一歩前進。はるまき家インターン

金沢星稜大学 経済学科 2年 北川 大雅

出会い

「ちなみに、サウナとか好き?」
私と はるまき家さんとの出会いは、先輩からのこの一言でした。
暑い日差しにうなだれる中、私のLINEにイベントのお誘いがありました。
「縁日イベントを ”れもん湯” の方でやるんだけど、運営の大学生が足りていなくて...」
イベント終わりにサウナでもどう?と続けてのお誘いにすかさず「行けます!」と答えてしまいました。
着の身着のまま、イベントに駆けつけてみると、そこには真っ赤なフードトラックがありました。 
私は、ただの代役なんだろうなと思い、腑抜けた顔で皆さんに挨拶をしていました。
そしたらいきなり、
「今日の目標は?」と さとおさんから聞かれ、虚を突かれてしまいました。
イベントのお手伝いで目標...?考えもしなかったことだったのですが、実はとても大切なことでした。何気ない接客や呼び込みが、目標というフィルターを通せば、多くの学びを得る機会となったのです。
その日学んだことは
“目標によって反省が生まれ、改善へと繋がる”
思ってもみない学びばかりで、さとおさんの考え方にますます興味が湧いてきました。

このような刺激的な経験を経て、イベント後のサウナで自然と次のステップについて考えるようになりました。そして、さとおさんからネクストア クションを聞かれたとき、思わず「インターン をさせて下さい!」と頼み込むと、快く承諾してくれました。
全ては”れもん湯”さんのイベントから始まったのです。

 出発

8月17日、インターン1日目。アラームが8時30分に鳴り響き、私は眠たい目をこすりながらベッドから出ました。まるで夢の中にいるような感覚が残り、現実に引き戻される瞬間、心臓の鼓動が少し早くなるのを感じました。スケジュールの通知を見つめると、「インターン 10時〜」という文字が、まるで私を責めるかのように目に飛び込んできました。焦りが一気に募り、急いで支度を整えました。鏡の前に立つと、目の下にうっすらとできたクマが、自分の不安を映し出しているかのように見えました。「本当にできるのだろうか?」「周りの人たちとうまくコミュニケーションが取れるのだろうか?」その問いが、心の中で静かに渦巻いていました。
ガレージに向かう道すがら、いつもは軽々とかかるバイクのスターターが、今日は重く感じました。この感覚は、緊張と不安が入り混じったせいかもしれません。照りつける太陽が、私の心の焦りをさらに増幅させているようでした。バイクを走らせながら、心の中には「すべてがうまくいったらいいな」という期待と、「失敗したらどうしよう」という恐怖が交錯していました。エンジン音が、まるで私の心拍数を加速させるように響き、少しでもポジティブな考えを持つよう自分に言い聞かせましたが、心の底には不安が渦巻いていました。

