関東旅行記② 2024/02/17~02/20 & 永野護デザイン展に行ってきた
前回の記事 の続き で2/18~2/20の旅行記です。
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1. 天気予報をチェックして旅行には傘を持っていこうね
2024/02/19(月)
月曜はあいにくの雨。土砂降りというほどではなかったが、
傘が必要な天候だった。変な時間に目が覚めたため、
前2日で着たものをホテルのコインランドリーで洗濯したりしてから、
(コインランドリー300円、乾燥機100円)
ジョナサンの目玉焼き朝食セットを食べた。
今回はトースト選んだんですけどけっこう分厚くてお得感ありました。
次からはトースト一択かもしれない。
あとドリンクバーの青汁が美味かったので2杯飲んだ。
東所沢についてから駅のコンビニで折りたたみ傘を購入。
地味に痛い出費だった。(傘2000円)
二日目はなるべく武蔵野ミュージアム内をじっくり見物しようと考えていたので、まず¥1400のKCMスタンダードチケットを購入。
2. 空いてる平日の美術館をゆっくり鑑賞できるというだけでアド
チケットの種類と、入れる展示内容の違いについては上記リンクで。
KCMスタンダードチケットがあれば1階のマンガ・ラノベ図書館と4階と5階の展示が観れるので永野展のチケットと合わせて買えば目的のものは見れるかな、という判断。
あとロッカーあるので大荷物持ち運ぶ人でも安心です。
荷物出す時に100円返ってくるタイプ。
1Fマンガ・ラノベ図書館
最初にマンガ・ラノベ図書館で永野先生のサインを確認。
フール・フォー・ザ・シティ全然増刷されてないから読んだことない人は
ここで読むことができる
過去のトイズプレス版権の書籍も網羅されてたらありがたかったんですけど、さすがにありませんでしたね。
図書館ということで撮影OKの場所なんですけど周りに静かに本を読んでいる方々が多かったため、そこまで写真は撮ってなく。
ただ、漫画、児童書は角川系列メインに置いてありますが
上の階のラノベ図書館のエリアは富士見だろうが新潮だろうが講談社だろうがラノベというジャンルのほとんどを網羅してるんじゃないか・・・・?
というレベルの充実ぶり。(小学館スーパークエスト文庫はなかったが)
生涯通えるレベル。
あと、ラノベの文庫サイズの本棚の中にニンジャスレイヤーがあるのは
笑ってしまった。
4F 本棚劇場
個人的に圧倒されたお気に入り空間。
大きい図書館が大好きなのですが、まさに人間の集合知に圧倒される空間だった。東方紅魔郷の4面とか、「ボクと魔王」の世界図書館のよう。
こことマンガ・ラノベ図書館に、
週末になるたびに通うだけで一生暇つぶしできるじゃない・・・・
東所沢の民になりたい。
本棚のジャンルの分け方もちょっと変わっていて、
体験させて、見せるため・魅せるための本棚になっているのが面白い。
最もツボだったところが
日・月・火・水・木・金・土の七曜の属性別に
「仕事」のジャンル本棚分けされていたところ。
永野先生コーナーもあったよ
フール・フォー・ザ・シティの連載開始号読めたのはラッキーでした。
改めて時代が、
TVゲームが黎明期にさえなっていない、
オタク向け文化ってアニメとマンガ…くらいの時代にできた雑誌なので
キャラクターのデザインの変化点というものが感じられる雑誌でした
しっかし、雑誌の値段も高くなったよねえ。
あと、荒俣宏先生のコレクションが展示されているコーナーも良かったです。
3. 音声ガイドを聴きたい場合はイヤホンとスマホを持っていこう
2時間ほどで1F、4Fの展示を見終えて、再び3Fの永野護展。
平日なので日曜よりは人は少ないが、まばらに人は入ってました。
二度目の来訪時はイヤホン持ってきて音声ガイド(ナレーション:川村万梨阿さん)を聴こうと思っていたので、
混んでないのは助かりました。
900円でスマホでQRコード読んでダウンロード。
ダウンロード後3時間は何度も聴き続けられる。
撮影と音声ガイドを一つのスマホで使ってるとバッテリーがガンガン減っていくので
モバイルバッテリーは必須です。
じっくり鑑賞していて驚いたのですが、
FSS初期の設定画の原画って全てBの鉛筆で描かれてるんですね。
ロボットもの、というジャンル…
鉄人28号からマジンガー、ゲッター、ガンダムを経て、
筒、箱、丸、板の集合でしかなかったロボットのデザインを80年代中半、エルガイムの時点で物理的に矛盾がなく可動する関節をデザインしたということが永野先生の功績でもあるし、
Zガンダムでのコクピット(リニアシートや全天周モニターなど)
その後のガンダム作品に当然として残るIPをデザインしていることが
特許めいたことなんですよね
複雑な面構成の装甲や、装甲の下に骨格(フレーム)がある、
甲冑めいた装甲、はりだした胸や前後合わせの肩装甲、
足のパーツがつま先とかかとで分割されているとか、
またロボットに眼球があることの説得力など
ほぼエルガイム以降の他作品のキャラデザ・メカデザってのは
永野先生の影響を受けざるを得ない。
キャラクター・ロボットに長物のランチャーや大剣、大鎌もたせる
ハッタリめいたものが増えていくのもその流れを感じる
撮った表紙絵とか
4. 造形の電気騎士たち
立体物関連はどうしても現時点で新しい作品ばかりが展示されてましたが、
わがままを言うなら各メーカー、今までのMH、GTMをできる限り
完成品で見せてほしかったなーと思いました
展示の最後には旧ツインタワー/ヤクト・ミラージュこと、
グローサー・ツァラトゥストラ・デトネーター・ブリンガー(リョクタイ)。
5. 寄せ書きホワイトボードに永野先生への付箋コメント貼ってこようぜ!
