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男闘呼組 2023 THE LAST LIVE

男闘呼組再結成と解散、Rockon Social Club。
こちらの続き。

男闘呼組とRockon Social Club

東京のライブに行きたかった。
私はaikoちゃんと佐藤さんを全力で応援していて、男闘呼組の遠征をするお小遣いが無かったから諦めた。
でも、間もなく「Tokyo Records Presents Rockon Social Club Secret Party」というライブが発表された。なんだかきな臭い感じはした。もしかするとゲストで男闘呼組が登場するのではないか、って。

私はアホなので、福岡公演のチケットがとれたのにコンビニの支払いを忘れてしまう。ちょっと色々あって精神的にも大変だったから、あまり考えることが出来なくっていて。
でも、男闘呼組のメンバーを中心としたRockon Social Clubが結成されてアルバムも出すとのお知らせが入ってきて、これからもこの4人が一緒に音楽を続けるんだと思うと、嬉しくてたまらない。

金スマ

どうして再結成してくれたのかな。嬉しさと興奮の半面、そこがすごく気になった。そんな矢先に放送された『金スマ』。

中居正広さんは男闘呼組のことを慕っていて、『音楽の日』の収録の時に再会を果たしていた。体調が心配だったけど、『金スマ』であらためて男闘呼組と再会して嬉しそうな中居さんの様子、感動したなあ。

番組では再現ドラマで今までのことを辿ってくれた。
成田さんと徐々に距離を縮めていくメンバーの描写は、胸がいっぱいになった。こんなに愛情深い絆で結ばれている人たちだったなんて。
活動休止になった時、何もわからないから自分の想像だけで「この人たちは不仲だった」という答えを作り上げてしまったけど、そうじゃなかった。
30年経って、こんな形で答え合わせができるなんて思ってもいなかったし、人の愛っていいなって思って、『音楽の日』よりも泣いた。

あの頃の、ショックで傷ついて落ち込んだ自分に「大丈夫だよ」って伝えてあげたい。たっぷり待たないといけないけど、最高のご褒美がくるんだよって教えてあげたくなる。

男闘呼組 2023 THE LAST LIVE 福岡公演

2023年6月2日(金)、福岡サンパレスホテル&ホール。
サンパレスはaikoちゃんのライブを観るところでしかなかったけど、まさか男闘呼組でここに足を運ぶとは。

今回のツアーは、活動休止の時に予定されていた場所を中心に回ると聞いた。愛だなあ。午後休をとって参戦。夜の部だけのつもりが、直前に、昼の部も参戦することにした。遠征はできないし、解散してしまう前に聴けるだけ聴いておきたくて。なんだか恥ずかしくって、誰にも言えなかったけど。

直前にチケットをとった昼の部は、3階席の後ろのほう。初めて観に行った時もこんなかんじだったなあ、と思うと、この座席で良かったという気持ち。初心。

開演の15時になると、すぐに始まった。(夜の部は18時から。)
ステージに、待ちに待った男闘呼組の4人がいて、懐かしい曲をバンバン繰り出していく。すごい。

私は他の人よりも、ライブ中に涙を出さない人だと思う。ピンポイントで号泣することがあるけど、泣きっぱなしっていうことがない。だって、嬉しくて楽しくなっちゃうから。今回も、事前にYouTubeで曲を聴いてたら嬉しくて元気になっちゃって、たぶん笑いながら観るんだろうな、って思った。
でも昼の部は、ほとんどずっと号泣してた。だってあの頃好きだった曲ばっかりやってくれるから。想定外の感動・・30年ぶりだからかな。

高校時代、みんなと男闘呼組の誰が好きか打ち明け合って盛り上がったこととか、推し被りの子が変なマウントを取ってきたこととかを思い出した。

推し被りの子はたしか、
「あたしはねー、みんなと違うの。みんなは昭次の顔が好きなんでしょ。あたしはさ、昭次のギターが好きなわけ。顔じゃないんだよね」
私は、昭次くんの顔めっちゃかっこいいんだから、顔が好きでもぜんぜんいいじゃん・・って思ってた。
その子は「昭次のギターが好き」と言い放ってたけど、ギターのことについて一度も語ったことは無かったな(笑)
強がって「自分が一番のファン」て思いたい気持ち、いいと思う。推しが大好きなら、そうなっちゃう瞬間があってもいいじゃん。

