でインド人でもトゥクトゥクと呼ぶ人が増えていますが、オートリクシャー大好き人間としてはちょっと複雑な気持ちであります。
インド旅行といっても、それぞれ見るものや関心が違うので、同じ国に行ったとは思えないほどそれぞれが自分の旅を感じて帰ってきます。
だけど、ほとんどの旅行者にとって共通の話題で共感できて盛り上がるのが、オートリクシャー話だったりします。
運賃の交渉であれこれやり合った話とか、面白い騙され方をしたとか、親切な人がいたとか、ひどくぼったくられたとか、めちゃくちゃな運転だったとか…
誰もが利用する便利な乗り物だからこそ、避けては通れないオートドライバートのやりとり。
旅行中はめんどくさいなあ〜なんて思うけど、帰ってくると不思議と懐かしくなる。
その前に、まず帰ってきて重いバックパックを背負ってうちまで帰るときにタクシーよりも気軽なオートがないことの不便さを嘆くのです。
ああ!日本にもオートがあればいいのに!!
いつかオートが欲しい!
そして最初のインド旅行(1997)から15年後の2012年
僕はオートリクシャーを買っていた。
買ってみてわかった
「自分が運転してるんじゃ駅でオート捕まえられないじゃん!」
でも、オートを日常的に使う生活はなかなか楽しいです。
インド好きやインド人はみんな喜んでくれるし近距離の移動ならとっても便利!冬は寒いし雨には濡れるけど!
さてさて、そんな乗り物にもう9年も乗っているのですが、先日これに乗ってあっちこっちドライブする様子を撮影してきました!
どうぞご覧ください〜!
撮影してくれたのは友達の浅沼くん(間借りカレー 「みっとら」やってます https://www.instagram.com/mittoracurry/ )