そんな中、私は次のような目標を考えていました。
● 接客とは何かを20個以上学ぶ  
● 接客のマイルールを作る  
● 自分の長所を新しく見つける  

課題  
● 15人以上の人と会話をする  
● 初対面の方との話し方を習得する  
● すべてのお客様と目を見て接客し、なるべく笑顔を絶やさない  

私の不安がここまで大きい理由は、根本に人見知りという性格があるからです。普段の生活でも初対面の人と話すのは緊張することが多く、自分を変えたいと思いながらも、その一歩を踏み出すことができずにいました。そんな自分を変えるために、コミュニケーションに重点を置いた目標を立てることにしました。これが私にとっての新たな挑戦であり、恐怖と期待が交錯する瞬間でした。
さとおさんとフードトラックへと乗り込み、エプロンとキャップを被って、いざインターン開始となりました。私の役割は、レジ業務を担当し、お客様と会話を弾ませながら楽しんでもらうことです。自分の人見知りの性格を考えると、この役割が果たせるのか不安でいっぱいでした。お客様とのコミュニケーションは、常に挑戦であり、特に初対面の人と会話をすることは緊張を伴うものでした。その日は、どうやってお客様と楽しい会話を展開し、彼らに素敵な体験を提供できるのか、まるで暗闇の中を手探りで進むような心持ちでした。
心の中で期待と不安が交錯しながら、私は新たな一歩を踏み出す準備をしていました。どこか遠い世界へ旅立つような、不安と希望の入り混じった感情が私を包み込み、あの日の太陽の光が、私の心の奥深くに静かに浸透していくのを感じました。これからの出来事が、私自身をどう変えていくのか、まだ見ぬ未来に胸を高鳴らせながら、私は一歩を踏み出しました。
インターンが始まった日のことを、今でも鮮明に思い出します。さとおさんの言葉が、私の心に深く刻まれました。「少しかたいなー。お客様に"ありがとう"と喜んでもらえるような接客を心がけて」。その瞬間、頭の中で小さな疑念が芽生えました。「でも、そんなことができるのだろうか?」と。普段のアルバイトでは、定型文に従った接客が私のスタイルでした。感情を持ち込む余地など、微塵もなかったのです。
しかし、実際にその場に立つと、緊張と不安が私を飲み込んでいきました。お客様が来るたび、心臓が鼓動を早め、声は小さく震えてしまいます。お会計の際、脳裏にはマニュアルが回り続けているのに、口から出てくるのはただの定型文。心の奥底で「もっと会話をしなければ」と焦る気持ちが渦巻いていました。それでも、お客様の笑顔を見たいという思いと、自分の表情が硬くなることとの間で、私は苦しみました。
ある日、フードトラックに訪れたお年寄りのお客様が、明るい笑顔を浮かべていました。その瞬間、私もその笑顔に応えたかったのですが、言葉は出てこず、お会計を進めるだけになってしまったのです。「6本セット、お願いします」と彼女が言ったとき、私の返事は「ありがとうございます」と、まるで感情の抜け落ちたロボットのようでした。声は次第に小さくなり、お客様に聞き返される始末。自信を失った私は、ただお金を受け取るだけの存在になってしまいました。その瞬間、心の中で「もっと会話を弾ませるべきだった」と後悔が押し寄せてきました。お客様を楽しませるという目標を自らの手で逃してしまったのです。
彼らが去った後、私は自分を責めました。「どうしてもっと相手を思いやる接客ができなかったのだろう」「なぜもっと質問をしなかったのか」と。失敗が積み重なる中で、私はますます自信を失い、次のお客様への対応が恐怖となっていくのを感じました。
その日、50人以上のお客様が来店しました。つまり、50回以上の挑戦のチャンスがあったのです。しかし、どんなに素晴らしいコースのボールが目の前にあっても、私は挑戦することを恐れ、バットを振ることができませんでした。大学に入って以来、これほど悔しい経験はありませんでした。人見知りである自分を自覚していても、その壁を乗り越えることがこれほど難しいとは思いもしませんでした。お客様に楽しんでもらうどころか、彼らに快適さすら提供できなかったのです。
私の中には、「接客は丁寧であるべき」という固定観念がありました。しかし、実際には楽しさや会話の弾みが求められていることを理解していませんでした。この経験を通じて、学ぶべきことがたくさんあると気づいたものの、それを実践する勇気が持てず、無力感が心の中で膨れ上がっていくのを感じます。私の心は、まるで空っぽのフードトラックのように、温かさを失っていたのです。

挑戦への決意
挑戦をすることの重要性を、私はこの瞬間に身をもって感じました。人生の数々のチャンスボールが、まるで私を誘うかのように目の前を通り過ぎていったのに、私はいつも理由をつけてそれを逃してしまいました。今日の接客で悔しかったのは、単にコミュニケーションがうまくできなかったからではありません。本当の悔しさは、挑戦のチャンスに全く挑めなかった自分に対するものでした。そんな私に、さとおさんがかけてくれた言葉が、今も心の奥に響いています。
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
この言葉は、私の心に新たな光をもたらし、重い霧を晴らしてくれました。
それまで私は、できなかった自分や失敗に囚われ、過去ばかりを振り返る日々を送っていました。挑戦に飛び込むときでさえ、過去の影に怯え、同じ場所でただ足踏みをしているような感覚に陥っていたのです。しかし、挑戦するためには過去を忘れ、今を生きることが必要だと学びました。抱えていた不安や恐怖は、実は自分が作り出したものであり、それに真正面から向き合うことで克服できると気づいたのです。

