本質を捉える大切さを噛みしめる!
私は、最近「本質」についてよく考える。
なぜかというと、今学校教育関係で話題になっている校則や部活動、労働環境、教員採用試験の受験者数の減少などの問題に対しての対処は、本質を考えた議論や改善になっているのだろうか。
私には、目に見える部分だけを少し修正したり、マニュアル化したりして終わりという風になっている気がしてたまらない。
世界一幸せな国フィンランドの教育が今注目されていて、もちろんいい面も多いだろう。しかし、「○○がいいから日本も採用しよう」といった簡単な話なのだろうか。そうではなく、○○を導入した意図や導入後の成果などその考え方を日本の教育に生かす方が得策ではないのだろうか。フィンランドの教育を日本でもやるのなら、フィンランドの教育を受けたい日本人がフィンランドに直接行って受ければいいのではないのか。
もちろん、問題意識を持って物事を見つめることもスキルであり、大切なことである。本当に日本の教育をよりよくしたいなら、問題意識を持った事象に対し、本質を向き合う勇気を持ちたい。