出口のコメントで泣きそうになった。努力の人だよ永野先生。
オタク分野から今後マンガなりアニメなりゲームなり、形は違えど
デザイナーを目指す人はいても、
きっと誰しもが「もう永野先生がやってるデザイン」じゃないか?という既視感を感じると思う
だってオタク分野だけ観て生きてきた人間と
それ以外を観て生きてきた人間じゃ視覚とか知識、その他五感で蓄積体験してきた経験値が違うもん
まだ永野先生すら思いついてないデザインを生み出していくことが、
これからクリエイターたる人たち、世界観というものを生み出していく人た
ちの宿題であり宿業なんじゃないかな
*・*・*
あ、注意事項ですが出口からグッズ売り場行くともう展示会場に戻れません。超重要ポイント。
*・*・*
角川食堂2回目
平日に空いてるフロアをじっくり閲覧してたら4時間があっというまに過ぎていた。
この時点で16時。平日ゆっくり(ラフのコメントなども読んで)閲覧する人はそれくらい時間がたつということを考えてスケジュール組んだほうがいいですね
ランチ食べるつもりがすっかりお茶の時間でも遅いくらいになっていたので
ラムレーズンパウンドとコラボコーヒー×2を頼む。
エストチョココンプは敗北した
*・*・*
6. FSSに出てきたグルメ巡り東京編.2 (この旅行のエンゲル係数がやばい)
FSSグルメ巡り 東京編2
カフェ アクイーユ -cafe accueil 恵比寿店
FSS16巻32P ラキシスが食べたがっていたパンケーキでございっ
コミックスだと三段と描かれてましたが
実際のお店は二段まで選べます。
かなりのボリュームなので二段だと女子二人でちょうどいいくらいじゃないでしょうか。
アイスが3つ乗っていて大満足でした。他のメニューも食べたい。
宿に帰ってからの戦利品並べるタイム(の前に北朝霞の来々軒で中華そばとビールと餃子セット食べた)
立体物はアクリルスタンドくらいしか買わなかったんですが、
やはりいつかボークスのバッシュ・ザ・ブラックナイトは作ってみたい・・・
あと木製ポストカードや色紙が変えなかったのが痛い・・・
など、悔やむ部分もあれば満足する部分も大きかった永野護デザイン展でした。
この記事書いてる時点であと会期は一ヶ月くらいですが、
この旅行記を読んだ方々が少しでも「行ってみようかな?」
という参考になれば幸いです。
*・*・*
7. 無事にお家に帰るまでが永野護デザイン展です(校長先生の言葉)
2024/02/20
朝6:30に起きて荷物まとめる。
7:00のジョナサンはスクランブルエッグ朝食のトーストにした。
先日と同じく青汁飲んであとは抹茶ラテ飲んでた。
東京駅に荷物あずけて(ロッカーは全滅、丸の内中央口の改札内に荷物一時預かり所があったのでそこにあずけた。荷物一つ700円。大きいと1000円。)
そこから亀戸に移動。
梅の時期に天満宮を訪れたことが今まで一度もなかったので良い機会に恵まれたと思う。
なお、この日はものすごく夏日で暑く、コート来てるのが馬鹿らしい気候だった。
けっこう汗だくになった。
この亀戸、
ものすごく好きな「珈琲道場 侍」という珈琲屋があるのだが(過去に三度訪れている)
今回は時間的にギリギリで行かなかった。
フレーバーコーヒーがものすごく美味しいので、
興味を持たれた方はぜひ。
*・*・*
8. FSSに出てきたグルメ巡り東京編.3
春水堂 渋谷マークシティ店
ツバンツヒさんがラキシスにあげたタピオカ鉄観音のお店!
コンビニのやつしか飲んだことなかったから衝撃をうける(今更ァ~・・・・・)
春水堂、北陸にも進出してくれないかな・・・・
(ところで春水堂の制服ってかわいいよね
そんなこんなでフラフラしつつ
再度、表参道まで行き、またエルメのイスパハンを
今度は6時間保冷剤を頼んで石川まで持ち帰るのであった
雑な旅行記ですが、こんな感じで締め。