お弁当をもらう私

行動を続ける
自己採点をすることで、何ができたのか、何ができなかったのかを見つめ直す良い機会となりました。そこで気づいたことは、人生はアウトプットし続けるしかないということでした。どんなに失敗しても、恥ずかしくても、それは全て学びの一部なのです。止まってしまうことは、現状維持ではなく、成長を止めることだということを、心の底から痛感しました。
今日の評価は60点です。学びを20個以上見つけるという目標しか達成できなかったため、本当は30点だと自分では思っていました。さとおさんに30点の理由を尋ねられたとき、私はこれまで自分が逃げ続けてきたこと、そのことに心から後悔していること、そして今日もまた逃げてしまったことを打ち明けました。自分が同じミスを繰り返してしまうことが恥ずかしく、心が痛みました。
しかし、さとおさんは優しく微笑みながら、「自己開示ができるというのも1つの成果だよ。そんな自分に30点を加点してあげよう」と言ってくださいました。その瞬間、私の心の奥に温かい光をもたらしました。そのとき、さとおさんがどんな道でも進んでいける理由が、少しだけ分かった気がしました。
私の心の中には、いつもネガティブなインナーボイスが存在します。今日も失敗のことばかり考え、そのことを自分で責め続けていました。「また失敗するかも…」と、その声が頭の中で響きます。しかし、さとおさんと話すと、必ず良い面やどうすればできるかという道筋が見えてきます。今日もうまくいかなかったことが多かったですが、過去ばかりを責めるのではなく、今日できたことに心を向けたいと思わされました。

リトライ

 8月23日、インターンの2日目。

再び訪れたその日、私の心の奥底には「今日こそは頑張ろう」という決意が芽生えていました。しかし、前回の失敗が頭をよぎり、ベッドから体を起こすことすらできませんでした。高校生の頃からというもの、私はいつしか“逃げ癖”がついてしまったのです。その思いのトリガーは、まさにベッドから出る瞬間。正直、行くべきかどうか悩みました。行かない方が楽なのは明白でしたから。
それでも、迷った末に行くことを選んだ理由について、いつかじっくり考えたいと思っています。鏡の前に立ち、「今日は大丈夫かな」と自分に問いかける顔は、緊張と期待が入り混じっていました。前回の失敗を糧に、成長を目指そうと決意しました。そこで、私は以下の目標を立てました。
●10回以上の失敗をすること  
●学びを30個得ること  
●5人のお客様を喜ばせること  
●自己表現をできたと思える機会を3回持つこと  

フードトラックに到着すると、さとおさんが忙しそうに準備を進めていました。私は、今日こそはお客様に喜んでもらえる接客をするという目標を心に刻みました。さとおさんから「お客様に“ありがとう”と言ってもらえるような接客を心がけて」とアドバイスを受け、その言葉が頭の中で響き続けました。
今日の業務では、朝のうちから挑戦することに注力しました。少し恥ずかしさを感じながらも、お客様に話しかける勇気を振り絞ったのです。そんな中、ふと目の前に立つお客様が私を見て「ありがとう」と言ってくれた瞬間、まるで自分の存在を認めてもらえたような温かい気持ちが胸に広がりました。
私が投げかけた会話には、正直、上手くいかなかった部分も数多くありました。それでも、挑戦すること自体に意味があるのだと、改めて実感させられました。

学び

この日、私が学んだことは大きく3つあります。  
①マイノリティになること  
②環境は人を変える  
③与える精神  
これらの学びは、私が何を大切に生きていくかということに、深い影響を与えてくれました。

