「偶然なのだろうけども……」あらすじ
「1月4日」、私は私や私の親しい人の代わりに何か一つ「もの」を殺す。
というのも、姉や両親、先祖を遡っても私の家族の大半は何故か同じ命日「1月4日」に亡くなっているからだ。
次は私か、私の周りの誰かがその日に死ぬんじゃないかと思い込み、私は禊として毎年「1月4日」に「もの」を殺して、禊の命日を作る事を思いついた。
「禊の命日」には、ぬいぐるみを筆頭に様々なものを殺している。毎年、殺すものを考えていく内に私には色々な変化が起こっていく。
これはその顛末を書いた物語である。
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