7.塾と保護者の役割その4
保護者の役割とは、ズバリ監視です。
監視というと重く感じますが、お子さんが何をしてるか把握をするということです。
今日の塾で教わる科目は何ですか?単元は何ですか?
塾帰りに話はしていますか?「どうだった?」「別に」だけの会話になっていませんか?
話しかけても子どもが何も答えないからという理由で、だんだんと話さなくなっていませんか?
話さない理由はなぜでしょうか?それはお子さんが話すのが面倒だからでしょう。
ではなぜ面倒なのでしょうか?それは話しても意味がないからです。
ではなぜ意味が無いないのでしょうか?それは形だけで話しかけているからです。例えば、「今日は何したの?」と聞いて「証明」とお子さんが答えたら次は何と返しますか?「そうか証明か、ところで合同条件は覚えたのかい?」なんて返しは出来ますか?難しいですよね。できる人は良いのですが、そうでない人は、「証明って何?」で結構です。「今日は何したの?」「関係代名詞」「関係代名詞って何?」で大丈夫です。要は、私は貴方を分かろうとしているよ!という気持ちが伝わる事が大切です。それが伝わらない上っ面だけの会話は子どもはすぐに見破ります。
段々とお子さんの返事の内容で、大体塾の様子や理解度が分かるようになります。分からない所があるならばそのままにせずに早く復習させるなり、塾に相談するようにしましょう。