①マイノリティになること  
さとおさんが営業時代に全国1位になった理由を、皆さんは知りたくないでしょうか?それは、人と違うことを徹底してやり抜くことにあるのです。なんとも単純に思えるその言葉が、私の心の中で大きな波紋を広げました。合理的でありながら、実際には非常に難しいことでもあります。なぜなら、ある会社で業績が伸びないとき、同じやり方を続けていても結果は決して変わらないからです。むしろ、全く違う方法でその戦況を打破しなければならないのです。
その瞬間、私は自分の心の中で葛藤を感じました。他の社員から理解されない方法に挑戦することや、上司の命令に逆らうことは、どうしても気が引けてしまいます。私もこの話を聞いたとき、他の方法を考えるのは面倒だし、命令通りにこなす方が楽なのではないかと考えてしまいました。それでも、心の奥深くで何かが揺さぶられる感覚がありました。他と同じやり方で1位を取ることは不可能だという事実に気づいたのです。
どうして、ある人が1位になり、別の人がそうなれないのか。その答えは、普通にやることと上手くいったことの違いを見つけ、その差異を伸ばし続けることにあります。私はその時、成功への道筋がそこにあると感じました。些細な違いも積み重ねることで、どんな人でもその人ならではの味を際立たせることができるのです。そして、その瞬間、私の心に火が灯りました。
他と違うことをやり抜き、マイノリティになるためのハングリー精神が必要だと痛感しました。それは、他人に流されず、自分の道を切り開くための勇気を持つこと。そうした挑戦の先に、本当の成長が待っているのだと、心の底から感じることができました。

②環境は人を変える。
私はなぜ、高校生のときに学校から逃げてしまったのか。そして、逆に、なぜそんな自分が今朝インターンから逃げなかったのか。この二つの問いについて、心の奥底から掘り下げてみたいと思います。
高校時代、教室に足を踏み入れるたびに胸が締め付けられるような感覚を覚えました。周りの目が気になり、勉強が上手くいかない自分に対する苛立ちと、無力感が交錯していました。「どうせ自分にはできない」と思うたびに、意志の力は萎えていき、ついには逃げることを選んでしまったのです。自信のなさが、私をその場から引き離していったのだと、今では理解しています。
しかし、さとおさんの言葉が私に新たな視点を与えてくれました。「人の脳は本能的に変化を嫌う」という考え方です。この言葉が、私の心に深く響きました。変化を続けるためには、環境を変え続けることが必要だと。そして、変化を嫌う脳も、あまりにも多くの変化を経験すると、逆に麻痺してしまうのだと知ったとき、心が軽くなるのを感じました。
その瞬間、私の中に変化への扉が開かれたように思いました。今日の朝、私はまさにその扉の前に立っていたのです。大学に入学し、5週間の東南アジアへのバックパッカー生活に挑戦したり、インターンへの参加を決めたりと、数々の変化が私を形作ってきました。それらの経験が、変化のハードルを少しずつ下げてくれたのです。
特に東南アジア旅行では、何も考えずに飛び込んだ私が、次第に挑戦の連続を楽しむ自分に変わっていくのを感じました。旅を共にした仲間たちは、インターネットで出会った人たちで、顔も名前も知らないままでした。そんな不安の中、言葉が通じない異国の地での移動は、まるで迷路をさまようようなものでした。宿を探し、食事をする際の言葉の壁や、値段交渉の微妙なニュアンスに翻弄される日々。全てが新鮮で、驚きが絶えませんでした。しかし、その中にあったのは、ただの不安だけではなく、深い楽しさもあったのです。
この旅の中で、私は初めて「挑戦してみてよかった」と心から感じることができました。新しい経験に飛び込むことで、私の心に芽生えたのは確かな成長でした。また、れもん湯さんのイベントに参加したときも、未知の世界に飛び込むことで、思いもよらない学びを得ることができました。それが、はるまき家さんへのインターンのきっかけにもなったのです。
少しずつでもいいから変化を取り入れること、そして勇気を出して飛び込んでみること。これこそが、最も身近で、最も自分を変えてくれる方法なのだと気づきました。これを読んでいる皆さんも、騙されたと思って日々の生活にちょっとした変化を加えてみませんか?お昼ご飯に何を食べるか、いつも使わない道を通ること…本当に些細なことでも、そんな小さな挑戦の積み重ねが、やがて大きな変化へと繋がるのではないかと思います。