今の私は九州に住んでいて、推しと距離が遠すぎて、順番なんてつけてほしくないけど、つけるなら完全にビリだと思う。
でも時々、瞬間的に「いま優勝してる~~~」っていう変な感情が生まれる。aikoちゃんや佐藤さんと目が合った時とか。

勘違いかもしれなかったり、ぜんぜん大したことじゃなかったりしても、何かの瞬間に「大好き」が膨らみ過ぎておかしくなっちゃう。ヘンかもしれないけど、推しがいるからこその現象。
自分の感情をそこまでにさせてくれる推しがいることって素敵だなと思う。普段の生活でここまで幸せホルモンが出ることってないでしょう。

男闘呼組の歌と演奏を聴いていて、サンパレスの3階だと絶対に目が合わないし、視力弱すぎて表情もわからんけど「昭次くんに逢えた」っていうことが、あの日の優勝だった。誰かを蹴落とす「優勝」じゃなくって、そのくらい嬉しいということ。

そして、ファンひとりひとりのことを見れなくても、成田さんは何度も上を向いて手を組んで「ありがとう」の仕草を見せてくれた。
私は普段「aikoこっち向いて-!」とか必死になっちゃうけど、この日は「あの『ありがとう』の中に私もおるんやな」って思うだけで幸せ。

アンコールも好きな曲、聴きたかった曲が聴けた。サビを歌うのを私たちファンに委ねてくれて、みんなで大合唱した。その間も涙が止まらなくて、終わった後、めっちゃ酷い顔になってた。髪もなんかぼっさぼさだし。

夜の部

昼の部を観ているから、どこか余裕な感じの自分がいたけど、始まったらまた感極まってしまった。昼の部よりは落ち着いてたけど、やっぱり後半とアンコールは号泣してしまったな。
私ってこんなに泣けるんだ、ってびっくりした。aikoちゃんのライブに初めて来たとき「彼の落書き」からの「愛の病」を聴いて、ずっとずっと逢いたかった大好きなaikoちゃんが目の前にいてまぶしくって。あの時も同じくらい泣いた。それ以降は、一昨年の「ハニーメモリー」でかなり酷く泣いたかな。

不仲だと思ってた4人が、最高の愛情で繋がり続けていたことが嬉しかったし、私はこの人たちのことが本当に好きで、ずっと逢いたかったんだなあって思った。
30年も逢えなかった人と再会すると、こんなに胸がいっぱいになるんだね。

男闘呼組の皆さんは私のことなんて全く知らないけど、もう、そこに居てくれるだけでよかった。それに、これからもRockon Social Clubの活動が続く限り、また逢うチャンスをもらえると思うととっても嬉しい。

1年だけの再結成は名残惜しい気もするけど、この後のRockon Social Clubでずっと繋がっていくための大切な1年間なんだと思う。いきなり新しいバンドで出てこられたら戸惑ったかもしれない。いい流れだなあ。
サンパレスの外に、大好きな紫陽花が咲いていて、そこで成田さんのアクスタを持って写真を撮った。高校生の頃はアクスタとかスマホとか無かったなあ。

ライブを観ながら、30年前の自分とも再会した感覚。その自分と答え合わせをして、最高の一日になった。

NHK SONGS

この記事は少し前に書いてたんだけど
さきほど、テレビで男闘呼組のライブを観た。
男闘呼組のメドレーと、Rockon Social Clubのメドレー。
時間の関係でフルコーラスではなくメドレー形式だったけど、TIME ZONE~秋~DAYBREAKの流れは最高だった。
テレビを観ながら、4人の仲の良さを見るのはとても心地よいなあと思った。


男闘呼組の皆さん、
4人で帰ってきてくださって本当にありがとうございます。


■成田昭次「パズル」

作詞・作曲は寺岡呼人さん。
男闘呼組のことを書いた歌詞なのかな?って思いながら聴くと泣ける。

■男闘呼組オフィシャルサイト

下の方に、メンバーからのコメントが載っています。

男闘呼組 LAST FOREVER - 男闘呼組 (otokogumi.tokyo)

■Rockon Social Clubオフィシャルサイト

50代の新人バンド!

Rockon Social Club オフィシャルサイト

■成田商事オフィシャルサイト

成田さん、呼人さん、青山さんのバンド。
2022年のツアーは、なんとヨティ(芳賀義彦さん)も参加しててやばい!と思った!!成田さんとヨティ、観たかったあ~~~~

成田商事 - TOKYO RECORDS OFFICIAL SITE


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