CG初心者はBlenderに触れろ
はじめに
お久しぶりです、金太郎です。
普段は都内大手広告企業のクリエイターとしてCMを創っています。
映像制作をはじめとし日常にも使えるガジェットを発信しております。
よろしければご覧ください。
CG初心者はBlenderに触れろ
こちらとこちらのブログで紹介した様にVPは今後映像業界の当たり前になる。
それに伴いUnrealEngineを扱える者はかなり重宝される。
一方ここ数年でAIの進化によりCG背景はAIで生成される事もしばしば。
とは言えクライアントの要望によってはAIで賄えきれず現状もDCCツールを使用している。
DCCツールとはCGをイチから作るBlender、Maya、Max等のソフトだ。
そこで今後CGを覚えてハリウッドで映画を作れる人材になりたいとか国内のCMをもっと盛り上げたいとか意欲的な初心者には是非Blenderを勧める。
なぜならDCCツールの中で最もシンプルなインターフェースでCGを作成できるからだ。
MayaとかMaxになると複雑なインターフェースなので上級者向け。
だからCGを覚えるという意味でもBlenderが継続しやすいし、何よりMayaとMaxと違って無料で触れるソフトのためリスクなしで始められる。
俺は基本UEの担当だから、DCCをあまり触らず得意でもないがBlenderに関しては苦痛なく作業できる。
Blenderは本2冊とUdemyを購入し自分で覚える事ができた。
俺の会社ではメインツールはMayaだが個人によってはBlenderも良しとされるので、UEとDCCが触れるとこの時点で市場価値は高い。
これがゆくゆくVPの案件に携われる様になるとまさに「手に職状態」で引っ張りダコになる。
結論、今から映像やゲーム業界を目指す初心者の方は6割UEに力を入れ、4割Blenderに力を入れると質の高い人材になる。
やがては今後もアツいとされるVP界隈に参入できれば、輝く実績を手に入れ理想のキャリアを築く事ができる。
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UEとプラスアルファでDCCの専門家になれるチュートリアル
BlenderとUEを行き来する
UEにはデフォルトで揃っている沢山のオブジェクトがある。
UEではそれらを活用し「Details詳細」という項目から色んな数値や変数を弄って覚えるのが好ましい。
後はUEの中にあるBlueprintというプログラミング言語も触れると自分の可能性が広まる。
一方Blenderでいくつかオブジェクトを作る事ができたらそれをUEに展開するという一連の流れを繰り返し行う。
この行き来や応用ができるまでに最低1年はかかる。
それさえ乗り越えれば映像やゲーム業界に足を踏み入れ、徐々にAIコンテンツに触れていくのが現実的な道筋だ。
将来あなたと一緒に働ける日を心待ちにしています!
このブログでは今後も、生活改善となるガジェットを発信していきます。
それじゃまた!