➂与える精神
世の中には3パターンの人がいると、さとおさんは言います。
テイカー(得る人)・ギバー(与える人)・マッチャー(ギブ・アンド・テイクのバランスを取る人)
成功する順番は、どの順だと思いますか。
1番はギバー
2番はマッチャー
3番はテイカー
とここまでは、おおよそ理解できると思います。しかし、4番目(最も成功しづらい)にもギバーが来るのだというのです。
1番目と2番目のギバーは何が違うのでしょうか。それは、自己犠牲として与えるのか、他者志向(自分と相手の利益の双方に興味がある)として与えているのかという違いです。
自己犠牲というと、素晴らしいように思えますが、その人自身は報われない事が多いです。むしろ、テイカーに利用されてしまうかもしれません。
ところが、他者志向となると、相手を幸せに出来ると共に、自分の幸せにも繋げることができます。ただ、簡単にはできません。どのギブにベットするのかという嗅覚が肝心となるのだと思います。
はるまき家さんでの2日間、私はそのギバーとしての生き方に心を打たれました。はるまきを売るだけのお店ではなく、そこには温かなコミュニケーションが生まれる場所がありました。さとおの姿勢は、まさに他者志向のギバーそのものでした。お客さんの笑顔を見つめながら、心を込めて料理を作り、心地よい会話を交わす。その瞬間、さとおさん自身もとても楽しそうだと感じました。相手を思い、与えることが自分自身をも豊かにすることを心から実感したのです。
これからの私は、どのような人生を歩みたいのか。ギバーとしての生き方を模索する中で、自己犠牲ではなく、関わる全ての人が幸せになれるような存在になりたいと思いました。
自分の感情を大切にしながらも、他者の気持ちにも寄り添うことができる、そんな存在になりたいのです。相手の笑顔を見つけることが、私の心の栄養になるような生き方を目指していきたいです。
日々の小さな瞬間にも、ギブを見つける嗅覚を磨き、適切なタイミングで心を込めて与えられるよう成長したいと思います。はるまき家さんでの経験を胸に、これからの人生で他者との関係を大切にし、自分のギブが周囲の人々へも派生していけるようになりたいです。

ボロボロになりながらも、最後に食べた春巻きは疲労と達成感と充実した思いで、今までで一番の味でした。


終わりに
今日の評価は60点です。昨日と同じかなと思った方も多いと思います。ですが、今日の60点は前回と多くの点で違います。
前回の評価は、目標に対する正当な評価とは言えませんでした。つまりサービスで60点にしてあげたとも言えます。しかし今回は、10回以上の失敗と学びの目標を達成し、喜ばせるという目標も一部達成できたことによる妥協なしの点数で採点させてもらいました。
点数としては成長していないように見えるかもしれませんが、その中身には確かな成長が宿っています。私の「らしさ」が表現されていると感じるのです。この2日間、私は上手く接客ができず、メンタルもボロボロで、できない自分から逃げたくなる瞬間もありました。心の中で「もうやめたい」と叫ぶ自分と向き合う中で、自分を受け入れる勇気を、さとおさんから学びました。
過去の私は、自己否定の渦に巻き込まれていました。何もできない自分を責め続け、長所を見つけることすらできなかったのです。周囲の期待に応えられない自分を、ずっと隠し続けていました。しかし、さとおさんの姿勢を見ているうちに、少しずつその考え方が変わっていきました。さとおさんは、失敗を恐れず挑戦する姿を見せてくれました。自分を責めるのではなく、受け入れることで初めて次のステップに進むことができるのだと気付かされたのです。
今、私は自分の挑戦を少し誇りに思えます。何度も逃げてきた自分が、今日立ち向かうことができた。そんな自分を認め、今からでも立ち上がって進んでいけることを実感できたことは、私にとって大きな意味を持ちます。自分がダメだと思っていた過去の自分を、今は受け入れてあげられるようになりました。
この2日間という何気ない期間が、こんなにも深い意味を持つとは思いもよりませんでした。時間が一瞬で過ぎ去ってしまうこともある中で、この体験が私に与えてくれたものの大きさに、驚きを隠せません。そのきっかけを与えてくれたれもん湯さんとおぐさんには、心から感謝しています。あのきっかけがなければ、私はここまで自分を受け入れる勇気を持つことができなかったでしょう。
もし、このレポートを読んで、少しでもはるまき家さんインターンに興味を持った大学生の方がいれば、是非 さとおさんに話してみてください。チャンスは決して止まってくれません。人生の中で出会うことのできた奇跡のような瞬間を掴むために、一歩踏み出してみてください。あなたの「らしさ」を見つける旅が、きっと始まるはずです。

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