aikoを22年聴いている
こんなに長い間自分の圧倒的1番でいてくれた歌手はaikoが初めてでaikoが終わり。Spotifyでいつでもどこでもaikoが隣で歌ってくれる。
Spotify一択
noteとSpotifyのすきなもの同士コラボ、とっても嬉しいです。
こちらを見かけて、すぐに書きたかったけど
3曲ってとってもむずいのでギリギリになってしまいました。
aiko
22年前、3枚目のシングル「花火」が全国区となって
娘を産んですぐの私のところにも、その唯一無二の声とメロディーが届きました。耳で聴いて即「これはすごい!」って心が躍って、必死に名前と曲目を覚えて、当時目の前にあったCDレンタルに駆け込んで「aiko」のCDを借りて聴いた。そこからずっと私の1番の存在です。
スキな曲 第3位「あられ」
2006年リリース、7枚目のアルバム「彼女」の
9曲めに収録されている「あられ」。
8曲目「ひとりよがり」は、このアルバムの中で一番憂いがある曲で、そこから10曲目の壮大なバラード「スター」に流れていくにはこれ以上ないタイミングで「あられ」が入っているな、という印象。
アルバムの曲順で聴かないこともあるけど、このアルバムは曲順で聴くのが好き。特にこの8~10曲目の運び方は、なかなかやるなあと思います。
aikoのアルバムは、基本最初と最後の曲にインパクトがあって、ライブでも盛り上がるし、最初はそこを多めに聴いてしまいがちです。
もちろんこのアルバムでも「シャッター」と「瞳」は、今でも名曲として人気があるけど、私はそれと同じくらい「あられ」は名曲だと思ってます。
サビの歌詞とメロディーが綺麗で儚くて、特に歌詞の
「集まった星くずのような想いがチリとなって」は
「花火」の「夏の正座にぶら下がって 上から花火を見下ろして」
に並ぶ情景表現なのではないでしょうか。
あまりの衝撃に、夜、外に出て「あられ」を何度もリピートしながら歩き回りました。今でも「あられ」を聴いて夜の散歩をするのが好き。
いつかまたライブで歌って欲しいです。
スキな曲 第2位「いつもあたしは」
2011年リリース、28枚目の両A面シングル
「恋のスーパーボール/ホーム」のカップリング曲として収録されている「いつもあたしは」。
ほぼイントロが無い状態でピアノの後すぐに歌が始まります。
私はどなたの曲でも、基本、バラードが好きです。
この曲がリリースされた頃は、入院して退院して、自分の感情のやりくりが辛く、生きてるだけで精一杯だったからか、このCDをじっくり聴いたことがありませんでした。この曲を知ったのは、リリースから5~6年後かも。
まず、ピアノとヴォーカルだけのシンプルな始まりが好き。歌詞は穏やかなようで苦しいようで、いろんな気持ちが複雑に絡まっていてすごく切ないです。でも穏やかで優しい旋律、っていうのがたまらないなあと思います。
私が行っていないライブで歌われていて、DVDでは観れるんですけど
一生に一度でもいいので、aikoの生「いつもあたしは」を佐藤さんのピアノで聴きたい。アウトロのピアノも最高なんです。私の夢の詰まった曲。
カラオケで歌うととっても心地良くてすごく大好きです。
レア曲かもしれないけど、だからこそもっとみんなに知って欲しい。
スキな曲 第1位「ドライブモード」
もうこれ以外ありません!
2018年リリース、13枚目のアルバム「湿った夏の始まり」の
6曲目に収録の「ドライブモード」。
いつも言いますが、正直なところ、歌詞は何のことを言ってるのかちんぷんかんぷんな印象があって、でもそういうところが爽快でアガるメロディー& OSTER projectさんのおもちゃ箱をひっくり返したような編曲にもぴったりハマっていて、aikoの曲でこういったジャンルって珍しいなと思いました。
このアルバムが出た頃は仕事で相当落ち込んでいて、自分はどうしてうまくいかないんだろうって帰り道によく泣いてました。でも、「ドライブモード」を聴いていると、そういうことがどうでもよくなってくるくらい気持ちを引き上げてくれて、家の近くの川沿いを、月を見ながら歩いて、坂道を上ったころにはウキウキになっていました。
この曲って、私の一日をリセットしてくれるなあって気付いてすごく大好きになったし、その年のツアーは、なんとなく行くのやめようかなって思ってたけど、「ドライブモードが聴きたい」という気持ちに変わって、結局、観に行っちゃいました。
そして、この曲を演奏する佐藤さんを観たことで、今までほぼ外見にしか注目してなかったけど、佐藤さんの演奏ってすごい!って感動してしまって。ZIGGYなどいろんな方々とのステージを観に行くきっかけ、自分が生きたいように生きて行っていいんだと思えたきっかけにもなったので、「ドライブモード」の存在は、私にとって本当に大切です。
毎日モヤモヤすることがいっぱいだけど、「ドライブモード」を聴いていれば、誰かに元気の出る言葉をもらった時のような気持ちになって、独りで音楽を聴いてるだけでものすごく楽しい気持ちになれる。すごくないですか。
この曲があれば、私はどんな時でも大丈夫、って思えたことが嬉しくて、それまでなかなか決められなかった「aikoで一番好きな曲」を堂々と「ドライブモードです!」と言えるようになりました。
このことをaikoちゃんに伝えるべく、お手紙やSNSに何回「ドライブモード」って文字を書いたり打ったりしたことか。それがちゃんとaikoちゃんに通じたんだな、と思えた日のことは、私の宝物の思い出だし、お守りです。
なんでこの曲はそういう力を持っているんだろうな、って思ってたんですけど、詩先で曲作りをするaikoちゃんが、初めて曲先で作った作品だそうです。後にFM802のキャンペーンソングとして「メロンソーダ」っていう曲先の作品を発表しますが、最初は「ドライブモード」が候補だったとのこと。
とりあえず聴いてみてください、イントロでわかります。
あと100曲は書きたいくらいだけど、3曲どうしても、っていうなら・・っていう選曲をしました。沢山の人にaikoの名曲を知って欲しい!!
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