大卒からナースになって、ナースを辞めた話。

こんにちは、がにょんです!!

今までニート生活について書いていましたが、リクエストがあったので、看護学校に入った話と、卒業後の仕事について何回かに分けて書いていこうと思います。

ちなみにですが、私は高校卒業後にストレートで看護学校に入った訳ではありません。

その前に何をしていたのかというと、別の大学の別の学部に通っていました。

高校の頃から、私は人と話す時は聞き専でした。
聞き専だから苦痛とかそういうことはなく、人の話を聞いて、話の背景を考えるのが好きでした。
そこから徐々に派生してカウンセラーという職が気になるようになり、心理を学ぶ学部に進みました。

私が入学した一般学部では、希望すれば福祉の国家資格取得を目指すコースも選択できました。
なので、国家資格に惹かれて私は国家資格のコースも選択しました。
(当時は国家資格である公認心理師の資格がなく、民間が認定している臨床心理士しかありませんでした)

そして座学を終えて、臨地実習へ出る年がやってきます。
その福祉資格の実習の中で、患者さんに関するカンファレンス(会社でいうミーティング)に参加させてもらう日がありました。その中で、進路について考える印象的な場面に出合います。

精神的な症状をもつ患者さんの入退院についての議題で、福祉職の方々が頭を悩ませながら話し合いをしていました。
入院させるべきか、様子見でいいのか話は進まず、遅れて現れた医師に皆が質問をしました。
すると、
「症状が治ってないから入院」
と、ズバッと結論が出されてカンファ終了となりました。

それを見て、
(医療的な視点もないと、患者さんの全体像はわかんないんだなぁ)
と悩み始めました。
実習を進めるうちに、訪問医療は福祉職1人では支援に限界があること、臨床心理士は国家資格ではないので職能から外れた仕事を任されることもあることも悟っていました。

生まれたモヤモヤは大きくなり、そんな中、同じ病院に看護学生が実習にやってきました。
悶々と実習を進める自分と比べ、彼女らは目的を持って実習をしている。
そんなふうに見えて、私もあっち側で勉強したいと思いました。

そこから、看護師を目指したいと進路変更することになりました。
(一応、医師の道も調べましたが、卒業時は30歳ギリギリになること、普通に学力が足りなかったので、看護師を選びました)

次回は、大卒から看護学校へ入る流れについて書いていきます。

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